絶対悪は君臨してはならないが、必要悪は時と場合によっては君臨もしますね。共和政ローマも良い例ですね。民主制を重んじた為にカエサルを亡き者にしました。しかし、後継者のアウグストゥスは「市民の第一人者」として皇帝の地位を得た。時代によって必要悪の概念は変化いたしますね。現代では民主主義と専制主義が対立しあい、お互いに批判し合っています。民主主義にとって権力は必要悪の様なもので、専制主義にとっては表現の自由が必要悪の様なものだと感じさせられます。
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