笑えない僕といつも笑顔な彼女

愛南遥遠

Prolog

なぜ人は笑うのか、理解できなかった


昔から感情を表に出すことが出来なくて、そのせいか、周囲から冷たいやつというレッテルを貼られている

他人から何を言われようが僕から負の感情が出ることは無かった

他の人ように怒ったり、悲しんだり、ましてや笑うことなんてきっとこれから先ないのだろう


だから今、目の前で笑顔で僕に話しかけている百合沢瑠璃の事なんて一生理解することなんて出来ない



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

笑えない僕といつも笑顔な彼女 愛南遥遠 @ainad_haruto

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ