あとがきのようなもの

あとがき

こんにちは。

こんばんは。


あとがきを書くのはあまり得意ではないのですが、読みたい人がいれば書いてもいいなということで書きます。


藤元杏、三巻目、「秤持つ天使」をお読みいただいてありがとうございます。


二巻の発売後、このまま行くとしたらどんな物語がいいかなと同人版になかった夏休みとして考え出されたのがこの「秤持つ天使」になります。結果的にどこにも出す機会には恵まれませんでしたが、カクヨムにアップロードしてしばらく放置していました。

学校内の登場人物が概ね固まった二巻に続く話として、外部からの来訪者として物語をぐるぐるかき回すキャラクターとしてロッテの存在を考えましたが、レギュラーメンバーではリンゴさんがメインのような感じにしました。(プロローグとエピローグをシロ以外が語るパターン)

ミステリ感は薄目ですね。

シロ、杏、芹菜にもロッテによって強制的に関係を進められてしまいます。無邪気というのはいいですね。


これは「自由」と「選択」の物語です。

何を選択し、あるいは選択をしないのか、それはいつも突然で、それでいて難しく、さらその選択肢まで私たちは戻ることができない、私たちはそういう世界に生きています。


それでは次の巻でお会いしましょう。

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秤持つ天使(藤元杏はご機嫌ななめ③) 吉野茉莉 @stalemate

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