第12話
年始に入り、仕事の前の準備をする事となった。
年始に入って、まずしなくてはならない事は非常食の買い込みである。タウリンやヴィダーもだが、カップ麺も買って置いた方がいざという時に役立つだろう。
こういう時はスーパーやドラッグストアでまとめ買いしたところだが、年始に入って間もないからだろうか、運の悪い事にどこもしまっていた。
遠出すればあるかも知れないが、出勤日までには然程、時間がない。
仕方なく、近くのセブンイレブンで冷凍やらインスタント麺などを買ってきてしまった。物価高もあるのでこの不必要な出費はかなりデカい。
それでも身体というものは正直なものでどうしようもなく、日頃から身体を動かしていれば、当然、腹が減るものだ。例え、それが買い物帰りであったとしても、腹は空く。
帰宅してから俺はBIGサイズのセブンイレブンブランドのカップヌードルに熱湯を注ぎ、3分待つ。
この間にする事もないので冷凍の餃子も電子レンジで温めておく。
今日はラーメンと餃子だ。ついでに米も欲しいが、帰る途中の小腹を満たす際にななチキと一緒に食べてしまった。
3分待ち、カップヌードルの麺を啜りながら、餃子を頬張る。
冷凍餃子のパッケージには調味料の類いはそのまま、食べれるとあったが、成る程・・・確かにこの餃子は調味料がなくとも肉汁の旨味で必要な味を補っている。
餃子を2個食べてから、俺は麺がなくなり、スープの残り汁だけになったカップヌードルの容器に残りの餃子を入れる。
まあ、所謂、水餃子擬きの完成だ。餃子もカップヌードルの汁を吸い、ジュワッとした肉汁からカップヌードルのスープを吸って、あっさりした出汁の水餃子擬きに生まれ変わる。こいつが意外と美味かった。
俺はスープに浸された餃子を頬張りながら翌日の事を考える。
明日には職場も稼働するのでまた慌ただしい毎日が始まるだろう。
こうして、また落ち着いて飯を食えるのはいつになるか解らない。
しばしの休日であったが、残り少ない時間をコーヒーでも飲みながら満喫するとしよう。
願わくば、今年も何事もなく、仕事で安全を第一に働けるように願うばかりである。
自炊出来ない社畜の限界グルメ 陰猫(改) @shadecat_custom5085
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