謎めいた探偵と、どこかパッとしない助手。その組み合わせは古典ミステリから続く最高の相棒です。そうした定石を踏んだ新しくもどこか懐かしいミステリー。SF読者も首を捻って読み進めると犯人の思わぬ動機が見えてきます。