虫のいるのかいないのか分からない感じでも、どちらかと言うといてほしくない感じと、彼のいてもいなくてもいい感じだがどちらかと言うといて欲しい感じとの対比が面白い。
この「さよなら」がいったい何に向けられたものなのか。
「わたしは窓を閉め、しっかりと鍵をかけ、カーテンを引いた。」
心まで閉ざしてしまったような、少し遣る瀬無い感じがまた良いですね。
作者からの返信
かごのぼっちさん
コメントありがとうございます!
なるべく書き過ぎないように、読み手が想像できるように書きたいな
と思っています。
「さよなら」と鍵をかけたところから、彼との関係性をどうしようかと思っているかを読み取っていただけると嬉しいです。
なるほど。そういうことですか。
私の中では西さんといえば、この作品。好きな作品がまた読めて良かった!何回読んでも良きです!
ということは、これまでの未読の西さんショート作品が読めちゃう!ということですね。これは宣伝し直さねば!!ᕙ( : ˘ ∧ ˘ : )ᕗ
作者からの返信
淀川大さん
7時=新作もしくはねこねこ日記(1、11、21、31…と10話ごと)
18時=旧作
で構成しています。
旧作の中には読んでいらっしゃらないものも入っていると思います。
星の多さではなくて、わたしの好みで載せているのです。えへへ。
新作は書き溜めて、なるべくジャンルが偏らないように構成しています。
切ない。
静かな空気が流れてる……さよなら、なんですね。
外は暗いと言っても、雰囲気はそこまで暗くもなく。
印象的でした。
作者からの返信
@hikagenekoさん
印象的、という言葉、とても嬉しいです。
静かな空気、でもそう、そこまで暗くないのです。
もういろいろ考えたあとの「さよなら」なんです。
私も部屋に出る蜘蛛を放し飼い(と言いますか放置している)ので、ほぼ同居状態…主人公に近い状況だなと思いました😆
主人公は虫を逃すことで、色々なものを手放したのですね…私も蜘蛛を逃し、厄介ごとから決別したい…のですが、蜘蛛の繁殖力に追いつける気がしません笑😅
作者からの返信
ジロギンさん
蜘蛛はGを食べると聞いたので、殺しません!
「Gを退治してね」くらいの勢いです。
しかし、どこから入って来るのでしょう? 謎です。
主人公は虫を逃がして、気持ちにけりをつけた
というイメージで書きました。
そう、重いものを手放したのです。