後書き

 「君の嘘は日なた雨のように」を読んでくださってありがとうございます。この物語は私なりにシンデレラストーリーを書いてみようと思い立ち、生まれました。そしたらいつの間にかミステリーになってしまい、「ラブストーリー何処行った?」となってしまいましたが、楽しんで頂けたでしょうか……。


 カクヨムコンに出すというのを意識して十万文字ちょっとで終わらせようと思っていたのですが、予定よりも長くなってしまいました。でも、もう少し涼真と咲愛良のラブラブしている所を書きたかったです。微妙な距離感の同棲シーンとか、きわどいシーンとか。


 そして、エピローグを書きながら、「こいつらの結婚までの物語の方が面白いかも」と思いました。涼真もいつまでも良い格好してられないだろうし、ボロボロ明かされる黒歴史を咲愛良がどう受け止めるのか、妄想すると面白くて仕方ないです。


 でも書き始めると「あの娘」化してしまいそうなので、取り敢えずこの物語はここでお仕舞いといたします。


 入り組んだ群像劇を書くのがライフワークになっていて、ラブストーリーとかミステリーは自分には書けないと思っていました。でも、「君の嘘は」を書いている間本当に楽しくて、キャラクター達にも愛情が沸きました。連載を終えた今、一人一人をぎゅうっと抱きしめて頭をなでなでしたい気持ちで一杯です。(涼真以外)


 悩むことも多かったのですがとても勉強になりました。これからも、自分の限界を決めつけずに色んなジャンルにチャレンジしていきたいと思います。


 物語は完結しましたが、連載中にしておき、オマケのエピソードを数話公開いたします。


 九条涼真は「あの娘が空を見上げる理由」に登場していたキャラクターです。彼の黒歴史にご興味をもたれた方は、「あの娘」を是非覗いて見て下さい。(長いですけど)

あの娘シリーズはこちらから↓

https://kakuyomu.jp/users/holyayame/collections/16817330653992661504


 最後になりましたが、読んでくださった皆様、応援してくださった皆様、レビューを下さった皆様、どうもありがとうございました。


堀井菖蒲

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