ここは凄い、と思いました。
語彙が足りませんが、業、というか。
想像しか出来ませんが、亜紀さんの心の、諦めに似た脱力感「どうあがいてもお前の根っこはこの母親」それなら私は……息が出来なくなりそう。
凄いと思いました。
作者からの返信
ここだけコメント遅くなって申し訳ない~。
書いていても重い回でした。
元々、長い文章書けないのに、ここだけ、くどく書くと他の回とのバランスが悪い、とか。
短く、表現するように努めました。
母と娘の、長い戦いです。
よい交流もあったはずだけど、されたことの衝撃が強すぎるのです。
母親が捻くれてしまったのは家庭環境でしたか。
親から子、孫へ。
どこかで断ち切れないのかな、負の連鎖。
父親が無責任な気もするけど
歪んだ人とマトモに向き合うのは難しそう。
亜紀が母親を冷静に見られるのが救いです。
高2、将来を見据える時期でもあるし、
精神的にも親から離れなきゃいけない時期
かもしれないな…と、思いました。
作者からの返信
実際は親元にいて、親を冷静に見ることができるのか。
だからこそ、ヒロインにはカトリック系の寮に入ってもらいました。
家庭のゆがみって、断ち切る強い意志がないと3代に渡るかもしれませんね。
亜紀のお母さんは女の子を産んで、その成長過程において、自分の境遇と比べて嫉妬が抑えられません。
夫が娘に愛情を向けても嫉妬します。
お父さんは温厚なあまり、喜怒哀楽がうすいです。言葉も少ないし、お母さんの欲しい言動なんて出てこないのです。
この回が、いちばん精神的にきつかったです。
どう書けばいいのか。
うぅん、すごい。お母さんがあふれかえった、って表現がとても好き。
負の連鎖だなぁって思うけれど、やっぱり性格ってありますよね。反面教師にする人だっているから。
亜紀が強くなって、心の自立ができてきて、安心しました。
作者からの返信
性格、ありますね。
お母さんの行き場のない気持ちもわからなくはないけど。
「私だって」と娘に言ってしまう母親は、永遠の子供です。母親が母親になってくれないって、さびしいことです。
亜紀の心には、さびしい風も吹いています。でも、だからこそ、他者の愛情がわかる女子です。