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  • 第3話への応援コメント

    佐藤宇佳子さま

    拝読しました。とても楽しく読めました。私は東北の田舎出身なので、ご年配を中心に「結婚」という一つの形にこだわる人もまだまだ多く、村居くんの気持ちもよく分かります。でも拙作でも描いたように私自身は「結婚観」に関して少しネガティブなタイプですので、美羽さんの気持ちも(もちろん全てではないですが)共感できるなぁ…と。そのもどかしさがとても良かったです。

    また、委員長が良いですね。二人とは違う形で自分の居場所を着々と築いていて、その対比がとても素敵でした。

    お酒の使い方もとてもチャーミングで思わず呑んでみたくなりました(下戸なので憧れですが)。良い作品ありがとうございました!

    作者からの返信

    赤ぺこさま

    こんにちは。拙作お読みいただき(というか、無理に読ませてしまったかも……)ありがとうございました。

    日常を共にすることを好ましく感じている男性からプロポーズされた女性がなぜか不安に駆られるという、『尾根ギアします』とシチュエーションを同じくした短編でした。ただ、私の作品がやや好戦的で読み手に優しさがないのに比べ、赤ぺこさまの作品はどこか小川洋子さんの雰囲気を感じさせる穏やかさにあふれていると思います。赤ぺこさまなら、どのように感じてくださるだろうかということに興味がありました。

    先に述べたように、私のなかで美羽の感じるもどかしさをうまくつかみきれていないところがあります。そのため、やや漠然とした雰囲気になっていますが、村居、美羽、中津留委員長、三者三様の生き方の対比を面白く感じていただけたのなら光栄です。

    お酒も、雰囲気を味わっていただけたのなら嬉しいです。

    星でのご評価もありがとうございました。

  • 第3話への応援コメント

    なんだか大きな流れに呑み込まれるような。それが普通なんだって両側から、天井から迫ってくる圧力。なんだか平衡感覚を失ったような、クラクラきて吸い込まれてしまいそうな感覚が伝わって来ました。
    感想として書くのも、ボクの感じることも的外れで、少しおかしいかもですけども。
    この感覚、久しぶりに覚えました。
    うん、村居くんが正しいんです。
    この感性と文章、素直に凄いなぁって思いました。

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ! わあ、一気に読んでくださいましたか、ありがとうございます。

    矢口こんたさまが感じてくださった、周囲が四方八方から圧力をかけてくる感じ、クラクラする感じ、私としてもとても興味深いです。

    的外れってことはないですよ。物語を読むということは、物語が読み手の経験や意識と混ざり合って新たに構築されたひとつの世界を味わうことだと思います。鮮烈なご感想をありがとうございます!

    村居っちと美羽は、お酒好きでは繋がるのですが、人生観とでも言いますか、個の在り方とでも言いますか、どうしても分かり合えないところがあります。美羽はそこにこだわって、自分の人生に村居っちを素直に迎え入れられないんですね。この先、どうなるんでしょうね。

    コメントありがとうございました。また、星でご評価もいただき、嬉しいです!

  • 第1話への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんばんはーっ!
    おー! バーでちょっと大人な雰囲気。良いですねーっ!
    臆病な川野、裕佳子ちゃんから誘った。村居くん、よく見てるー笑

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ! 拙作『ごう、ごうとうなる』にお越しいただき、ありがとうございます。

    場末の、あまり賑わうことのないショットバー。美羽の、お酒への情熱で見つけ出したちょっと良い感じのお店です。村居っちは川野とは仲良かったですからね。あの二人のこともよく見ていますね。

    コメントありがとうございました。

  • 第3話への応援コメント

    佐藤宇佳子 様

    先に読むか迷いましたが短編として楽もうという気持ちで読ませてもらいました。二人を脇役とは言うべきではなくて、もっと強く正しい言葉で言いたい気持ちになります。お酒を飲むという「作業」の中で、心の機微が見えてくる仕組みが素敵です。村居は悪くはなくて(繰り返しになりますが彼は脇役や敵役でもない)、ただ、考えを変えるほどには多分理解はできないだろうと感じました、残念だけど。「顔の穴」に見た美しく懐かしい景色から、暗い町に向かって進む彼女に今も吹き続けていいて、善い悪いとかではない何かが、美羽の耳に心地よく鳴っていると私は思いました。新しい感覚を与える短編をありがとうございました。
    完結おめでとうございます。

    作者からの返信

    尚乃さま

    こんにちは。『ごう、ごうとうなる』をお読みいただき、さらにコメントまで残してくださり、ありがとうございます。尚乃さまの言葉は、しばしば、自分にない観点をさらりと告げてくださり、考えるヒントを与えてくださります。
    はい、村居は悪くないです。わからない、だけなんですね。たぶん、美羽がどれだけうまく説明しても、我がこととして実感できる日はこないでしょう。他人と心の底から分かり合うことなんてできないんだということを飲み下したうえで、誰かと人生を共にする、その決心が今の美羽にはできない、そっちがきっと問題なんでしょうね。ふつうの生活を基準にすると。
    星でのご評価もありがとうございます。励みにさせていただきます!

  • 第3話への応援コメント

    初めまして!
    すごいなぁと感嘆しました。
    文章の向こうに霞むネオンが見えたような気がしました。
    美羽の抱える孤独を理解しようと何度も読み返していたのですが、どうにもまだ咀嚼しきれずに胸の内にとどまっております。
    ですがそれも丸ごと含めて大好きです。
    方言もかわいらしいし、もうリモンチェッロのくだりを読んでる時、ちょっと唾液がでました(笑
    ありがとうございました!

    「錫鳴き」って何やろう? ってYoutubeで調べてしばらく聞いていました。
    美羽が抱える孤独はこの音か?
    なんて。

    作者からの返信

    チューブラーベルズの庭さま

    こんにちは。拙作お読みいただき、誠にありがとうございます!

    まだまだ執筆始めたばかりで粗削りな作品なのですが、ご評価いただけるのは正直言ってとても嬉しいです。

    美羽の孤独については敢えて漠然と描写しているところがあるので、ここであれこれ書くのは控えておきますが、中心にあるのは、すっごく楽しいことを考えるときにどこかで同時に感じる寂しさ、みたいなものでしょうか(余計混乱させているかも ^^;)。

    リモンチェッロのくだりを気に入っていただき、嬉しいです。はい、なんといっても飲兵衛作品ですから(笑)

    錫鳴きって、もう言葉からして面白いと思いませんか? 

    星でご評価もいただき、ありがとうございました。とても励みになります!

  • 第1話への応援コメント

    はじめまして
    コメントさせていただきます(^^)

    お酒のお話のところの情景が浮かびます
    大人な雰囲気ですね(*´-`)

    私も美羽という名前で主人公に
    名前つけていたのでドキッと
    しちゃいました。
    ひと昔流行った名前ですよね^_^

    作者からの返信

    もちっぱちさま

    こんにちは! 拙作におこしいただき、ありがとうございます。コメントも嬉しいです。

    このふたりはお酒大好きな飲み仲間でして、お酒と雰囲気を楽しんでいます。その雰囲気を感じ取っていただき、ありがとうございます。

    おお、「美羽」つながりですか。「みう」にはいろんな字がありますが、たしかにはやった名前ですね。音が可愛いからでしょうか。

    この作品では出てきませんが、弓道が好きでそれがらみの話を書いています。もちっぱちさまの作品も、ゆっくりベースになっちゃいますが、楽しませていただきますね。

    コメントありがとうございました。

  • 第3話への応援コメント

    こんにちは。
    川野くんたちのお話の横で、ふたりはこんな風になっていたんですね。
    結婚という形が与えるものは、安定であったり、逆に固定される不安を感じさせたり、それが身近に見えてくるとまた多感になってしまったりしますね。
    彼らがどんな選択をするのかも興味深くなってきました。(次のお話では見えているのか、、また別の楽しみです)

    作者からの返信

    久里 琳さま

    こんにちは。こちらの作品もお読みいただき、どうもありがとうございます。

    そうなんです。あのふたりにも、こんなエピソードがありました。

    結婚って個と個を繋ぐことではないですからね。その契約に付随するとてつもなく大きなものに、まず、たじろいだり嫌悪感を抱いたりすることもありますよね。

    美羽がここで感じている漠然とした不安は、結婚制度に対する不安というよりも、結婚の持つポジティブなイメージに自分を当てはめてみることができないことや、安定のもつ不安定さへの恐怖のほうが大きいかもしれません。

    星でのご評価もありがとうございました。励みになります。

  • 第3話への応援コメント

    ごう、ごうとうなる音。ぽっかりと顔に開いた穴。印象的な描写でした。
    こういう過去の先に、未来があるのですねぇ。サイドストーリーとして読むと、また奥深いです。

    作者からの返信

    プラナリアさま

    こんにちは。わあ、お読みいただき、ありがとうございます!

    はい、短編として独立して読めるようにしましたが、実はイソヒヨドリのあの脇役ふたりが大人になってからの話です。あっけらかんとした美羽でしたが、彼女は彼女なりに生き辛さを抱えて悩んでいます。悩みのない人なんていないよねというお話でした。

    星でのご評価もいただき、ありがとうございました。

  • 第3話への応援コメント

    こんにちは。
    こちらの作品、気になっていました。
    自分の時間がなかなか取れないので、やっと拝読できました!

    すごく起伏のある物語、というわけではないですが、描かれている事がとても惹かれます。
    私も常々「普通」って何だろう、と思っている人間なので……ふたりの会話が興味深かったです✨

    お酒も色々と出てきたり(私は詳しくないのです)、こういう雰囲気のある作品を描かれたりされるのは素敵だなと感じました☺️

    読ませて下さって、ありがとうございます。

    (追伸。詩だけでなく小説も読んで下さって感謝いたします! もし雰囲気がお嫌いでなければ、もっと深く掘り下げた内容を、近況ノートに期間限定公開しています。気が向かれましたら😊)

    作者からの返信

    ヒニヨルさま

    こんにちは。拙作お読みいただき、どうもありがとうございます。

    ヒニヨルさまの詩と小説を拝読させていただき、弾力の感じられるような心理描写、心理につながる情景描写にうなりました。拙作を読んでいただくのは、嬉しくもあり、恥ずかしくもあります。

    普通の人なんていないんだよをテーマに執筆しています。もしも何かの折にぽっかりお時間ができたら、またお読みいただければ嬉しいです。星でのご評価もありがとうございました。

    pixiv掲載分の『いとしい袋綴じ』拝読いたしました。腑に落ちました。腑に落ちたので、僭越ながらレビューにまとめてみました(こういうレビューにしちゃってよいのかしら、と思いつつ……)。

  • 第3話への応援コメント

    こんにちは。

    前作、前々作と読ませていただきましたが、ここでも結婚するしないや普通の定義に考えさせれるお話でした。二人の基準のズレが明らかになり、そのままここで解決せず緩やかに日常に戻っていくのが波のようでいいなと思いました。
    完結、おめでとうございます。

    作者からの返信

    リオンさま

    こんにちは。こちら最後までお読みくださり、どうもありがとうございます! コメントもいただき、励みになります。

    みんなが何気なくできていることがなぜかできない、はっきりと何が変だと名付けられない些細な違和感が気になって、テーマにしてしまいます。今回は美羽が悩み、もてあましている空虚さのお話でした。

    「そのままここで解決せず緩やかに日常に戻っていくのが波のようでいいなと思いました」

    ありがとうございます。たいていのちょっとした違和感って、そんなものですよね。のどに刺さった細い細い小骨のように、ちくちくはするけれど、日常生活に支障があるほどではない。それを抱えて生きていかなきゃならない、でもしんどい、みたいな……。

    星でのご評価もありがとうございます!

  • 第1話への応援コメント

    おすすめより来ました。

    バーの雰囲気と九州弁がいいですねー、
    個人的にこういう地方色の強い作品には惹かれます。

    作者からの返信

    三流FLASH職人さま

    こんにちは。拙作にお越しいただき、コメントも書いていただき、ありがとうございます!

    バーの雰囲気と方言を気に入っていただいて、嬉しいです。

    バーはぼんやりとしたイメージを何とか形に起こしたので、こんな感じでいいのかしら、が常に付きまとっています。方言は、小説に取り入れる場合、どの程度取り込むかの塩梅が難しいですね。読み進めるのに苦痛にならず、独自の雰囲気を醸し出す効果が出ているのなら、良かったです (^^)

    ありがとうございました!

  • 第3話への応援コメント

    こんにちは。

    ここにも、普通になりきれない人がいました。
    テーマが「イソヒヨドリ」と通じるものがあって、良いです。

    七穂さんは、できる事、英会話教室を、このバーで、昼間にやっている。
    やりたい事を、手放さず、細く、握りしめている。えらい!

    ごう、ごうとうなる。
    なるほど、わかりました。
    村居くんの主張は、わかりやすい。
    彼は、普通がわの人なんでしょう。

    美羽さんは、村居くんが好きだけど、ずっと一緒にいて、そんな
    「安心している時からずっと、その裏には孤独ががっちり食いついちょる。」……結婚という枠組みに自分をずっぷり埋め込む事はできない。
    たとえ、村居くんが、仕事以外、ずっとそばにいてくれても、真っ黒い虚無が美羽をとらえて離さない───。

    だから、結婚したって駄目になる予感がする。

    自分は結婚にはむかない。そう訴えてるのに、村居くんには、届かない。
    二人の隔たりは、深い。

    好きなんだけど、ね。

    読み応えがあり、面白かったです!

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。最後まで通しでお読みいただき、嬉しいです! コメントもありがとうございます。

    七穂に限らず、人って変わるようで変わらないところがありますよね。変わることが悪いことではないのだけれど、なぜか、変わらないところを発見すると、ほっとしてしまいます。

    村居っちは、やや昔の、そして今でも田舎のほうでは根強い常識として生きている考えの代弁者です。他で彼がどう悩んでいるかはここでは語られませんが、こと結婚観に関しては、旧来の意識をそのまま引き継いで疑っておらず、美羽とは相いれない状態です。

    美羽の考えも、ちょっととんがってるというか、恋人同士になっていながらここまで結婚に抵抗することに、果たして理解が得られるものなのかわからないのですけれど。

    「読みごたえがあり」のお言葉、わああ嬉しいです! ありがとうございました。

    あ、しかも、レビューも書いてくださったのですね! なんと嬉しい! こちらもありがとうございました。

  • 第2話への応援コメント

    こんにちは。

    七穂さん。
    高校生の頃は常にぴりぴりとして、真っ向から正論を振りかざしてくる子。
    いまや、きびきびと動き、カフェバーを見事に切り回す人。
    オーナーから可愛がられているようだが、客が引けたときにふと彼女の顔に落ちる翳り、焦燥感。
    人生とは、思うようにいかない。
    生きるためには、食いつなぐ仕事が必要だ、という翳り。
    そして、これから自分はどこへ向かうのか、こうやって時間を使っていて良いのか、という焦燥感。

    魅力的なキャラクターです。
    共感できます。
    そして、七穂さんは、美羽さんの、結婚への言い表せぬ不快感(?)を、察してくれているのでしょう。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。コメント連投ありがとうございます。励みになっております。

    七穂が意外に魅力的な子になりました。高校一年のころ、掃除をさぼる川野たちに業を煮やして雑巾を持って追いかけていた子が、今やショットバーできびきびと働いています。魅力的なキャラクターですとのご評価、ありがとうございます!

    「そして、七穂さんは、美羽さんの、結婚への言い表せぬ不快感(?)を、察してくれているのでしょう」

    そうですね。美羽の様子に感ずるものがあり、ふたりの会話にさりげなく割り込んでいます。客の会話の邪魔をしないのが店の人間のあるべき姿勢なのかもしれませんが、同級生であるふたりの様子に自分の境遇を重ね合わせ、つい、少しだけ、美羽に助け舟を出してしまったという感じですね。

  • 第1話への応援コメント

    こんにちは。

    のっけから、飲み屋の良い雰囲気ですね!!
    「あいつ、ちゃらんぽらんに見えて、実はすげえ臆病もんやもん。たぶん、自分からは手を出すことすらできんかったんやないかな」
    ばれてーる……(;^ω^)

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。こちらにもおこしいただき、ありがとうございます!

    良い雰囲気の飲み屋って、ありますよね。のんびりまったり(つまりあまり混雑しない)、楽しくお酒が飲める(つまり放置してくれる)ショットバーをイメージしてみました。こんなお店あったら、私が行きたいです。

    村居っちは川野と仲良かったですからね。表に現れているものの少しだけ下の部分まで、他の人よりはよく見ておりました ( *´艸`)

  • 第1話への応援コメント

    佐藤宇佳子様、こんにちは。初めてコメントを書かせて頂きます、豆ははこと申します。
    犀川よう様の近況ノート欄でお名前を拝見しまして、ご著作を拝読したくお伺いいたしました。
    なんとも素敵な雰囲気のお店でございますね。オリーブの実をおつまみにしてお酒を頂きたくなりました。
    続きも拝読させて頂きます。

    作者からの返信

    豆ははこさま

    こんにちは。佐藤宇佳子と申します。拙作『ごう、ごうとうなる』にお越しいただき、またコメントもお寄せいただき、ありがとうございます。犀川ようさまとのお繋がりなのですね。

    作品には、基本、自分が飲みたいもの食べたいものを書いてしまうので、作者の飲んべえ加減がわかる仕様となっております、はい。

    第二話、三話もお読みくださり、さらには星でご評価までいただき、ありがとうございました。今後も精進してまいります。


  • 編集済

    第3話への応援コメント

    「私は駄目なん。ずっと一緒におるんは怖い。一緒におられるっちゅうことがもたらす安心感は花火みたいなもんで、そのあと――いや、ほんとうは安心している時からずっと、その裏には孤独ががっちり食いついちょる。安心感の表面の亀裂がぱくりと開くたびに、いっつもそれがこっちをのぞいちょる。なまじ、結婚という幸せの枠組みに入れられてしまったら、埋まることのないひび割れに二十四時間向き合わんといけん。それが辛い。私はあんたが思うより、ずっと寂しがりやけん、多分耐えられん」
     村居が困惑した表情になる。
    「よくわからん。わからんけど、でも、俺、美羽を寂しがらせるようなことは、せんよ? おまえがずっと一緒にいたいっち言うんなら、仕事んとき以外は、ほんとにずっと一緒におるよ?」
     
     宇佳子さんの書いていらっしゃる意味がなんとなく分かる気がします。
    「ずっと一緒におるんは怖い。一緒におられるっちゅうことがもたらす安心感は花火みたいなもんで」
     好き過ぎる人と結婚すると自分のものになった安心感で、ついつい安心しているが、いつも不安が?
     独身時代は完璧な姿で良い所だけ見せていられるけど……本当に男と女の関係は難しいですね😄

     宇佳子さんの繊細な人間描写勉強になります。
     完結、おめでとうございます!

    作者からの返信

    tamaちゃんさま

    こんにちは! 最後までお読みいただき、コメントもお寄せくださり、どうもありがとうございます! 励みになります。

    「好き過ぎる人と結婚すると自分のものになった安心感で、ついつい安心しているが、いつも不安が?」

    そう、美羽だって村居っちを「好き」であることは間違いないんですよね。誰よりも好きだと思っているんですが、でもその村居っちと常に一緒にいることはむしろ自分の孤独感をいや増しに増します。そういうジレンマを抱え、それなら一緒にいなけりゃいいと割り切る美羽でした。

    結婚って、いろんな意味で大変ですよね。

    星でのご評価もありがとうございました (*´∀`)ノ

  • 第3話への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんばんは。

    ちょっとミステリーっぽさを感じつつも、その理由を深く考察してしまうな~と思いました。

    深く印象に残ったのは、最後に美羽さんの左手が痺れていることと、七穂さんをみて、ポッカリ穴があく描写ですね。

    なんでしょうね、当てずっぽうなんですけど。
    美羽さんは、村居さんも七穂さんも両方好きで、ただ違う意味での好きなのかな??
    確信はないですが、そう思いました。

    はい、ほんと当てずっぽうです。
    直観的に、そう感じました!



     


    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。お読みいただき、コメントもお寄せいただき、ありがとうございます!

    私が「お?」と思ったのは、下記でした。

    「美羽さんは、村居さんも七穂さんも両方好きで、ただ違う意味での好きなのかな??」

    なるほど、私はそのつもりはなかったのですが、その解釈もありなのかなって思います。自分の書いたものが新たな解釈を付与されひとり歩きを始めるのって不安になることが多いのですが、今回の新たな歩み出しはとても興味深いです。ありがとうございます!

    それに、ぽっかり穴があいた描写と左手が痺れていた描写が深く印象に残ったとおっしゃっていただいて、これも嬉しいです (^^) ありがとうございました。

  • 第3話への応援コメント

    美羽ちゃんと村居君、寂しさの定義が若干すれ違っているんですかね。
    私もどちらかと言うと村居君寄りな発言をしてしまいそうですが、群衆の中の孤独も分かる気がするから美羽ちゃん寄りかな…?

    ごう、ごうとなる

    完結、おめでとうございます!
    今回も色々と勉強させていただきました!

    作者からの返信

    北川聖夜さま

    こんにちは。第三話も続けてお読みくださったのですね! ありがとうございます。

    そうですね、ふたりの寂しさの定義がずれているのかもしれません。親密になったって、なかなか分かり合えないことってありますよね。親密なつもりでいるからこそ、そんなすれ違いを実感させられるのは他の人以上に苦しかったりします。それなら、あんまり近づきすぎなければいいじゃん、と。美羽はそんな人でした。

    お粗末さまでした。いつもコメントいただき、感謝いたします。星でのご評価もありがとうございました!

  • 第2話への応援コメント

    ううーん、今度は結婚に関しての「普通」とは何か。
    私の親世代まではある程度の歳になったら「結婚するのが当たり前=普通」でしたね。
    この問題もセンシティブですが、意見の分かれるところかもしれませんね。(もっとも今は逆の方が多数派でしょうが…)

    あと、結婚や交際を断られた方がすぐに「ほかにだれか好きなやつがいるのか?」と聞きくの、あるあるですよね。そんなに単純ではないと分かっていても言ってしまうのでしょうね笑

    作者からの返信

    北川聖夜さま

    こんにちは。コメントありがとうございます! 励まされます (^^)。

    九州の片田舎に行くと、今でも結構、周囲からの無言の圧力があるようなのです。地域差や家庭の差も大きいかもしれませんが。あと一世代くらい交代すると、かなり変わるのかなあといった雰囲気です。

    「あと、結婚や交際を断られた方がすぐに「ほかにだれか好きなやつがいるのか?」と聞きくの、あるあるですよね」

    美羽と村居っちの関係は、ここまでだと仲の良い飲み友としかわかりませんが、第三話でもう少しほのめかされます。「ほかにだれか好きなやつが……?」は、その仲を踏まえての村居っちの発言なのです。第三話を読み終えたとき、もしかするとご感想が変わるかもしれません (^^)ρ

    ありがとうございました!

  • 第1話への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    友人と一緒に飲みながらということで、羨ましいな~とか考えながら、読んでおりました。
    登場するお酒のチョイスや好みが、みんな飲む人なんだな~って感じましたね。

    七穂さんがハスキーなのは、やはり喉が焼けちゃってるとかですかね??

    マスター(?)とも親しくて、みんなで仲良く飲めるお店があれば……もう楽しいこと間違いなしですね!
    お店の場所や大きさからして、ショットバーっぽいですね(違ったらごめんなさい)

    首を長くして、続きを待ってます!

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。

    コメントありがとうございます! 酒は……うん、そうですね、率直に言って、作者含めてのん兵衛ですね(笑)。のん兵衛セレクトで攻めております。

    七穂がハスキーなのは、子供のころからなのです。第二話で高校生時代の回想シーンがあり、その点にも言及します。若い女の子の低音ハスキーヴォイスってどうよ? って感じもあるのですが、親戚の二歳女児がまさにそんな声で、それが個性的でとても魅力的だったのです。

    そうですね、『ポポロ』はショットバー的なちょい飲みのお店ですね。そんな雰囲気でご想像いただければと思います (^^)

  • 第1話への応援コメント

    新作お待ちしてました。

    おもしろそうです。期待しています。

    ところで、リモンチェッロ・・・飲んだことがありません。機会があれば試してみます。

    作者からの返信

    変形Pさま

    こんにちは。こちらにもおこしいただき、どうもありがとうございます。

    短い話になりますが、楽しんでいただければ嬉しいです。

    リモンチェッロ、国内でも手に入りますし、飲めるお店もあるようですね。機会があればぜひ味わってみてください。

  • 第1話への応援コメント

    新作の掲載おめでとうございます。

    私も甘いお酒は苦手です。エレベーター無しの三階でバーは、なかなか経営的にきつそうですね。かく言う私の仕事場もエレベーターなしの4階です。酔っ払うと階段が非常に危険です。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。早速こちらにもおこしいただき、ありがとうございます。

    二階、三階くらいまでなら、飲み屋街であっても古い雑居ビルならエレベーターなしはあるかなあと妄想して書いております。一応カフェバーなので、昼間のカフェタイムに、ちょろっとご近所の人たちがきて、何とか経営を支えているって感じですかね。ご近所さん、皆さんご高齢でしょうから、カフェタイムであろうとやっぱり階段は厳しいかもしれませんが。

    「かく言う私の仕事場もエレベーターなしの4階です」

    高さ31メートル以下だか未満だかの建物にはエレベーター設置義務がないのですよね? 毎日4階まで何度も階段を昇降するのはまずまずよい運動になりそうです。

    「酔っ払うと階段が非常に危険です」

    ん? 職場ですよね? 聞き捨てならないことばのような(^^;)


  • 編集済

    第1話への応援コメント

    新作、お待ちしていました!

    今回はサイドストーリー的なお話になるのでしょうか? そして今回はお料理ではなくてお酒のアレコレが聞けそう…? 

    美羽ちゃんたちは裕佳子ちゃんたちの関係(内情)は知らないんですよね? そこでまた齟齬が生まれてくのかなぁ? 楽しみです!

    作者からの返信

    北川聖夜さま

    こんにちは。早速お読みいただき、コメントもありがとうございます! 励みになります。

    お酒のうんちくを語るよりも、ただただ飲んでおります(笑)。七穂がちょっとだけ、説明してくれますけど。リモンチェッロについては、かつてイタリアの宿で自家製ボトルをいただいたものの帰国したら漏れていて泣いた、という悲しい出来事を思い出しながら執筆しました。

    美羽は日本酒が好きだったはずなのに、なぜ洋酒? というところは突っ込まないでくださいね、よんどころない事情 (^^;) があるのです。

    はい、美羽と村居っちは、裕佳子と川野の事情は知りません。「いつの間にか本当に結婚して子供まで生まれるのね」とちょっと驚いているって感じですね。

    三話のみの短編ですが、あと二話、どうぞお付き合いください。