この物語には、ぶっちゃけ細かな設定や、バックを類推させるような匂わせは少ないです。しかし、それはむしろ、読者の想像力や妄想力、あるいは望想力(変な言葉を勝手に作って仕舞いましたが)を試される作品であることの証左であると思います。ifやside storyのような魅力に富んだ、それでいて唯一性を持つ世にも珍しい作品です。
どこまでも感情的で素直で青々しく人間の大切な物をありありと表現した作品だなと思いました。 内容を出来る限り伏せて言うのであれば、絶望を繰り返す少女がたった一つの希望に救われるお話。 全体を通してテンポよく短くまとめられているのも高評価ポイントです。 今回は文章を書く上での基礎知識の不足を感じてしまいましたので星2にさせていただきますが、ご容赦ください。