編集済
前話もそうですが、物悲しい余韻を感じますね。何度か読んだり、その時の気分で感想が変わりそうな気もします。
あとこのお話の感想としてはどうかと思いながらのコメントですが、南天すぐ生えてくるんですよね。
追記です。
ウチは勝手に生えてきて7本に増殖しました。下の方の枝だけ刈って赤い実がたくさんつきました。
さすがに増えすぎたので根元から切って4本に減らしたのですが、またスクスクと育っています笑
作者からの返信
同歩成さん
南天、すぐ生えてきますか?
実は、南天切られちゃったところまでは本当なんですよー
先日、南天の美しい刈り取り方を見ました。
下の方を思い切り切りとり、上の赤い実はたっぷり残すのです。
物悲しい余韻とか、読者に考えさせるものとか
そういうのを意識して書いています。
なるべく、削るようにして。
ここまで読みますたー 長い感想は皆様にお任せいたしますが^p^ どれも何かもの悲しさを感じさせる作品集ですなあ
妻も子供も死に生きながらえる猫、恋人との関係に疲れ一匹の虫に思いを託したかのように解き放った男、そして人生を母親に操られた女は過去を思い出す……
これらの人物(+猫と虫^p^)が一堂に会して猫語虫語の翻訳付でお話とかして思いを共有しあえば上手くいくのかも^p^
作者からの返信
あるまんさん
読んでくださってありがとうございます!
わたしはね、ねこにゃんとは会話しているんですよー
ねこと話せるんですよー 日本語だけど(笑)。
今後、いろいろなショートショートがいきます。いろいろです。
ほっこりのもあります!
よろしくお願いしますですにゃ。
母親によって刈り取られた希望と夢、そして失われた赤い実。主人公の女性の物語は、淡々とした語り口でありながら、彼女の内面を繊細に描き出し、深い共感と哀愁を呼び起こします。その描写力は、西しまこさんならではの世界です。いつもながら感動を覚え、心を揺さぶられます。短編連作で、カクヨムコンの長編に名乗り上げてください。
作者からの返信
神崎小太郎さん
とても嬉しいコメント、ありがとうございます。
なるべく内面は書かずに、情景で描写出来たらいいなあ、と思っているのですが、うまくいくときといかないときがあります。
そこはかとない哀しみを伝えられたのなら、嬉しいです。
まったくweb向きではないのですが、きっとこういう感じが好きなひともいるんじゃないかな、と思います。
西しまこ様、コメント失礼致します。
容赦なく南天まで切ってしまった母のお節介の押しつけの象徴が紫陽花だったのかもしれないですね。
紫陽花の植わっている土の酸度が変わって色も変化する。
なんてことになったらサスペンスですが。
でもお隣さんの南天を見ることで、晴れ晴れとした気持ちになる。
行き過ぎたお節介からの解放を暗示しているのかな。
作者からの返信
カイ.智水さん
母親ってなんでしょうねえ。
ただもう、主人公にとって母親は「老いたひと」でもあり、強く言ったりケンカしたりする相手ではないのだと思います。
切られてしまった南天、枯れたままの紫陽花。
象徴的だと思って描きました。
紫陽花の土のPHについては、ミステリを書きました、ショートショートで。
これ、長編にしたいのです。
とても気に入っているので、今回のショートショート集にも入れる予定です。
お隣さん南天を見て、来年は実をつけるであろうという希望です。
私は、一見鬱蒼と茂っているようで、ごく自然のままの姿の植物を上手く配置して庭を作る庭師兼絵本作家のターシャ・テューダーの庭が好きです。
私と母と南天と紫陽花。 断捨離の末に容赦なく刈り取られた希望と南天、どこか今の自分を思わせる紫陽花。 南天は儚く、紫陽花は少し見窄らしいが。しかし今の自分らしい親しみもある。
茶色い紫陽花を通して見えた南天は、遠い昔、希望と言う赤い実を携えた自分だったのだろうか。
作者からの返信
かごのぼっちさん
わたしも、ターシャ・テューダーの庭、大好きです!
いいですよねえ。
でもあれも、人の手を入れないと、ああはならないんだ、と知りました。
素敵です、とても。
南天もきっと次の年は実をつけるのです。
希望の実は決してなくなることなく、きちんと準備していると思います。