第5話 旅立ちとマリーの再調教

数分後、撫でを止めた。


「マリーとジャンヌ、いっしょに物資を探し明日の旅立ちを準備しろ」


ジャンヌがすっと俺の手かれ離れ腰の隣に待ってるけれど、マリーは残念そうな目つきによって上目遣いをしながらもっと撫でられたいと訴えてる。


彼女の渇望を無視し立ち上がって微笑ましいジャンヌの右手を繋ぎながら馬車のところへ行こうとしたが。


「ママもいっしょに行こう」


「え…うん」


返事してからマリーは彼女の左手を繋ぎ歩き出す。他人からして仲が良い家族に認識されるだろう。


「二人とも、俺はこの馬車で物資を探す。お前らはそのをやってみよう」


「はい、ランスお兄様」


「はい、ランス様」


馬車の隅々まで探し回る。運がよくて使える物はけっこう夥しい。三人分以上の食糧とか背嚢とかワインがある。え、ちょっと待ってワインだらけの箱が見つかったけれど、水なんてが全然ないじゃないんだ?


「マリー、お前らは飲用水を見つける?」


「すみません。こちらの馬車に飲める水がありません」


うぅぅ…やや面倒くさいなあ。俺はワインが好きじゃないし、ジャンヌにはワインを飲まさせないし。あ、思い出した。中世には清い水がなかったため、ワインを飲まなければならん。そうしなかったら、下痢を起こして命を落としたかもしれん。


「じゃ、ジャンヌはワインが飲める?」


「飲めますよ。ランスお兄様」


「それは幸い」


ワインが樽に入れることなくグラス瓶によって保存してる。やっぱ、俺とクラスメイト以外の転移者があるけれど、今はまだ活躍してるかな…


ワイン瓶の蓋を素手で開けやや嗅いでみると、アルコールの匂いがして度数が低いみたい。


やや啜る。うわ、ものすごく渋くて苦いッ!どうしてこういう味に慣れ嗜める人があるんだ?


ワインをぎっしりと溜まってる箱に戻す。


馬車にある軍人の食糧がいつもの物だ。それは人さえ殴り殺せるほど硬い干し肉である。ワインが浸らないままで食べてやる。えっと…味がまあまあけれど、肉は意外に硬くない。それは肉体強化って能力のおかげでかもしれん。彼女たちにとって硬くてもワインに浸って柔らかくさせ食べる。


食糧と飲料が確保した。次には着換えの方だ。


先に探し回ったけれど、なんだか衣服がなかったっけ?ありえんだろう…再び馬車を捜査してやると、俺の記憶は正確だ。男に対して服装がない。たった彼女たちに用意したのがあるが。細い紐にプライベートゾーンをほとんど隠せなくて白く透き通る布のエロ下着だけがある。


「ったく…」


性欲が強い俺でも無言になった。亡くした騎士の肩に被ってるローブを除いて使うしかない。


「お前らこれを羽織ってやれ、王国にたどり着く前に残念ながら着換えができない」


「かしこまりました。私はジャンヌとベールだけを着ても構いません」


「そうですよ。ランスお兄様は心配しなくてもいいです」


頷こうとした矢先に、身に纏めてる鎧が急に俺の操ることなく消え正体を暴いた。


変身は時限があるらしい。


本体を見ると、マリーとジャンヌはやや驚いた。


「どうかした?黒目に黒髪が珍しいんだ?」


「え?は、はい。そうなんです」


異世界の住民からして俺は異邦人がすぐに分かるだろう。この外見は目立ちすぎ何とかしなければならん。屍を目に移しアイデアを出した。それはまだ壊されてない装備を拾って付けた。整えてるのはヘルメット、右の肩当てと左の膝当て。ダーク・ソードを呼び出してみても呼び出せないため、騎士に装備してた銀製の剣を使用するしかない。甲冑に加えて制服の見た目によって変わり者だと思われるかもしれんけれど、本体を隠すのは一番大事なことなんだ。


なんだか必要なことを忘れてる。そうだよ、お金がなかったら何もできないため、屍を探ってやらないと。


十四個の布の袋が見つかった。それらを開けて多種多様な硬貨がある。合計二十枚金貨と四十五くらい銀貨。これは王国に到着した際に長時間の生活を支えられるに間違いが。帝国と教会の硬貨が王国に使えるのかが分からん。


悩みながらほっとため息を吐いてマリーを命令し必要なものを取り集めてる。


思い詰めつつも用がない。憂さ晴らしするように、空を見上げる。


夜になった空は黒さに真っ青から薄青さまでのグラディエントが混じり合ってる。空に刻んみ色彩豊かな星が咲き誇ってる花のように空を彩ってる。なおも、琥珀色の満月が空に輝いてる。こういう景色は地球に見るわけがない。やや悩みを忘れさせた。


仕方ない、今日は野宿をしないといけない。


しかし、今は二つの難題がある。一つが周りは暮夜の月光によって照らしてるけれど、視野はぼんやりとしてまだ周辺がハッキリ見えない。このままで森を過ぎるのは危険だ。二つがここには死体だらけなばかりに獣を引き付け襲撃に遭う可能性が高い。


この問題を解決するために目を閉じて肉体強化を心に叫ぶ。


叫んだ後に目を開く。


見えた風景が俺の目をかっと見開かせた。見える距離がさっと延び視力は以前より高くてよくなった。尚且つ、漆黒の闇が早朝と同じような真っ白となった。こうして前の問題があっさりと解かれた。


「マリー、俺とお前はそれぞれに背嚢を背負ってここを去るぞ。準備しちまったんだ?」


「確かに準備してしまいましたけれど、ランス様…」


「何が心配しているなら遠慮なく言い出してもいい」


「今私たちはトーチなどがないので、夜に森を歩くのはかなり危ないだと思ってます」


「それは知ってるぞ。心配することはなく俺に任せろう。しかもここに野営すれば野獣が襲い掛かる可能性はけっこう高い」


「確かにそうなるかもしれません…かしこまりました、ではランス様の言う通りにやります」


「迷わないために、二人ともは俺の手を繋げ」


「はい、ランス様」


「はい、ランスお兄様」


繋いだ後に王国へ出発する。途中、視野がいいのおかげで戦闘を避けられて森を歩いたけれど、時計がないため、時間知覚は混乱してた。三時間が経った?それとも五時間が過ぎた?誰もこれを答えられない。


俺たちはジャンヌが欠伸を噛み殺さない際に止まるのを決めて野営し始め休憩する。その場所には人が座れる石があってそこに腰を下ろす。


前に持って来たの物資は五日まで日常を維持できると確かめた。


背嚢を開けて干し肉とワインを彼女たちに配る。やっぱり干し肉はけっこう硬いせいでマリーはワインによって肉を柔らかくならせジャンヌといっしょに食べる。


静まり返った森において三人がそこそこに食事する。


食べてからマリーとジャンヌも疲れてしまった。


「お前ら、寝たかったら俺の懐に来れ」


「はい、ランスお兄様」って言った途端に素早く俺の懐に入り込んで抱きしめる。


「ジャンヌ、お前は眠りにつこうとしたら、左の膝の上に座って寝ろう。マリーお前は右の膝で」


「ありがとう、お兄様」


ってすぐに膝に腰を掛けて眠りに入った。


「ジャンヌは本当に疲れちまったね。お前はまだ眠気がないんだ?」


「いいえ、それはただちょっと恥ずかしいんですけれど…」


「先程激しくキスしたのに、こういうことを恥ずかしがる?」


マリーの頬はさっと朱色に染まって忸怩じくじとしてる彼女に悪戯したくなった。よし、やろう。


つとマリーを抱き寄せ抵抗させずにディープキスしながら胸を揉む。


「チュッ、チュゥッムゥ!ンゥゥーッハァッ、ズキュウウウン♥!ファゥ……ッ♥️」


「ハァゥ…ランッ!ウムゥゥ、ス様許し、ウシュッチューッ♥」


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今回ジャンヌが邪魔することなくちゃんとマリーを味わえる。


「ウウゥ、ウ……ゥウゥッ!」と彼女は淫らな声を漏らしながら体が引き攣ってビクビクと震えてる。


右の膝がものすごく漏れちまったらしい。この量は目覚ましいな。


口を離すとマリーは力なく俺の胸に倒れハッハッとガタガタしてる。顔を持ち上げ、絶頂にたどり着いた涙目と高熱で淫乱な赤面を嚙み締める。


「この顔のお前は一番綺麗なんだ」


俺のからかいが彼女の意識をやや戻された「ウ、ウゥゥ…ランス様、バカッバカ」って言いながら繊細な手で胸元を軽く叩く。


「ははは。ほら、もう夜遅くになったよ。まだ寝なかったら、あした精神がないよ」


「これはランス様のせいんですッ!」


「さっさと寝て、これは命令だ。約束を破壊するつもりなんだ?その挙句は知ってるだろう。」


「わ、わかりました。ランス様はとてもずるいです」


彼女もジャンヌと同じに体を俺の胸に預けて睡眠を入った。


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クラス転移したけど、俺はクラスメイトと別れられてチートなシリアルキラーになって、異世界に無双してハーレムを作る 鈴木大神 @suzukioogami

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