11/29

会社の階段から落ちた。あまりにエレベータが来ないので資料かかえて階段を降りていたら、見事に足を滑らせました。

たまたま通りかかった憧れのMちゃんに目撃されてしまい泣きそう。でも、ひねった足首を冷やすのに氷を持ってきてくれて、病院行ったほうがいいですよって言ってくれて嬉しかった。

そのときMちゃんが小さい個包装のお煎餅をくれた。薄紅色の和紙を使った包装が可愛かった。ざらめのついた桜のかたちの薄いお煎餅。透明なざらめがキラキラして、さらりとした品の良い甘さで元気が出る。ほんのり出汁の香りのするお醤油、ぱりぱりのお煎餅の食感で、ひとくちサイズなのに贅沢をした気分だった。こんな素敵なお菓子、どこで探してくるのだろう。

さほど痛くなかったので終業までは働く。帰りに寄った病院は混んでいてもう帰ろうかと思った。結局特におかしいところはないみたいで、湿布だけ貰いました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る