えっと、詩集というか、詩の繋がりで語る物語という感じの短編です。テーマは、時間の流れと人の想いだと思います。この短編の魅力は、1話読み終えた時の不思議な読了感です。1話あたりも短めで、すぐ読めてしまうのですが、次の話に行く前に、充分に余韻を味わってから、次の話をいくといい感じがしますです。はい。
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灯台守の少女の主観で語られる、切ないながらも完成された物語です。きっと少女が成したことは、世界にとって大したことではないのでしょう。しかし、その言葉は確かに心を打つだけの力があったのだと思います。