何故か長編をイメージして読み始めたので、あれ、もうおしまいかよ!? せっかくテンション最高潮なのによ……もっと俺のハートにイカした銃弾をぶち込んでくれよな!※という感じで、パンクな読了感を与えてくれます。※ 作中の台詞はもっとクールです。さくっとテンションを上げたい方にオススメです!
Jazz ではありませんが、表題の言葉が似合います。登場人物は少なく、台詞のほとんどは、ある二人のもの。この二人の、台詞が、挙動が、生き様が、カッコいいったらありゃしません。付け焼き刃でなく、当たり前の振る舞いがドラマ。そして刹那的。あらゆるものに So what? (それに何の意味があるの?)と言わんばかりに。フィクションを読むならこのくらい現実離れしていないと面白くありません。欠点は、短くてすぐに読み終わること。一度読めば、もっと読みたい!と思うこと、請け合いです。