結婚適齢期の主人公、マグノリア。
彼女は母親の「結婚しろ」圧から逃れ、恒和国という江戸時代の日本風の国へ薬師として訪れます。
そんな彼女には結婚から逃れるため以外にも、恒和国に来た目的があって……
マグノリアはランドルフ侯爵の命で、百合に似た貴重な花『奇跡の花』を探しています。
その『奇跡の花』を探す過程で、彼女はイケメンだけど寡黙な武士の藤倉と交流を深めていきます。藤倉の協力を得て奇跡の花について調べるマグノリア。彼女は調査の過程で、とある問題にも巻き込まれてしまいます!
貴重な花を探すだけでも面白そうなのですが、それを妨害してるのかな?って思える問題が発生するのも、すごーく気になりますッ!
いったい、だれがマグノリアの行く手をはばんでいるんだろう?
その理由は??
恋愛はもちろん、謎もあって最後まで目が離せない和風ファンタジーの良作です☆
ヒロインのマグノリアは、幼い頃からの夢であった東洋の島国にやって来ます。彼女にはある目的がありました。それは「奇跡の花」を採取すること。異国の地に降り立った彼女の奮闘が始まります。
仕事一辺倒のマグノリアは、ある日、寡黙で真面目な武士、藤倉春之信と出会います。男装をした赤毛のマグノリアは、これまでどこか恋路を避けていました。仕事大好き娘VS「自分、不器用ですから……」なサムライ。なんともいえない二人の距離感が作品の大きな魅力です。
果たして「マグノリア様にも、ついに春が」(エミリー談)となるのでしょうか!?
素敵な物語をありがとうございます。
(メモ、長編42、連載中、22話迄読了)