SFと、少し不思議な話が好きです。リアルさと笑いのほどよいバランスを目指しています。手始めに短編「内を見る」をどうぞ。長編は最新巻「モータル」からお入りくださ…
本作品は、人工知能・リータとその主人公との間の深い絆を描きながら、人間の感情や記憶の本質に迫っている。リータの「桜が好きではない」という一見単純な発言が、物語を通じて深い意味を帯び、読者に人間と…続きを読む
230年後の、人々が皆AIに支えられて生きている時代。その作り込まれた世界観に圧倒されます。ミステリとしての謎は「ご主人を否定することはないはずのAIが、なぜご主人の好む桜を嫌うのか」。この謎が…続きを読む
とても優しいと感じるお話でした。何故自我を持たないはずの人工知能が桜を好まないのか。この人工知能が実は自我を持っているから? それともなんらかのバグ?最後に明かされるその理由は非常に人工知能…続きを読む
1万字のなかでエンタメの限界に挑戦している本作。SFから端を発した物語はホワイダニットのミステリーへ変転し、その面白さは崩れない。SFがなぜを問うミステリーであるならば本作は本格SFだ。人…続きを読む
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