第10話終章
「ねぇ、穂高、聞いてもいい?」
「何だい?」
「私のこと、いつ好きになったの?」
「気になる?」
「気になるに決まっているでしょう」
「女の子にモテモテの穂高が、どうして私なのかなって・・・・・・私のどこがよかったのかなって・・・・・・」
穂高は含みのある微笑を浮かべ美月を見つめた。
「それはだな・・・・・・」
穂高は、蒼空を見上げながら語り始めた。
美月は、ドキドキと胸を高鳴らせながら穂高の話に耳を澄ました。
「・・・・・・その話は、また今度」
「えー!気になるじゃない・・・・・・」
穂高は、がっがりした美月を見つめて微笑んだ。
(了)
愛は蒼穹の彼方に 龍音 @ryuonn
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます