ユーリティア・ティリジー・デイノ・ドリンカー

 ラダニアとディノスの娘。幼くして母は亡かったが、祖父であるデアズに育てられた。弟にディノスが居るが、デアズ養子の子らとも兄弟の様に育てられ、姉として慕われる。明るく誰からも好かれる性格であり、趣味の料理を振る舞うことを好んだ。成人後、不在であったユーリティアの名を引き継ぐが、本人は慕っていた祖父デアズの配下としての立ち位置を主張していた。

 若くして驚異の剛腕として噂が立っていたが、ラダニアの代には戦乱が収まっていた為、戦果を挙げることは叶わなかった。ロディニア開戦直前の反乱鎮圧においてドリンカー軍を率いて初陣に臨んだ。その際にロディニア正規軍と遭遇、戦闘が発生。その際に初陣とは思えぬ采配と圧倒的な戦績を挙げ、その一戦の噂から"雷鬼"の再来として恐れられたという。

 後のロディニア戦では敵主力軍をドリンカー軍単体で停戦まで抑え込み、追撃時にエルケ・ロディニアと戦闘、重症を負うもエルケ・ロディニアを退けた。直後の停戦条件の人質としてエルケ・ロディニアを預かった際、友情を育んだと言われる。後に滅亡後のロディニア開放の際に彼女の支援を行ったと言われる。

 第二次キマイラ討伐作戦時のデアズの戦死後、1年ほど行方不明となる。ドリンカー家は弟のディノスが当主代行として体裁を保った。その後ユーリティアに復帰。第三次キマイラ討伐作戦以降においては対帝国軍南部方面の守備に当たり、これを退けている。第五次キマイラ討伐戦時、突撃隊の隊長として特別作戦に参加。キマイラ本体を撃破する。

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家譜 DPM @coding_dpm

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