GOMESSにありがとう、そして、詩を。

Yusuke Kato

何かある、そこに何かある。

愛を知り、愛に届かず、眠る。何も手に入れられなかった私に捧げる詩を書くこと、それを主目的とする。私たちはどこまでいっても何もない。私たちは右手になめらかな木の棒を持ち、左手でそれを撫でているだけだ。意味はない。


何者かになりたかった。愛を欲し続けた。やがて化け物に成り果てるまでは。


書き続けること、記録し続けること、それらに終わりはないのだろう。私は神に感謝したい。役目を与えてくれたことに対して。


私は死ぬまで飽きることがないと確信できる。やることは十二分にある。あとはやるだけだ。それが難しいことも知っている。それでも私は感謝したい。この場にパソコンがあることに感謝したい。私は自由だ。


意味のあることはできるだけ書きたくない。意味のないこと、あるいは、意味が分からないことを書きたい。私の文章はそうやって生まれてきたはずだ。私はそうやって生まれてきたはずだ。


私は何も伝えたくない。言葉を純粋に言葉として伝えたい。「ありがとう」が「ありがとう」として伝わることを願う。みんなにありがとう。あなたにありがとう。そして、GOMESSにありがとう。


夕暮れ時の悲哀を何と形容しよう。どうやって説明しよう。私の言葉は不自由だろうか。私の言葉はどこにも届かないのだろうか。「恒久的欠落」は誰の言葉だっただろうか。思いつく限りの言葉を連打する。おそらくamazarashiだろう。amazarashiはそこにいるのだろう。


このくらいがちょうどいい。私には文章を自然に書けるだけの能力がない。不足を不足として認識できない。それならば最初から理解しなければいいはずだ。意味を伝えることを放棄すればよいだけだ。つまり、価値はない。私の文章に価値はないのだ。


疑うこと、不安に思うこと、それから……。


これは詩だ。日記ではない。証明はできない。証明したくもない。これは詩であることに何か価値があるのか。私にとってはそうだ。日記も悪くはない。しかし、詩であることが重要であり、日記ではないことが重要である。私は切にそう思う。

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GOMESSにありがとう、そして、詩を。 Yusuke Kato @yusuke_kato

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