ああ、源と若大根売は結ばれたけど、旅による別れが迫っているのでちょっぴり悲しい契りですね。
それでも若大根売が拒まなかったのは、源を心から恋うているからですね。
無事に帰ってきてほしいものです。
作者からの返信
本城 冴月さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
そうです。旅による別れの前に、契りを交わしてゆく。悲しさが漂います。
若大根売、源が本気で自分を想ってくれているのも伝わってきてますし、自分も心から源を恋うているので、拒みません。
後悔はありません。
源の無事を祈ってくださり、ありがとうございます!
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
今回の一夜の情事、描写がとても詩的で美しかったです(^^)
渡り鳥のように夢を追う男と、地に根付き放蕩鳥の帰還を待つ女……
たぶん、歴史上、いっぱいあった構図なんですよね(^^;)
目の前にある堅実な世界よりも、失うモノをよりも脳内に広がる夢やら名声やら妄想に世界に飛び立ってしまう男という生き物は、やっぱり女性に比べていささか軽率でオバカなのかも知れません。
だからこそ、未知の世界に向けて人間の世界が広がるのですけれども(;´∀`)
すずしろちゃん、待つのは辛いけれど……源クンの運を信じましょう!
作者からの返信
たけざぶろう様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
一夜の情事、好評で嬉しいです。
「目の前にある堅実な世界よりも、失うモノをよりも脳内に広がる夢やら名声やら妄想に世界に飛び立ってしまう」
そう、女性でもそういう人はいると思いますが、やっぱり、若い男の人に多い気がします。
女性は堅実。
「だからこそ、未知の世界に向けて人間の世界が広がるのですけれども」
その通りです。
自分にはないものを持つ、男、という生き物。
男性がここまで夢にまっしぐらだと、好ましい、と思ってしまう部分を、女性は持っています。
すずしろちゃんに、優しくお声をかけてくださり、ありがとうございます。
すずしろちゃん、待ちます……!
コメントありがとうございました。
源くんは若大根売ちゃんが大好きで本当に愛していて。でもそれでも夢のために奈良に行ってしまうのですね。そしていずれは唐に……。
何年掛かるかわからないけれど、でも必ず戻ってくるし迎えにくる。その約束は大事だけれど、待つ方はつらいですね……。
作者からの返信
朝倉さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
まず、素敵なレビューを、ありがとうございます!
「いかにもすぐにバレそうな替え玉作戦!なのですが、なかなかどうして面白い具合に話が進んでいきます。読者としてはハラハラドキドキしっぱなし」
と面白さをアピールしてくださり、感謝申し上げます。
さて、源。若ちゃんを心から愛していますが、源は、恋愛が人生の全て、という男ではありません。
夢のために、奈良にいき、遣唐使船に乗れるチャンスを伺います。
源は己を信じています。
必ず、戻ってくるし、若ちゃんを迎えに行く。
待つしかない若ちゃんは、辛いです。
しかし惚れてしまったので、待つしかありません。
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは。
死に別れるわけでもないのに、夢を叶える一筋の希望を得て旅立っていくだけのはずなのに、どうしようもなく悲しいですね。
「あたしはしっかり、見送りができるでしょうか?
頑張りますわ」
こう心に誓う若大根売ちゃんの健気さに、忘れていた(いやあ、最初からなかった ^^; ?)純情さを思い出します。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
どうしようもなく悲しいです。
源は謝ってばかりです。
見送りを頑張る、と思う若ちゃん。
これね……、一人、部屋で、泣きながら土器土器日記、書いてます。
「忘れていた(いやあ、最初からなかった ^^; ?)純情」まぁっ! きっとあったはずです、純情が!!
コメントありがとうございました。
この物語において「いも」と「いとこせ」は生涯一人だけでしたよね。
源、若大根売に自分を愛子夫と呼ばせているけれど・・・
いつ帰って来るか、帰って来られるかすら約束できないなら、彼女を束縛できる権利はないからなー?
まあこの小説の登場人物は浮気なんてしないんだろうけれど(作者様が真摯で、竹を割ったようにまっすぐで、清らかな性質をお持ちの方だと思うので)、
現実だったら日本に残してきた彼女があっさりほかの恋人を作っていても文句は言えませんな。
「源は、どうしても、夢を捨てることはできない」
その通りでしょうね。
現代においては、大概の夢は追って、ある程度の地位を手にして、これくらいでよいかなと思えたときには、適齢期を過ぎているものです笑
でもうちの父の時代はそうでもなくて(戦時中の生まれ)、10代半ばから夢を追い(劇団員でした)、そろそろいいかと思った後でまだ家族を持てる年齢だったんですよね。
高学歴化によって大学卒業後に夢を追ったりすると、時間がなくなります(;´∀`)
挿絵の源、相変わらずイケメンですね!
仏様、拡大して見ました!! 小さいけれどしっかり書き込まれている!!
作者からの返信
綾森れん様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
『この物語において「いも」と「いとこせ」は生涯一人だけでしたよね。』
その通りです!
覚えててくださり、ありがとうございます。
「いつ帰って来るか、帰って来られるかすら約束できないなら、彼女を束縛できる権利はないからなー?」
源は、ここに残していく若ちゃんの、生涯No.1の男の地位を、強奪していきました。
魂の束縛です。
この行動は、どっかの国の何ヶ月か先の、唐変木の行動との対比です。
若ちゃんは浮気はしないでしょうね。源以上のスペックの男を見つけることは、難しいです。
おや、(作者様が真摯で、竹を割ったようにまっすぐで、清らかな性質をお持ちの方だと思うので)なにげに褒められちょるー! ありがとうございます。(*´ェ`*)ポッ
「現代においては、大概の夢は追って、ある程度の地位を手にして、これくらいでよいかなと思えたときには、適齢期を過ぎているものです笑」
あ〜、そうですよね……。
「でもうちの父の時代はそうでもなくて」ほう!
「10代半ばから夢を追い(劇団員でした)、そろそろいいかと思った後でまだ家族を持てる年齢だったんですよね。」
なるほどです……。
うーん、夢を追いかけた経験がある人生、は、夢を追いかけもせず未練だけを引きずっている人生、よりかは、幸せなのではないか……、なんて思ってしまいますが、若い時の時間を何に使うかって、大事ですよね。
「挿絵の源、相変わらずイケメンですね!」
ありがとうございます。福耳イケメンです。
「仏様、拡大して見ました!! 小さいけれどしっかり書き込まれている!!」
ちっちゃい!ってひーひーしながら、ボールペンで描きました(笑)
ご覧くださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
切なさや悲しみと共に、愛する気持ちが混じり合う、とても美しいさ寝描写でした…。
カップルやその時の状況によって、表現をガラリと変えてくるところが、本当に素晴らしいと思います。
……と、しみじみうっとりしていたら。
『んきゃあぁあああああ!
言えるわけがないわ恥ずかしいぃ───っ!』
うんうん。
それでこそ皆のアイドル若大根売っ!(笑)
作者からの返信
幸まる様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「切なさや悲しみとともに、愛する気持ちが混じり合う、とても美しい」と褒めてもらえて、嬉しいです♫
そう、大椿売と、全然違う切り口なのです。
そして、土器土器日記。この回、どのように笑いを入れられるかな? と迷いつつ書き始めましたが、なんとかお笑いポイントを入れることができました。
これでこそ、皆様のアイドル、若ちゃんだと、私もほっと一安心。
(アイドル認定、ありがとうございます)
コメントありがとうございました。
千花ちゃん、おはようございます😊
もう涙なしでは読めませんでした。
美しい、あまりにも美しい源さんと若ちゃんの一夜。
さ寝の情景の描写がとても美しくて最高に良かったです。
千花ちゃん、凄いよ⤴⤴
こんなに恋しあう二人がやっと結ばれたというのにこれからしばらく何年かわからない別れが待ってるなんて……。
源さんは罪なお方だ!
しかし、若ちゃんはそのすべてを受け入れ、源さんが志を叶えて元気で帰って迎えに来てくれることをずっと信じて待っているのでしょうね。
それほどの若ちゃんの覚悟の愛が見えました。
源さんの確かな愛が見えました。
感動的なシーンをありがとうございます✨✨
私、今日はこれから仕事ですが今日一日このシーンを思い出してしまいそうです。
(仕事になるか?……笑)
作者からの返信
この美のこ様
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「さ寝の情景の描写がとても美しくて最高に良かったです。」
(∩´∀`)∩ワーイ
嬉しいです!
このさ寝のシーンは、私も気に入っています。
こんなに可愛い若ちゃんを置いていくなんて、源は罪な男です。
若ちゃん、覚悟の愛です。
源も、若ちゃんを愛しています。
こんなに愛し合っているのに、二人は、何年になるかわからない別離を迎えます。
お仕事、いってらっしゃい!
ぜひ今日一日、このシーンを思い出して余韻にひたってください(笑)
コメントありがとうございました。
『若大根売の顔が悲しすぎて。
夜が短かすぎて。
楊梅のような可憐な妹に、ずっと口づけをしたまま、夜が明けなければ良いのに、と思った。』
きっと想いは同じ。この時ばかりは時間なんか止まってしまえば良いのに。残酷なまでに無慈悲な時間の流れを感じればこその想い。
土器土器日記もいつものように明るく書いてるように思えますが、若大根売の気持ちを考えると、涙ながらに書いているのでしょうね。
とっても切ない。だからでしょうか、今回のさ寝の描写が詩的で描写を美しくされたのは。二人の美しい思い出が一枚の絵画のように記憶されました。お見事です。
作者からの返信
かごのぼっち様
源と若ちゃん、想いは同じ。時間なんて止まってしまえば良いのに、です。
時間が過ぎゆくのが、無慈悲で残酷に思えます。
土器土器日記、涙ながらに書いています。ぽたぽた、ぽろぽろ。涙が木簡にシミを作ります……。
二人の初めてが、詩的で美しいのは、今までの二人の時間の積み重ねと、二人の想いが作用したからです。
描こうと思っていつでも書けるものではありません。
「二人の美しい思い出が一枚の絵画のように記憶されました」
良かったです! そのように読んでほしいな、と思って執筆していました。
コメントありがとうございました。