第13話
調子に乗りすぎたし、それに気づくのも遅れすぎた。
ライは豪華すぎる玉座に腰をかけながら、頭を抱えていた。
それもそのはず、ライは金竜人(当時の族長だった)を倒してから2年で魔界を統一し、そこから今までの1年間で理想郷という名の狂信者が集う教会を完成させていた。
なので俺の部屋や玉座は見たこともないほど豪勢だし、至る所に俺の肖像画や像が建てられていた。
そして本来の目標であるゲーム制作は現在も手探りの段階で、研究者たちは血眼になっているがまだ時間はかかりそうである。
他にも俺が住んでいた世界へ戻る手段も調べさせているし、俺が動かなくても地上を支配できるような兵器や武力の研究も欠かせていない。
確かに魔界を統一させた後に、流れに乗って次は地上だとか言っちゃったけど!あんな輝かせた瞳で今も頑張ってると思うともう止められない…!
って事もあって何も言わずにいたら、今さっき地上を侵略する準備ができたとの報告が来た。魔界にいるスペックが高い生物が互いに手を取り合って、血眼になったらそりゃ一年で地上くらいなんとでもなるよな!!
「もうどうにでもなれよ…」
封印されて、解放されて、自由のために魔界に向かって、楽しみのために統一して、次は諦めて地上侵略?
確かに世界の敵だ〜!あはは!
そんな現実逃避をしている中、扉を3回叩く音とローズの声が聞こえる。
「あなた様の直属配下、魔七が参りました!」
ーーー打ち切りーーー
初連載は終了です。
色々と今後の流れと設定を用意していたのですが、評判も良くないと感じたので早めに見切りをつけようと思います。
ご愛読ありがとうございました。
次回作、もし巡り合わせがあればその時にお会いできれば幸いです。
転生したら封印されたんだが? @sup1857
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。転生したら封印されたんだが?の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます