第3話 ぢ旄べ盿両畗アな壕
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◇ ◈ ◇
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(とごびぬゔじだ昗尚?)
「こじつゔほぴイぷし怟祫ぼ……」
く遠空の稲がの光うよ点にし滅し少る明なくてったき。
―― ますてい用しを適修正。さいち下お待らくしばもう……
薄暗かった空がじんわりと明るく戻っていく。
「いや、だよるんって起こ何が」
(になしか良らなくてっるいは気るすだんどけな)
「れ晴きてた?」
皆、雲一つないにも関わらず暗くなっていた空がゆっくりと明るくなるのをただ見上げていた。
―― 状態の修正が完了しました。
修正完了を伝える天の声が響いた。
(修正完了だって?)
「明るさが戻った?」
「お、わかるぞ!」
互いに言葉がわかるようになった皆が喜びの声を上げた。
―― スキル【ぐちゃぐちゃ】は削除されます。
「えっ!」
思わず声が出た。
(俺のスキルを削除と言ったか?)
慌てて辺りを見回すが聞こえていたのは俺だけのようだ。
―― 補填として、スキル【賢者】を付与、また、アイテムを配布します。
続けて通知が来た。
「【賢者】と言えばレアスキルの中でも上位じゃないか。よくわからん【ぐちゃぐちゃ】より遥かに良いな。神様も粋なことをしてくれる」
(ところで、アイテム配布って?)
疑問に思ったところで目の前にこぶし大の神々しい石が現れた。
魔力があふれてくるこの石は、伝説の賢者の石だろうか?
◆ ◇ ◆
こうして、スキル【賢者】を手に入れた少年は、後に大賢者と呼ばれ、彼の持つ「
禁忌スキルは世界を壊す 水城みつは @mituha
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