応援コメント

第三話  一握りの金の砂」への応援コメント

  • 真比登は郷を抜けた後、金山で働いていたんですね。この世界は優しくないですね。皆生きるのに必死で自分の事で手一杯なのかも知れませんが。それにしても、こんな子供の貞操まで奪ってやろうと考えているだなんて。世知辛いにも程がある。

    さて、真比登持ち前の正義感で不穏な空気になりましたね。いったいどうなるのか。

    作者からの返信

    かごのぼっち様

    真比登は、田を捨てた農民、身寄りもなく、疱瘡持ち。流浪し、金山に行き着きました。
    「この世界は優しくないですね。皆生きるのに必死で自分の事で手一杯なのかも知れませんが。」
    その通りです。

    劣悪な環境の労働者、女を買……ごほんごほん、そのような余裕もないので、年若い少年が働き手として入ってくると……。ごふんごふん。これ以上は何も言いますまい。

    真比登、持ち前の正義感を発揮します。しかし、下人のような金山の労働者が止めるなんて。下手したら首が飛ぶでしょう。
    どうなるのか?! です。

    コメントありがとうございました。

  • まさに真比登は、どん底から這い上がった男なんですね(*-ω-)
    そして幼き頃から、その勇敢さは変わらない。必ず止めてくれると思ってましたよ(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

    作者からの返信

    最十レイさま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    はい、真比登、どん底から這い上がった男でした。
    幼い頃から、勇敢さ、まっすぐさはかわりません。
    心も、強い子です。
    自分がかわりに体罰をうけるはめになるかも、と予感しつつ、止めにはいりましたよ!
    最十レイさまに信じてもらってて、嬉しいです。

    コメントありがとうございました。

  •  こんにちは、御作を読みました。
     時代が時代ですからね(;゜0゜)
     マヒトさん、子供の頃だから強いわけでもないのに、なんと勇敢な。
     ここからどうなるのか、ハラハラします……。面白かったです。

    作者からの返信

    上野文さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    時代が時代なので、郷の仕組みから逸脱してしまった少年、流れつくところに流れつきました。

    真比登、少年ですが、普通の大人の男より怪力です。この頃からすでに、勇敢です。
    でも、訓練を積んだ武人に勝てるわけがありません。
    どうなるか、見守ってくださいませ。

    コメントありがとうございました。

  •  真比登、家族を病ですべて失い、砂金を集める仕事をしていたんですか。
     悲しかったでしょう、きつかったでしょう、可哀そうに。

     ねこ、を助けたことにより、真比登の運命は変わっていくんですね。
     でもなんだか、腕を切り落とされそうな男をかばって、小薩という人から怒りを向けられてるんですが。

    作者からの返信

    本城 冴月さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    真比登、親族も含めて、病で失ってしまい。さらに郷を捨てたので、本当に頼りにする人がいませんでした。
    行き着いた先は、川床の砂金集めの仕事です。
    家族を全て失った心の傷も癒えぬまま。
    使い捨ての労働者として、こき使われました。
    可哀そう、と、彼に同情くださり、ありがとうございます。

    ええ、ねこ、を助けた事により、運命の歯車がまわります。
    今のところ、小薩からバリバリに怒りを向けられていますが……。(・_・;)
    どうなるか、お楽しみに。

    コメントありがとうございました。

  • おお、マヒトサンが鎮平兵になる前のお話。
    金さらい、楽しそうで、難しい、砂金一欠片見つけても大した値はつかないと聞いています。
    その日を生きるためにあくせく働いていたんですねぇ。
    管理者もいつか痛い目みそうな……。

    腕を切るように命じたアサカリさん、怖いなぁ。

    作者からの返信

    ぽんにゃっぷ様

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    今まで語られなかった、真比登、どうやって鎮兵になったの? を描きます。
    「砂金一欠片見つけても大した値はつかないと聞いています」
    そうでしょうねぇ……。
    日々を生きるために、あくせく働き……。
    過酷な仕事です。
    管理者、いつか痛い目、見たのかな。
    意外としぶとく、のうのうと暮らしたのかもしれません。

    朝獦は、恐い人です。(゚A゚;)ゴクリ

    コメントありがとうございました。

  • 心根が優しくて、そして強くて、さみしくて。
    少年真比登さまが運命をつかむ!!!

    作者からの返信

    こい様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    孤独、持って生まれた強さ、優しさ……。
    少年真比登、思いがけない猫の登場で、おのれの運命をつかみます!

    コメントありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    子猫を逃がした代償が腕一本っ!?
    往年のヤクザ映画も真っ青のキビシイ判定。
    指の一本くらいでゆるしてあげてつかぁさい!!Σ(゚д゚lll)
    ……というビックリが伝わったわけでもないでしょうが、真比登さん、庇い立て。
    人間、失うものがない方が、逆に自分の心に素直に生きられるのかも知れません。
    自由に生きたくて、人はお金を溜めて、位を昇っていくはずなのに、この不思議。
    しかし、この優しい心持こそが真比登さんの真骨頂なんですね!
    あと十年も生きれば、そんな金山の監督なんか目じゃない程、出世しますぜ、旦那!(⌒∇⌒)

    作者からの返信

    たけざぶろう様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    「子猫を逃がした代償が腕一本っ!?
    往年のヤクザ映画も真っ青のキビシイ判定。」
    この時代、猫は珍獣なので……(-_-;)
    あと、朝獦は、間違いをおかした人に、容赦ありません。

    「人間、失うものがない方が、逆に自分の心に素直に生きられるのかも知れません。
    自由に生きたくて、人はお金を溜めて、位を昇っていくはずなのに、この不思議。」
    その通りですよね……。

    「この優しい心持こそが真比登さんの真骨頂なんですね!」
    ええ、幼くても、何もかも失ってどん底の生活でも、真比登は、優しさを失いません。

    「あと十年も生きれば、そんな金山の監督なんか目じゃない程、出世しますぜ、旦那!(⌒∇⌒)」
    そうそう、ハッピーが待ってます!

    コメントありがとうございました。

  • 加須 千花さま

    こんにちは。

    家族を流行病でみな亡くし、みなしごとなった真比登が鎮兵となるまでの物語ですね。
    貧しいものはひたすら働き、使い捨てられる時代。体力の尽きた順にこの世を去り、新たな働き手を交代する。救いのない世界です。真比登は幸い体力があったのですぐに死んでしまうことはありませんでしたが、死に至るまでの時間を長くしただけに終わっていたかもしれないのですね。
    仲間が何人死のうと変わらなかった生活が、たった一匹の小さなネコとの出会いにより変えられていくというのは、世界の不条理や皮肉を感じさせます。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    真比登、病で家族を亡くしてから、どうやって鎮兵となったかは、実は、今まで触れてきませんでした。
    ここでやっと、描きます。

    「貧しいものはひたすら働き、使い捨てられる時代。体力の尽きた順にこの世を去り、新たな働き手を交代する。救いのない世界です。」
    真実、身分社会です。救いのない話です……。
    冬場、川の水に足を長時間つける作業なので、冬を越せずに死ぬ者が多いです。
    冬を迎えていたら、真比登もどうだったかは、わかりません。

    真比登の世界は、ネコとの出会いで変わりはじめます。

    コメントありがとうございました。

  • 千花ちゃん、こんにちは😊

    真比登さん、家族を疫で失うという辛い境遇にもめげないで流れ着いた小田郡の黄金山で懸命に働いていたんですね。
    この苦労を思うと泣けてきます。

    「罰だ。右腕を落とせ。小薩。」
    朝獦さまからそう命令されて右腕を前につきだした武人に小薩が大刀をふりかぶると、真比登さん、咄嗟に間に入ってその動きを止めたんですね。
    正義感溢れる行動ですが、この後の展開が怖いです。

    作者からの返信

    この美のこ様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    真比登、
    ①子供。
    ②疱瘡持ち。
    ➂郷抜けした者。
    三重苦で、まともな働き口がなかったんです。可哀想……。流れ着いた黄金山で、懸命に働いていました。

    真比登、正義感あふれる行動で、小薩の腕を止めました。
    エライ人に逆らって、どうなるか……。

    「見てられない!」という嫌な展開にはなりませんので、ご安心を。

    コメントありがとうございました。

  • 真比登、どんなに辛い境遇にあっても、曇りなきまなこで物事を見られる人ですね。
    物語の中では環境が悪かったから悪人になってしまう人物と、つらい状況を乗り越えたからこそ優しい人物が登場しますが、これ現実でも同じなんですよね……
    犯罪者にはよく同情したくなるような過去があるけれど、同じような過去を背負いながら まっとうに生きている人間もたくさんいるという。

    作者からの返信

    綾森れん様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    そうなんですよ、「犯罪者にはよく同情したくなるような過去があるけれど、同じような過去を背負いながら まっとうに生きている人間もたくさんいるという。」
    その通りです。同じようなつらい目にあっても、犯罪の一線を、こえる人。
    踏みとどまって、こえない人。
    この差は大きいと思います。
    人間として。

    真比登は、辛い状況にあっても、曇りなき眼で、行動できる人です。
    辛い過去に傷つきながらも、優しさを失わない男です。

    コメントありがとうございました。

  • 日本各地にある鬼伝説の正体は、コミュニティから追放されたはみ出し者が集団作って暮らしていたこと、という話もありますし、そうしたところに流れ着くというのはありそうですね……。
    ただ、はみ出し者集団は割と平等だったらしいので、この偉そうな金商人自体は体制側の人間ということでしょうか。

    権力者の猫なら、並の人間より偉い……というあたりは子供には認めづらい話でしょうね(・・;)

    作者からの返信

    川野遥さま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    「日本各地にある鬼伝説の正体は、コミュニティから追放されたはみ出し者が集団作って暮らしていたこと、という話も」
    ほうほう、そうなのですね!
    勉強になります。

    偉そうな金山の管理者は、体制側の人間です。
    金砂をせっせととって、朝廷におさめねばなりません。

    「権力者の猫なら、並の人間より偉い……というあたりは子供には認めづらい話でしょうね」
    ええ、その通りです。
    真比登は、子供でも、身一つしか持ってなくても、己の正義と信じる道を歩ける人です。

    コメントありがとうございました。