読者に読んでもらえる作品を目指してみる試み

第53話 「型通り」を守る難しさを実感してます。

　現時点で失敗してるなと感じている点は、

1．ストーリーに纏まりがないままムリに章を区切っている。

2．エピソードで長短まちまちになり章を平均値で割れなくなった。

3．予定を逸脱した追加要素がてんこ盛りでプロットが役立たずに。

4．いやちゃんと定型の悪役令嬢系作品をなぞったストーリー展開…の…はず…。

　当初の『サクッと定型テンプレをなぞるだけ』という予定が完全に崩れてしまい、ほぼいつも通り、メインテーマにサブテーマ複数が絡んだ複式プロットに成り果てました。お陰で執筆前に一から読み返すという二度手間がたびたび発生しております。

　どおして……。

　用意しておいたプロットとキャラの履歴書が、主人公のみ有効で他はすべてクソの役にも立たんという状態に陥っています。設定が大きく変わったキャラ多数。

　どおしてなんだ……。

　いや、それぞれのエピソードは悪役令嬢アルアルなネタを順に消化してるだけなんで、定型から外れるような展開にはなってないはずで……なぜ？

　ゲームの悪役令嬢に転生しました、婚約者盗られて追放されました、スパダリが登場でザマァしました、隣国の危機も救っちゃいました、領地経営も順調で大金持ちです、ほんとにありがとうございました。な展開で合ってるはずなんですが。

　なんでこんなに二度手間が増えたんや。orz

　これはもうキャラ回りの設定書を書き直した方が早いのか。

　いや今がほぼ、ちょっと詳しいプロット状態なんでこれを仕上げてからキャラ設定を纏めた方が手間が省けるはず、という感じなんで、またしても、ニワトリが先か卵が先か問題にぶち当たってしまいました。

　設定うろ覚えの箇所が出るたんびに一から記述箇所を探して読み返す、という二度手間で何時間と無駄にしてます……

　さすがに30万文字突破したら読み返し作業が苦痛レベル。orz

　しかも読み返すとそのまま改稿作業に入りたい衝動に駆られて辛いです。それよりまず大まかな荒削りを終えるのが先なので。

　自分の飽き飽きパターンは把握してるぜ！というワケです。

　だいたい改稿数回終えたら自己満足モードに入って完結出来ないやつですね。

　だから何が何でも荒削り作業でまず完結に持っていかねばなりません。

　現在、十九章までいってしまい、まだまだ終盤を抜ける気配がないです。

　ヤバい。

　そして「定型テンプレ？」な感じに不安になってきてます。

　ヤバい。

　……アレかな？　スパダリ七人も置いたのが失敗？

　逆ハー悪役令嬢モノのお相手候補としては確かに多いかなとは思ってますが。

　後悔はしてない。