応援コメント

第三十一話  手持ち無沙汰に立つ男」への応援コメント

  • 賭けの対象……ひどい……

    でも、ぐっと引き込まれる物語の描写がすごすぎて。。
    まるでこの時代に入り込んだような気持ちになります。
    どうやってこんなにも、まるでご自身の目でご覧になったかのような作品が書けるのか……知識量が半端ないです。

    作者からの返信

    保桜さやか様

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    誰にもなびかぬ美女、という事が、賭けの対象にされてしまいました。
    美女ゆえの不幸です。
    ひどいですよね。

    知識はね……、物語を書きながら並行してヒィヒィ調べてる、なんてこともザラです。
    これは年代はきっちり詰めて作った物語ですが、異世界ファンタジーのノリで書いてますよ。
    かなり、架空があります。

    コメントありがとうございました。

  • 三虎が佐久良売さまに誘われたというエピソード、このシーンのことだったんですね。

    かなりグラッと来たという三虎の心情を知って読むと、感慨深さアップです!
    三虎、理性をたもてて偉いぞ!

    しかし佐久良売さま、可哀想に……
    辛い過去と重なってやりきれない想いがひしひしと伝わって来ます。

    作者からの返信

    北原黒愁さま

    そうなんです〜〜!
    『あらたまの恋 ぬばたまの夢』
    で、三虎が佐久良売に誘われた、というのは、この夜のことです。

    佐久良売はすこぶる美女ですし、せっかくのお誘いですから、三虎、かなりグラッと来てます。
    『あらたまの恋』での三虎の回想を覚えていてくださり、ありがとうございます!

    三虎、理性を保ち、踏み止まったのは、古志加の顔が思い浮かんだから。
    だからね、古志加に恋してるんですよこの男は……。

    佐久良売、枕を涙で濡らします。
    辛い過去とかさなって、真比登の裏切りはこたえました。
    佐久良売のやりきれない思い、伝わりましたか。
    心理描写に力をいれてる回なので、嬉しいご感想です。

  • ふむ、佐久良売、過去に随分と酷い男に騙されてたみたいですね。

    真比登、これをどう挽回するのか!?

    作者からの返信

    アニマルさま

    そうなんです。佐久良売が婚姻したくない、というのにも理由かあったんです。
    ずいぶん酷い男に騙されて、傷ついた過去かありました……。

    真比登、挽回できるのか?
    見守ってくださったら幸いです。

    コメントありがとうございました。

  • あぁ……なるほど、てっきり都々自売さんの為だったり、戦の中だから婚姻はしないと言っていたのかと思っていましたが、辛い過去があったのですね……。
    嘘に激昂したのも納得です。

    正気を保てないくらい酒を煽ちゃって……佐久良売さんが心配です。
    豪族の四男くんにはきんくまから一言、「玉の緒をよ絶たえね!」

    作者からの返信

    きんくま様

    ええ、そうなんです。婚姻して、桃生柵から夫の屋敷に避難させられたくない、という思いもありましたが、辛い過去から、婚姻はしたくないと思っていました。
    はからずも、真比登の嘘は、その過去の傷をえぐってしまいました……。

    正気を保てないくらい、酒をあおる佐久良売。心配ですよね……。
    このあとは、寝付けない夜を自室で過ごしました。

    奈良にいる豪族の四男、レンカクさんか、「ティスタニア」姐さんを召喚してこらしめてやってほしいくらいです。
    きんくま様からの「玉の緒よ絶えね!」
    きっと、効いてます!
    佐久良売の為に、ありがとうございました。

    コメントありがとうございました。

  • なるほど。そういった過去があっての、今の佐久良売さまなんですね(-ω-;)
    騙されたことにここまで敏感に反応してたのも頷けます。

    これは真比登、相当なケジメをせにゃなりませんな(*-ω-)

    作者からの返信

    最十レイさま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    ええ、このような過去があって……、です。真比登に騙されたことは、プライドの高い女性として、とうてい許せるものではありません。
    それだけでなく、過去に傷ついた傷跡も、思いきりえぐられました。

    「これは真比登、相当なケジメをせにゃなりませんな」
    最十 レイさまの仰るとおり……。さて、どうなるか? です。

    コメントありがとうございました。

  • なるほど、また、なのですね。
    そして、その過去の男、真比登とは正反対の人柄と見受けます。そして、そんな過去を押し退けて、向き合おうとした佐久良売の乙女心は本物であり、また真比登の真っ直ぐな想いも本物であれば、あとはキッカケのみ。この細くて今にも切れてしまいそうな糸を、加須千花マジックで見事、結びつけてくれるのでしょう!

    期待しております!

    作者からの返信

    かごのぼっち様

    佐久良売、また、騙されたんです。

    過去の男は、真比登とは正反対の遊び人でした。
    「そんな過去を押し退けて、向き合おうとした佐久良売の乙女心は本物」
    でしたが、プライドの高い佐久良売は、嘘偽りの縁談をさせられ、深く傷つきました……。

    この後、二人はどうなるのか。
    どうぞ、ご期待ください。

    コメントありがとうございました。

  • この過去が苛烈なサクラメさんを形作っていたのですね。地雷を踏んだようで、マヒトさん不味ったなぁ。

    作者からの返信

    ぽんにゃっぷ様

    ええ、この辛い過去が、ツンツン佐久良売を作っていました。
    まさしく地雷。
    真比登は、佐久良売の古傷をえぐるように、佐久良売を傷つける事になってしまいました。
    真比登、そんなつもりはなかったんですけどね……。

    コメントありがとうございました。

  • そんな酷い男、ぶった斬ってしまえ!
    そんでもって、そんな思いを甘く溶かしてくれる、心から愛してくれる人が現れて欲しい!!!

    作者からの返信

    こい様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    佐久良売を賭けの対象にした酷い男、何か罰がくだると良いですよね。

    「そんな思いを甘く溶かしてくれる、心から愛してくれる人」
    こい様、素敵な表現です!!

    真比登がそんな素敵な人になってくれそうだったのに……、です。

    コメントありがとうございました。

  • こんにちは。

    佐久良売さまが賭けの対象になっていたなんて!酷すぎます!

    男性不信になりますよね。
    だから頑なに婚姻を拒んでいたんですね。
    気になりだした真比登さんにも入れ替わりという形で裏切られてしまい、佐久良売さまが自暴自棄になってしまうのも、わかる気がします。
    だけど、従者と関係を持たなかったのは良かったと思います。
    ますます佐久良売さまが傷つくだけですから。
    佐久良売さまの心の傷が少しでも早く癒やされますように。

    作者からの返信

    堀内 清瑞さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    佐久良売、奈良で賭けの対象になっていました。
    酷い男にひっかかってしまったものです。

    真比登はそんな男とは違う、と、気になりだし、惹かれはじめていたのに……。
    真比登の裏切りが発覚し、佐久良売は深く傷つき、涙にくれています。

    従者と関係を持っていたら。
    自分から誘っていますし、佐久良売は、今晩においては、共寝をする事で傷つく事はありませんでした。

    これは、佐久良売が女性として、自分の身体をどれだけ大事にしてるかの問題なのですが、佐久良売は、家族と一緒に暮らし、老婆になり、身の置き場所がなくなったら寺に入って死のう、と思っています。
    なので、この先、一生、男と関係する事はない、と思っています。
    なら、行き場のない嘆きの憂さ晴らしに、従者を一夜夫《ひとよづま》にしたってかまわない、と思いました。
    自分の貞操にそこまでの価値を見出していないのです。
    (ここは佐久良売の可哀想な部分です。)
    この従者はこれでも女性に優しい男なので、佐久良売の望み通りにふるまい、佐久良売は良く眠れたと思います。
    今晩においては、後悔はしなかったでしょう。

    あくまで、今晩においては、です。

    長文になり申し訳ありません。しかし短い文では説明しきれない繊細な心の動きですので、しっかり説明させていただきました。

    佐久良売の心の傷が少しでも早く癒えるよう、祈ってくださり、ありがとうございます。

    コメントありがとうございました。


  • 編集済

    これは真比登の初体験未遂トラウマに対抗できるくらいの、初体験トラウマですね。
    こっちはモテるが故に発生してしまった感じなのが対照的。

    でも、このトラウマがあるからこそ、真比登の女性慣れしてない純朴さに惹かれたのかなーと感じます。

    惹かれた、というより、無意識的にトラウマからの救いを求めてるニュアンスまでありそうな空気を感じます。

    信じられる男を見つけてみたい、とでもいうような。

    で、その相手から裏切られた(と感じてしまった)からクリティカルヒットですよねえ……

    作者からの返信

    菅野 事案さま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    ええ、佐久良売は、モテるがゆえに発生してしまった辛い過去がありました。
    真比登がいつまでも、鼠のように逃げた遊行女の泣き叫ぶ顔が忘れられないのに対し、佐久良売は、裏切られた当時大泣きしましたが、そのあとは、「ふんっ!」と、あまりその男のことは思い出しません。
    思い出す価値もない男、と思っているからです。

    真比登は、佐久良売を「怖くない」と言ってくれました。そんな事を言ってくれる男がいるなんて、想像もしませんでした。自分でも、自分が怖い女である自覚があります。
    そして、真比登の純朴さ、まっすぐに寄せてくれるラブ光線に、惹かれました。

    無意識では、信じられる男をみつけてみたい、そう願っていたのかもしれません。

    しかーし! その相手から裏切られた(名前を偽って替え玉お見合いですから、立派な裏切りです)クリティカルヒット! です。
    佐久良売は涙と悲しみの海に沈んでいます……。

    コメントありがとうございました。

  • 最後の一文は一見すると兵站に見えますが、ここまで読んでいると血を吐かんばかりの激情が籠っていることが伺えます。
    この経緯で絶望するなという方が無理がありますね。しかも、今回は二度目。首が飛ばなかったのは気高さ故なのだろうと思いました。

    作者からの返信

    焔コブラさま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    最後の一文、血を吐かんばかりの激情を汲み取ってくださり、ありがとうございます。
    その通りです。

    今回は二度目。真比登に心ひかれかけていたぶん、傷は深いです。
    真比登の首が飛ばなかったのは、佐久良売の気高さゆえ───、あとやっぱり、真比登に心ひかれはじめていたので、憎いんだけど、実際に首をはねる気持ちにはなれませんでした。
    こういう時、本当に男の首をはねられる女と、はねることができない女に別れるとしたら、佐久良売はなんだかんだ言って、はねる事ができない女です。

    コメントありがとうございました。

  •  そんなことがあったのですか。
     賭けの対象にされてた。
     それは傷つくし、男性不信になりますね。

    作者からの返信

    本城 冴月さま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    当時は、采女でも、畿内出身とそれ以外で差別があったようです。佐久良売は当時、最奥の国出身の采女です。しかし美女でツンツンしていて、どんな男が文を出しても、色よい返事をしない。
    賭けの対象にされてしまいました。可哀想です。
    傷つきました……。

    もう何年も前のことで、生々しく傷口が開いているわけではないですが、男性不信です。

    コメントありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     サクラメさんの内心がわかる、印象深い回でした。
     彼女もマヒトさんと同じくらい重いオモイを背負っていたんだなあ。
     面白かったです。

    作者からの返信

    上野文さま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    佐久良売、過去にこんなことがありました。
    佐久良売も、真比登も、重いものを背負っています。

    三虎は後ろ髪ひかれながら、簀子を去りました。(笑)

    コメントありがとうございました。

  • 加須 千花さま

    こんにちは。

    佐久良売さま、屈辱に思いっきり心を乱される中でも、真比登の実のこもった行為や言葉を頭のどこかで思い出していますね。真比登の思いはきちんと心に刻み込まれている! この先新たな波風が立たず、佐久良売さまの心が穏やかになれたなら、真比登にもチャンスが?!

    男なんて、と最後に思った彼女の心の内にあったのは、ずいぶんむごい過去だったのですね。大切に育てられてきた豪族の娘が初めて心も体も許した相手からこんなひどい裏切りを受けていたなんて。

    豪族の娘としての自負と、田舎出という引け目と、美貌への矜持と、怖い女である自覚。そんな複雑な思いをすこーんと凌駕してしまった男への嫌悪感。真比登の純粋な気持ちはそれを乗り越えられるのでしょうか。わくわく。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。
    拙作にきらきらお星さま、ありがとうございます!m(_ _)mペコリ

    「豪族の娘としての自負と、田舎出という引け目と、美貌への矜持と、怖い女である自覚。そんな複雑な思いをすこーんと凌駕してしまった男への嫌悪感。」
    ああ、まとめるのが本当にお上手だなあ。
    そうです。佐久良売は、そういういろんな感情を持った女性なのです。

    男への嫌悪感は強いものですが、嫌な思い出は、五年前のもの。
    今の佐久良売は、真比登(と大川)からひどい嘘をつかれた屈辱を感じるなかでも、「真比登の実のこもった行為や言葉を頭のどこかで思い出して」います。

    佐久良売の恋心が、血を流しもだえながら、まだ、この想いを捨てないで、と佐久良売の表層意識に叫んでいます……。

    純粋な気持ちの真比登は、佐久良売の葛藤を乗り越えて、佐久良売の心をつかむ事ができるでしょうか。
    今はヤケ酒のすえ、大川さまの部屋で寝てますが。(゜o゜;

    コメントありがとうございました。

  • 男に騙されて小馬鹿にされた過去……。サクラメさんのかたくなに婚姻をいやがる原因はそれにあったんですね。
    というか、その男どものキンタマこそ塩漬けにすべきだわ!!

    今回の入れ替わりも、サクラメさんは笑い物にされたと思って、心に深い傷を負ってしまった……。
    マヒトさん、今こそサクラメさんを好いているとはいえ、責任大ですよಠ_ಠ。

    って、サクラメさんたらあんだけコワモテ美なのに、そういうところで案外純粋すぎるというか。
    か"わ"い"い"っ!!(*≧∀≦*)。

    作者からの返信

    虎の威を借る正覚坊様

    こんばんは。

    はい、佐久良売、かたくなに婚姻を嫌がる原因、こんなところにもありました。
    男に夢を見ることができません。

    「今回の入れ替わりも、サクラメさんは笑い物にされたと思って、心に深い傷を負ってしまった。」
    その通りです。
    真比登、偽ったのは責任重大です!

    そして、佐久良売、コワモテ美なのに、案外、純粋です。
    だって、真比登に、もうかなり、心惹かれていたんだもの……。

    佐久良売に「か"わ"い"い"っ!!(*≧∀≦*)。」ありがとうございます!♪

    コメントありがとうございました。


  • 編集済

    拝読致しました。
    そんな不埒なおのこがおったとは……佐久良売さん、心が潔癖ながだけにカウンターが酷かったでしょうね(⁠。⁠ノ⁠ω⁠\⁠。⁠)
    だからこそのご乱行……酒に大川様まで巻き込んで、大変なことをしてしまった。
    そのとばっちりを受けたすずしろちゃんも最難でした(´Д⊂ヽ
    いちど傷つき癒えぬ古傷となってしまった、男を信じる心、さて真比登さんは傷を塞ぐことはできるのか。
    いやきっとしてくれると信じて楽しみに待ちます!(^^)

    作者からの返信

    たけざぶろうさま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    過去、都会である奈良で、佐久良売は不埒なおのこにひっかかったのです。(/_;)
    騙され、ショックでした……。
    また今回、真比登&大川さまに騙され、大激怒です。
    すずしろちゃんは、何も悪くないのですが、そばに寄り添おうとして、気が立った佐久良売さまに追い出されてしまいました。
    可哀想💦
    主と女官。こういう時は、主の癇癪のとばっちりを受けてしまいます。災難でした。

    いちど傷つき、癒えぬ古傷となってしまった、男を信じる心。
    それを乗り越え、真比登は佐久良売さまの手をつかむ事ができるか。

    ぜひ続きをお楽しみに!

    コメントありがとうございました。

  • ああ……(嘆息)。
    語れるほどの知識はまったくありませんが、この時代の身分ある女性となれば、入れ替わりの理由がどのようなものであれ、負った心の傷の深さは計り知れないだろうと思いました。

    しかも佐久良売さま、過去にこんな辛い経験をされていたなんて……これは妹君にも話せませんよね。

    どちらも大泣きの夜、これからどのような朝が訪れるのでしょう。
    この先も楽しみに読ませていただきます!

    作者からの返信

    Skorca様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    「語れるほどの知識はまったくありませんが。」
    →大丈夫です! 歴史物をまったく読んだことのない読者さまにも読んでもらえるよう、を意識して書いております。
    異世界ファンタジーのノリです。

    佐久良売、負った心の傷は深いです。しかも、過去にも奈良の都会でプレイボーイにひどい目に……。
    これは、都々自売にも話せません。
    自分一人の胸のなかに納めています。

    真比登、佐久良売、どちらも大泣きの夜。佐久良売は泣き明かし、むくんだ顔で朝をむかえ、真比登は大川さまの部屋で朝を迎えます。

    ぜひ、これから先もお楽しみに。m(_ _)m

    コメントありがとうございました。

  • 騙された過去があったんですね!
    そりゃ嘘つかれてたって激怒するのも大川さまに赤紫蘇水ぶっかけるくらい暴れるのもヤケ酒も何もかも理解できる……これは辛いです……

    作者からの返信

    矢古宇朔也さま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    はい、騙された過去がありました。
    佐久良売さま大暴れの末、読者さまがすーっと離れていきそうな行きずりのお誘いまで……。あわあわ(゜o゜;
    これは、読者さまに共感いただけないかも、と思いつつ、佐久良売は、身分が上の女性、身分の下の人間を顎で使うことに慣れてる。そういう女性は、こういう時、止まらない。というのが見えたので、書きました。
    何もかも理解できる、と言っていただき、良かったです。(^_^;)

    コメントありがとうございました。

  • 佐久良売さま、騙されたこんなつらい過去が……。
    だからこそ、もう恋はしない、婚姻しないと固く誓っていたのに……なぜか真比登さんに少しずつ惹かれて行っていたのですね。
    追い打ちをかけるような、今回の身代わり事件は佐久良売さまのプライドを深く深く傷つけて、立ち直れないほどですね。

    それにしても三虎さんは、素晴らしい。
    「あなたは酔っている。佐久良売さま。必ず後悔なさるでしょう。 ───そしてオレも。心に決めた、たった一人の女がいるので。」
    くぅ~、よく言った!
    佐久良売さまは余計に惨めになったかもしれないけど、結果それで良かったと思います。

    作者からの返信

    この美のこ様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    佐久良売、男に騙された辛い過去がありました。
    「なぜか真比登さんに少しずつ惹かれて行っていたのですね」
    その通りです。
    なのに、始めから偽りだったと知って、ショックです。
    たくさん、泣いています。
    彼女は立ち直れるでしょうか……。

    そして三虎。良く言いました。
    (⁠・⁠∀⁠・⁠)
    素晴らしいと言ってくださり、ありがとうございます!

    コメントありがとうございました。

  • うむむ、なるほど。プレイボーイ風のヤサ男に騙されてしまったという事ですね。

    お気の毒ですが、それで一才男と関わらないようにとなると…幸せが逃げていってしまいますね。男を見る目も養われないのでは…

    真比登が誠実である事が救いですね。

    作者からの返信

    海藻ネオさま

    今も昔も、口が上手くて、熱心に口説く男性のほうが、女をひっかけやすいです。
    佐久良売、ヤサ男のプレイボーイに騙されました。

    もともと、采女となった時点で、普通の女なら「お年頃になったら、みーんな結婚する」ルートを外れています。
    天皇のお手つきあるかも?! や、奈良……都会の貴公子に見初められるかも?! ルートもありますが、一番可能性があるのが「婚期逃しちゃった」ルートです。30歳? 40歳? で故郷に帰っても、結婚したいと言ったら、男に「歳を考えろ」と鼻で笑われる。そんな世界です。

    昔はもっと、女性の若さ、見た目にシビアでした。

    だから佐久良売は、男を見る目を養おう、ではなく、もう良いや、となりました。

    そう、真比登が誠実である事が救いです。今はやけ酒呑んで暴れてひっくり返ってますが。(;´Д`)

    コメントありがとうございました。

  • 三虎がまともで良かった(;'∀')!こじかちゃんの功績ですね笑

    それにしても、やっぱりというか、佐久良売さんは過去に賭けの対象にされた悲しい恋愛をしてたのですね><

    騙され方は違っても、騙されたという事実は変わりませんものね。
    でも、佐久良売さん。思いの中にちゃんと気持ちが出てましたわよ!!

    作者からの返信

    左手でクレープさま

    ふふふ。三虎、一歩、足を踏み出しかけたんですけどね。
    うん、三虎のなかで、とある女性の面影が、さっとかすめたようです。

    「やっぱりというか、佐久良売さんは過去に賭けの対象にされた悲しい恋愛をしてたのですね」
    左手でクレープ様には、なんとなくおわかりでしたか。
    そうなんです。男性にあれだけ当たりがきついのは、理由があったのです。

    そして、真比登に「騙され方は違っても、騙されたという事実は変わりません」その通りです。
    佐久良売は深く傷ついています。
    でも、思いのなかに、「気持ち」があって……。
    そう。佐久良売は嘆きつつ、揺れています。

    コメントありがとうございました。

  • 男がやけ酒なら、女もやけ酒でしたか……(・・;)
    三虎、これは素直に報告して大川様の判断を仰いだ方が良いのではと思いますが、佐久良売さんの名誉がかかっているから言わないかなぁ。

    落としたら満足してもう見向きもしないという不届きものは時々いると聞きますが、悪いのに引っ掛かってしまいましたね……。

    作者からの返信

    川野遥さま

    男もやけ酒、女もやけ酒。何をやってるんでしょうか。(;´Д`)

    これね……、三虎、誰にも言わないみたいですよ。佐久良売さまの名誉がかかってますからね。

    佐久良売は、怖い女、と采女のあいだでも評判だったので、悪い噂が、興味本位の賭け事の対象、という悪い出来事を連れてきてしまいました。
    不届き千万。
    過去、悪いのに引っかかってしまった佐久良売でした……。

    コメントありがとうございました。


  • 編集済

    佐久良売さま⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
    相当酔っているし相当傷付いたんだなあ、と思っていたらそんな過去が⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
    これは傷付く。真比登に心閉ざすのも分かりますね⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝

    心に決めた、たった一人のおみな⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝エヘ、エヘヘヘヘ

    作者からの返信

    大入圭さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    佐久良売、相当傷つき、やけ酒です。
    そして、こんな辛い過去がありました。男を信用できません。なのに、真比登にも裏切られて……。
    真比登のことを、「もう嫌い。」と思っています。このまま、心を閉ざしてしまうのでしょうか……。

    そして三虎、「心に決めた、たった一人のおみな」言いました。
    こんなところで言いましたよ〜!( ゚д゚ )クワッ!!

    コメントありがとうございました。

  • いわゆる「うそこく」というやつですね。
    これはひどい。
    現代日本が舞台だと時代性のために結婚の約束までしないけれど、奈良時代だと将来への期待もすべて裏切ることになる。
    高校生たちの賭け遊びとは意味が違ってきますね😿

    作者からの返信

    綾森れん様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    うそこく。
    嘘の告白。
    嘘の結婚のおさそい。
    ひどいです。
    現代日本だと、「結婚してあげる」が現実味を持って言えるのは社会人からだし、結婚=ハッピー、の図式は必ずしも、当てはまらないかもしれません。
    奈良時代からしてみれば、高校生くらいの男女が「結婚してあげる」を言えてしまう……。そして、残酷な賭け遊びをする。全て架空ですが、騙された女としては、悔しい、一言だけでは言い尽くせない失望感があるでしょう。
    おっしゃる通り、将来への期待も全て裏切る事になりますからね。

    佐久良売は可哀想です。(;´Д`)

    コメントありがとうございました。

  • こんにちは。

    う~ん、佐久良売の過去があまりに辛すぎる。
    こういうことがあったなら、今の佐久良売が思う気持ちも理解できますね。
    雁字搦めになった糸を丁寧に解いてくれる者が現れたかもしれないけど、それが偽装だったと分かってしまった。もはや二重苦どころではないですね。

    作者からの返信

    水無月氷泉さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    佐久良売、辛すぎる過去を持っていました。
    だから、こんなに婚姻したくないんです。
    雁字搦めになった糸を丁寧にほどいてくれる可能性のあった真比登は……、なんと最初から偽装で、偽りの縁談を佐久良売にさせていたのでした。
    折り重なった男性への不信。
    今は、佐久良売は、深く悲しんでいます……。

    コメントありがとうございました。

  • ひどい男だ。最低の人種だ。さらに嘘とは言え佐久良売の心に触れ、その魅力に気がつかないのはあまりに愚鈍で阿保で馬鹿である。このささくれだった過去を、その深い闇を一気に晴らす男、真比登、酒に飲まれてる場合じゃないぞ、なにやってんだよぉおおお( ;∀;)

    作者からの返信

    福山典雅さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    佐久良売を騙して、賭け事の対象にした最低男に、「愚鈍で阿保で馬鹿である。」と怒ってくださり、ありがとうございます。
    佐久良売は、この深い闇を、人には言えず、家族にも打ち明けられず、一人で抱え込んでいます。
    一気に晴らす男は、真比登しかいませんよね。……酒に飲まれて、暴れて、上司の部屋に担ぎ込まれ、床で寝てます。何やってんでしょうかああああ!(T_T)

    コメントありがとうございました。

  • こんな過去があれば、男なんて!と思うのも仕方ないですよね…。
    そうでない男もいる、真の部分を見る男もいると、教えるのは真比登、君だぞーっ。項垂れている場合じゃないぞー!

    『心に決めた、たった一人の女がいるので』
    三虎の一言に、嬉しくて悶えた読者はきっと私一人ではありません。

    作者からの返信

    幸まる様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    そうなんです。
    こんな過去があったので、佐久良売は、男なんて、と信用できないのです。
    「そうでない男もいる、真の部分を見る男もいると、教えるのは真比登、君だぞーっ。項垂れている場合じゃないぞー!」
    なんと嬉しい喝でしょう!
    その通りです。
    頑張れ真比登……。

    そして三虎、思わせぶりな一言。ふふ、嬉しくて悶えてくださりましたか。この言葉は、ずっと言う事が決まっていたので、やっとこの場面を書けて嬉しいです。(≧∇≦)b

    コメントありがとうございました。


  • 編集済

    >こういう時、男と女の間に流れる空気は、しっとりと熱気をはらむ気がする
    何という色っぽさ、読者としてはか〜っと気分が盛り上がりましたが……

    佐久良売が可豆佐祢母という気持ちが痛いほどわかる、プレイボーイの四男め許せん‼️
    でも真比登だけは違うんだよ💦チャンスをやって〜とPCの前でのたうち回りました
    朝イチから良質の物語世界に引き込まれる快感、たまりません‼️

    作者からの返信

    みかぼし様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    表現を「何という色っぽさ」と言ってくださり、ありがとうございます。
    佐久良売が「大人」だからこそ、こういった行動にでましたが、彼女を非難するコメントがなく、胸をほっと撫でおろしております。(;・∀・)

    佐久良売、プレイボーイに遊ばれてしまった過去がありました。
    プレイボーイの四男め、本当に許せません。あとで道端の馬糞をふんずけると良いです。(発想が子供)

    そう、真比登は誠実な、プレイボーイとは真逆の男。真剣に佐久良売に恋してるんだよ……。佐久良売にこの思いが伝わる日は……。

    朝イチからご訪問くださり、また、コメントを賜り、ありがとうございました。