資料6ー主人公紹介

名前:ハルカ・マカベ

年齢:15

性別:男

コンセプト:妹を守りたいお兄ちゃん!

職業・身分:闇バイト組織、ピマーノ・ファミリー

一人称:オレ


身長:153

体重:47(スラリとした体型)

誕生日:8/5

外見・服装:ブラウン(右)とブルー(左)のオッドアイ

経歴:ハバラノ→ピマーノ

趣味・休日の過ごし方:マンガ


備考:

 人外に噛まれると、人外と同じ体組成になる。マユカがいると、味方でいられるが、そうでなければ敵になる。

 マユカとは双子の姉弟。生物学的には弟だが、本人は知らない。対外的には自分は兄として行動している。まあ、誰がみても彼が兄だと思うだろうが……。


 ハバラノでサヤカと一緒に生まれてきた際、彼だけ人外化して生まれてきてしまった。そのため、生まれてすぐに牢屋に投獄されている。人々は数日で死ぬかと思っていたが、人外特有の脅威的な生命力で生き延び、生後三ヶ月で食事を自分で摂るようになる。


 一歳の頃には物心がついているため、精神年齢は一般の15歳よりも大人。加えて、壮絶な投獄生活を強いられていたため、幼少期の心は絶望という言葉以外知らなかった。


 力の使い方は6歳までに本能的に習得する。牢は彼にとっては脆弱な作りだったため、いつでも破ることができた。だが、破ったところで……という思いから考えは実行に移されていない。何か、生きる道標があれば……。空っぽな日々が続いた。


 月明かりが綺麗な夜、一人の少女が彼の前に現れる。黒髪で汚れた足の少女を、少年は素直に綺麗だと思った。薄暗い、日差しさえまともに届かないこの洞穴で、彼女だけが太陽のように輝いていた。


 少年はその光を守りたいと思った。自分の生きる道標にしようと思った。



 村から抜け出すことは簡単だったが、生き抜くことは困難を極めた。残飯を漁る日々。


 違う。これでは彼女を守ることはできない。彼は違法バイトに手を出し、稼ぐようになった。稼ぎは年齢には見合わないくらい貰えた。それでも、二人で暮らしていけるのがやっと、といった金額だった。雇い主はわざと少額を払っていたが、彼はそのことを知らない。金がもらえるだけやるしかない、と思っていた。なるべく他の人と同じように振る舞うため、力はセーブするようになった。


 あるとき、組織の1人が人外の手によって殺される。容疑は真っ先に自分に向いた。なんとか弁明しようとした時、サヤカが現れれる。

 彼女は果たして人外を見つけることができ、組織から一目置かれるようになる。彼女が組織に所属すると言い出したのはそれから間も無く。彼は何度も反対した。しかし、彼女の意志を曲げることはできなかった。

「オレはサヤカを守りたいのに、彼女はどんどん危ない橋を渡ろうとしている」いつか、彼女がいなくなってしまうのではないか、という不安を抱えるようになった。


 そんなおり、雇い主からサヤカに指名があったと仕事を依頼される。屋敷にいる人外を始末してほしい、と。無論、サヤカは行くと言った。彼は行ってほしくなかった。けど、このまま彼女を放っておくわけにはいかない。彼は一抹の不安を胸に、島へと向かう。



——————


「オ……オレは、サヤカのことを守ってみせるんだ!」


——————


※※※アクセス権限が更新されました※※※

 本稿では主人公が変更された際の物語の変遷を検証した。


 まず、惑星・ピセムにある絶海の孤島——「トマス・プランテーション」に十体のエージェントを用意する。エージェントは■■■■。■■■■、これを「その一体が主人公の小説」とした。


 彼らの中には人外——人殺しモンスターが紛れており、人外側は自分たち以外の人間を殺すことを、人間側は人外を見つけて排除することをそれぞれ目的とした。


 (中略)


 結果、すべての試行で異なる結末が得られた。軍人・社長・手品師・料理人・■■■■は目的を達成できず、双子の弟・■■■■は目的を達成できた。双子の姉は相打ちとなり、本人は死亡した。また、■■■■。全試行の中で■■■■を見つけることができたのは■■■■のみであった。

 本稿の最後には、■■■■。



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引き続き、拙作をよろしくお願いいたします。

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