心に届いた言葉を思い返して眠り、夢でもその言葉を聞く、そして本当に天女に成る。一連の流れが美してゾクっとしました。
挿絵も入っていて、お腹いっぱいになれそうな素敵なお話でした!
作者からの返信
きんくま様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「一連の流れが美しくてゾクっとしました」わーほーい!
嬉しい〜!!
こっそり、お話しますが、この「恋や明かさむ」最初に……つまり、「あらたまの恋 ぬばたまの夢」の前に、書こうとしたんです。
その時は、下書きを手描きでノートに書いていました。
でも、自分の実力不足で、頓挫したんです。
その後、「あらたまの恋」を書き、カクヨム公開後、読者さまのコメントを参考にし、改稿しまくり、他の短編・中編・長編を書いて力をたくわえ、カクヨムコン9にあわせ、また、「恋や明かさむ」に着手しました。
この、佐久良売の「一連」は、その頓挫前、書いた部分。
ノートに手描きをしてる時には、読者さまから「ゾクッとしました」というご感想をもらえるなど、露ほども思わず。
はー、私が幸せでお腹いっぱいです。
ありがとうございました!
コメントありがとうございました。
佐久良売の大切、幸せが詰まった夢。都々自売の前で天女となる自分。重かった心と共に気も心も軽く、軽く、それこそ解き放たれた天女の様に、空高く舞い上がり、都々自売にきれい、と言ってもらう。なんとも不思議で、幸せな夢でだったことでしょう。
真比登の言葉が佐久良売の心の奥深くに刺さったようですね。それが真比登の想いの一助となることを祈ります。
作者からの返信
かごのぼっち様
───あなたは怖くない。
真比登のその一言が、佐久良売の心の奥深くまで到達し、誰にも恋するものか、とかたく閉ざされた心の扉の鍵を、
───カチリ。
とまわしたのです。
何年も閉ざされたままだった心の扉が開き、佐久良売の大切、幸せがつまった夢、なんとも不思議で幸せな夢が、それを象徴します。
佐久良売は無自覚ですが、心の奥底では、真比登(源と認識)を、一人の男、として見はじめました。
コメントありがとうございました。
佐久良売にとっても、これまで出会ったことないような相手ですもんね。
世間一般の『女』という型に填めた価値観からの見方ではなく、一人の人間としてのありのままの自分を怖くないと見てくれてる。
それはきっと彼女にとって新鮮な体験だったんだろうなと。
作者からの返信
菅野 事案さま
佐久良売、怖くない、と言ってもらったのは初めて。新鮮な体験です。
まさしく、「これまで出会ったことない」相手だと、佐久良売の無意識は、真比登(源と認識)を男として意識しはじめました。
かたく閉ざした、心の扉が、キィ、と開いた瞬間。
それが、浮遊感、開放感のある天女の夢となりました。
まだ、惚れてないけど。
コメントありがとうございました。
佐久良売もかなり意識しはじめてますね。
これは、好きになった、反応ですよね。
作者からの返信
本城冴月さま
「あなたは怖くない」
真比登のこの言葉は、佐久良売の深いところに届きました。
かたく閉ざした心の扉が、ふ、と緩み、真比登(源と認識)を意識しはじめました。
かなーり、男として意識してます。
ただ、佐久良売の表層意識は、まだ、その事を気がついていません。
コメントありがとうございました。
この時代なら体の一部を失うことは今後の人生に酷く響くから悲観するのも無理からぬ話ですね。それなのに、戦は終わらず疫病などの脅威は常に息を潜めている。その中でも諦めない人々は本当に強いのだと思います。
作者からの返信
焔コブラさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「身体の一部を失うことは今後の人生に酷く響く」
そのとおりです。そして、大きなケガをして、膿んだりしたら、切り落とすしか治療法がない、という世界でもあるでしょう。
怖いー。(TдT)
戦は終わらず、疫病の脅威も常に息を潜めている。そのなかでも、人々は諦めず、生きていかねばなりません。
ええ、きっと、古代の人々、強かったのだと思います。
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは。
思い惑う佐久良売さまですね。戦の地で生きるということについて、たくましく生きることについて、怖いと噂されることについて、「あなたは怖くない」と言われたことについて。
現代より短い生を生き抜く時代だからこそ、濃密なひとときひとときを駆け抜けていくのだろうなと思わされます。
激務に疲労している佐久良売さまが「韓国源」から投げかけられた思いもよらぬ言葉で、心の奥底を慰撫されている様子は嬉しいですね。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
戦の地で生きることは、やはり多大なストレスなので、こうやっていろいろ考えちゃいます。
でも、佐久良売は、たくましく一人、結婚しないで生きる事、怖いと噂される事は、「ふん!」と鼻で笑いとばすくらい、覚悟が決まっています。
───あなたは怖くない。
佐久良売は大人の女性なので、そう言われたくらいで、有頂天になったりしませんが、そう言われた嬉しさは、夢のなかで、かちり、と心の錠を開き、天女の夢となって佐久良売を空に舞わせます。
ニセモノ源は、佐久良売の心の奥底を慰撫したのです。天女の羽衣のような優しさで……。
コメントありがとうございました。
千花さん、こんばんは!
楽しく拝読させていただいているので、
コメントレビューを書かせていただきました。
(拙く申し訳ないのですが・・。)
もし、「ここはちゃう!」というような、
書き直した方がいい箇所がございましたら、
おしゃっていただければと思います・・!
作者からの返信
ミズさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
わーい、素敵なレビューをありがとうございます!
書き直した方が、という点など、微塵もございません。
「どう圧倒的なのかは、
一話をご覧いただくだけで感じられるかと思います。」
と言ってくださり、ありがとうございます。
まず一話だけでも、読んでもらわないと、はじまらないですもんね。
そして、いろんな漢字が出てくるけれど、読みやすい、と言ってくださり、この点も、ありがたいです。
歴史もの、難しそう、と敬遠しちゃう読者さまの、後押しになります。
レビューを賜り、また、コメントも頂戴し、ありがとうございました。m(_ _)mペコリ
本気の、心から出た言葉の迫力に当てがわれて驚いているようですね。
夢にまで出てくるなんて…一応、心のどこかに住み着き始めたようですねw
確かに、いつ死ぬかもわからない。覚悟ができているとは言え、思い人の一人も作らずに若いうちに死んでいくなんて、悲しいですよね。
作者からの返信
海藻ネオさま
真比登の、心から出た言葉、佐久良売は驚きつつ、胸の深いところまで、その言葉が届いたのです。
夢にまで出てきました。
真比登、心のどこかに住み着きはじめましたよ〜。
佐久良売の心は、真比登を見つめはじめました。
「いつ死ぬかもわからない。覚悟ができているとはいえ、思い人の一人も作らずに……。」
まったくその通りなのですが、佐久良売にその思いはないようです。バチバチに覚悟が決まってる佐久良売です。(;^ω^)
コメントありがとうございました。
佐久良売さま、無意識ですが少し真比登さんに惹かれていっている……??
しかし佐久良売さまの中では真比登さんは源くん。違うんだよー、逆なんですよー!と言ってあげたいもどかしさ(でもそうすると斬首💦)
作者からの返信
朝倉さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
佐久良売、「怖くない」と真剣に言ってもらった言葉に、射抜かれました。
彼女は大人の女性であり、今は恋愛に意識はむいていません。この困難な戰場で、医療で助ける事を考えています。
でも、心は素直。
真比登を、心は、意識しはじめました。
「怖くない」と言ってもらった喜びが、夢にあらわれています。
でも、真比登と源は、佐久良売のなかでは、逆なんですよね。
教えてあげたいもどかしさ!
でも知ったら斬首!
そうやきもきしながら読んでいただきたいのです。(≧▽≦)
コメントありがとうございました。
千花ちゃん、こんにちは😊
佐久良売さまは一つの覚悟を持って桃生柵に戻ってこられたのですね。
でも戦場と化したこの場所は、思いのほか辛い場所ですね。
そんな中、佐久良売さまの心に響いた言葉。
>「あなたは怖くない。」
>「あなたは神々しくて……美しい天女のようだった。」
夢の中にも現れた真比登さん。
佐久良売さまの心の中に真比登さん、しっかり存在し始めましたね。
作者からの返信
この美のこ様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
佐久良売さまは、戻ってこない自由もありましたが、覚悟を持って桃生柵に戻ってきました。
戰場の医務室は、辛い場所です。
しかし、彼女は、豪族の娘の立場。自覚を持って、凛と立つのです。
そんななか、夢にあらわれた真比登。
恋愛に意識が向いていない佐久良売さまですが、心のなかには、真比登が存在しはじめました。
心は、素直なのです。
コメントありがとうございました。
ここはまさに戦地なのですね。
前半部分の負傷兵のくだりを読んで実感します。
まるで野戦病院のよう。
そこに強い志を持って戻ってきた娘にひたすら結婚相手をあてがう父――佐久良売は父の心配も分かる年齢とはいえ、歯がゆいでしょうね。
作者からの返信
綾森れん様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ここはまさに戦地です。重い世界観にヒーヒーしながら執筆しております。
まるで野戦病院のようです。奈良時代、できる医療も限られますからね……。
そこに強い志を持って帰ってきた娘。それが、本作のヒロインです。
強い心がきらりと光ります。
佐久良売の23歳というのは、当時からすると、年増なのですが、無理をすれば結婚できなくもない……。
時が流れれば流れるほど、結婚から縁遠くなっていくので、父親も必死です。
どうしても父と娘、すれ違っちゃう(゜o゜;
というのを、次話で書きます。
コメントありがとうございました。
佐久良売、理性では理解出来なくとも既に真比登と心の縁が出来てますね。この絆がより深く激しく強く、そして優し気で穏やかさ炎を灯すのもすぐですね、と言う事にはまだ色々と整理しないといけないかぁ……、斬首はやめて(笑)( ;∀;)
作者からの返信
福山典雅さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
佐久良売、表の意識では理解できなくとも、心は、もう、真比登を向きはじめました。
彼女は大人の女性で、現在、恋愛ではなく、戦という困難な状況に自分の意識を全フリしています。
でも、心は素直で、真比登を男として見つめだしたのです。
この絆が、より深く激しく強く、恋の炎となるか。その為には……、替え玉お見合い問題が解決しないとですね。(;^ω^)
まだ斬首の危険性は残ったままです。(・_・;)
コメントありがとうございました。
おはようございます。
真比登の心から出た言葉は、正しく真っ直ぐに佐久良売の胸に届いたのですね。
『あたくしは天女だったのよ』
怖い女で構わないという気持ちは本当でも、やっぱり奥底ではそうじゃない自分を感じていて、誰かに知って欲しいと願っているのかな、といじらしい気持ちになりました。
作者からの返信
幸まる様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登の、心から出た言葉は、彼の誠実さと一緒に、佐久良売さまの心に届きました。
正しく、まっすぐ。
怖くない、と言われてからの、天女。
この流れでなかったら、天女、という言葉は、佐久良売さまを上滑りしていって、心に届かなかったでしょう。
佐久良売さまは大人の女性であり、怖い女と言われる自分を受け入れています。
でも……、心の奥底では。です。
いじらしい気持ちになっていただけて、嬉しいです。(≧∇≦)bイェイ!
コメントありがとうございました。
佐久良売さま、真比登のことを確実に意識してますね!
怖くない、天女のようだと言われたのがとても心に響いた。だけど理由はわからない。
なぜ響いたんだろう!?
筋肉質の男性がお好みなのだろうか…
作者からの返信
北原黒愁さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
佐久良売、まわりから怖い女と言われても、
「ふんっ! 気にしないわ!」
と、強い態度で生きてきました。
でも、「あなたは怖くない。」と正面きって言ってくれる男があらわれた時。
───カチリ。
と、心の奥の奥で封印していた「恋する心」の、封印が解かれ、少し、重たい扉が開いたのです。
その解放の喜びが、天女の夢となって、無意識下であふれでました。
でも、佐久良売は、まだ、そのことを意識できていません。
言えることは、真比登(源と認識)を男として見始めた、という事だけです。
佐久良売は、今までの人生のなかで、筋肉質の男とお付き合いしたことはありません。筋肉質が良い、という価値観ではありません。
が、今後は、それも変わってゆくかも?? です。(θ‿θ)
コメントありがとうございました。