三重の四日市に采女町と言う町があり、三重は古代、朝廷に采女を多く差し出したと言う記録があるそうですね。当然朝廷のある奈良からも同じ様にたくさん送られたのでしょうね。
そんな采女で婚期を逸した佐久良売。もはや結婚などしたくない様子。この時に大川様と出会っていたかは不明ですが。
そんな彼女の心を開くなんて容易ではなさそうですね。真っ向勝負の源のですが、断る口実を考えて困っている。つまり、そんな気はさらさらない。
真比登にそれがあるかと言われたら無いだろうけども……、割って入る真比登、遂にカミングアウトするのかどうか。
作者からの返信
かごのぼっち様
たくさんご高覧くださり、感謝申しあげます。m(_ _)m
「三重の四日市に采女町と言う町があり」教えてくださり、ありがとうございます。
美女が沢山いたのかもしれませんね。
「婚期を逸した佐久良売。もはや結婚などしたくない様子。」
その通りです。采女時代に大川様と出会っていたかは、今のところ考えていません。
固く閉じた佐久良売の心を開くのは、容易ではありません。
真っ向勝負の源にも、断ることしか考えていません。婚姻する気はさらさらない。
「真比登にそれがあるかと言われたら無いだろうけども……」
そうですね。佐久良売から見た真比登は、今のところ、『軍監殿』の配下の一兵士でしかありません。
真比登、遂にカミングアウトするのか?
次話、お楽しみに。
コメントありがとうございました。
挿絵のマヒトさん可愛い!!
源ちゃん、確かに良い男です、学もあって気遣いもできる。女性に縁のなかったマヒトさんとは経験が違います。勝てるはずがありません。
待てという、マヒトさんの魂の叫びが聞こえたシーンでしたね。
作者からの返信
ぽんにゃっぷ様
挿絵の、木の陰に隠れた、焦った真比登を見つけてくださり、ありがとうございます。
多分、一番可愛い真比登です。(笑)
源ちゃん、良い男。顔面偏差値高い。学もあって気遣いもできます。
そして、女性に縁のなかった真比登とは経験値が違います。
そこの描写はしてないのに、なぜばれたのでしょう……?(≧▽≦)
そう、源ちゃんはきちんと女性との「経験値」があります。
真比登、勝てませんね……(; ・`д・´)
「待て!」という真比登の魂の叫び、聞き取ってくださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは。
「采女は、婚期を逃す事がほとんどだ」
この言葉に考えさせられます。女は仕え仕事をしたなら、もうその後ひとりで余生を過ごすことが決まってしまうと。それが分かっていても、父や当人は、十代前半から後半の女の美しい盛りを采女としてささげることに誇らしさを感じるのでしょうね。婚姻して夫や子を持つことが何よりの幸せとは限らないでしょうが、当時はひとりで余生を送る女がどんな扱いを受けていたのかなあと気になります。
源くんはいい子ですね、というか、もう、天然のプレイボーイ?(笑)
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
女は仕え仕事をしたら、「お手つきになるか」「ひとりで余生を過ごすか」
あと、采女は、「それなりの男と結婚する」もありました。
結婚後も、采女として仕える、も、有りでした。やり手ウーマンは、政治の中枢と夫のパイプ役に、という事も、あったはずです。
十代、女の美しい盛りを采女として捧げ、年をとったら……。仏門に入るか、郷里で教養を教える家庭教師みたいに過ごしながら、一人で老後を過ごす。
結婚したい、と意思表明したら、年寄りが何を、と冷笑で迎えられる世界……、かな、と……。(・_・;)
女性に優しくない世界ですね。厳しいです。
それでも、采女に「出さない」選択肢はないのですから、誇りを持って、采女に送り出していたでしょう。
源は良い子です。うん……、天然のプレイボーイが入ってるかも! 末恐ろしい子です。(笑)
コメントありがとうございました。
むむ?
ひょっとして、佐久良売さんはややファザコン気味な人なのでしょうか?
年齢については当時はそもそも平均年齢自体が30~40くらいですからねぇ。10代で子供を作らないとちょっとした流行り病で死んでしまうわけですから、仕方ない部分はありますよね。
佐久良売さんに言い寄る源さんに対して、遂に真・真比登さんが怒り爆発?
パニック必至ですが、果たしてどう収拾がつくのでしょうか(^_^;)
作者からの返信
川野遥さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
佐久良売、家族がいもうとと、父親しかいないです。二人の事を、とても大事に思っています。
今、結婚させられて、桃生柵から夫ゆかりの地へ避難させられてしまったら、父親は、戦で死んでしまう可能性があります。
今、別れたら、今生の別れになるんじゃないか。
(あとから述べますが、いもうとは、近々、夫ゆかりの地へ避難予定)
なので、佐久良売は必死にこの地へしがみつこうとしています。
これは、自然な、親へ向かう感情ではないでしょうか?
ファザコンと言われたら、否定もできないのですが。うーむ(・・;
平均年齢、一説には33歳くらいだそうですね。ただこれは、発掘できた骨からの平均。たぶん、子供って抵抗力弱いから、ばたばた死ぬんですよ。平均年齢は、下の方にひっぱられてるんじゃないかな。
実際は、50歳くらいまで、病にたおれなければ生きられて、栄養状態が良い金持ちは、もっと長生きの世界、と設計して、書いています。
で、もっと突っ込むと、栄養状態が良い現代の二十歳と、奈良時代の二十歳だと、もう見た目の若々しさも、全然、違ったはずです。
若々しさでいうと、現代は、ずば抜けて恵まれているはずです。
「鬼も十八番茶も出花」を地で行く世界観です。舞台が奈良時代なので、仕方ないところではあります。
以上二点は、おろそかにできない話なので、長文で返信させていただきました。
佐久良売に言い寄る源に、ついにシン・真比登が怒り爆発。
ついつい、姿をあらわして、ついでに源の名前まで呼んじゃいました。わはは、どうするんでしょう、このおバカなヒーローは。(笑)
コメントありがとうございました。
真非登の壮絶な過去。
佐久良売さまの、結婚相手を怒らせる理由(ああっ、勝手に様を付けてしまう⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝)
もう二人ともすっかり大好きになってしまいました⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
その上、あの源くんがライバルに!?
これは盛り上がって来ましたあ!⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
作者からの返信
大入圭さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登、壮絶な過去です。
佐久良売さまの、縁談相手を怒らせる理由。
二人とも、すっかり大好きになってくださいましたか。
良かった───!
これからジレジレ恋愛が展開されていきますよ。
源がライバルになるかは……、次話、源の視点が入るので、そこでわかると思います。
コメントありがとうございました。
出てっちゃったよ、本物マヒトさん!
もしや源は、真比登の恋心に気付いていているから、彼をあぶりだすためにこんな行動に出たのでしょうか!?
作者からの返信
綾森れんさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
はい、本物真比登、つい、木陰から出ていってしまいました。
しかも、源の名前を呼んで。(笑)
どうするんでしょう、このおバカなヒーローは。(笑)
源は、真比登を「あぶりだす為にこんな行動に出た」のとは、ちょっと違うようです。
というのは、真比登、まだまわりには、「佐久良売さまに積極的に声をかけにいった。女嫌いが珍しいね」ぐらいの認識しかされていないからです。
この後、真比登がもっと、佐久良売さま好き、という態度を示せば、源は無邪気で良い奴なので、(できる範囲で)味方してくれるでしょう。
コメントありがとうございました。
立派な年増。
ご本人が年増であることを絶対に否定なさらないのですよね。
……現代とは比べないでくださいね。
作中人物達はそれは自覚していることです。それでも、皆懸命に生きております。
加須 千花様からのお声が聞こえてくるようでございます。
いつもいつも、作中の登場人物の皆様への、そして読者へのフォロー、思いやりが素晴らしいなあと思っております。
もちろん本編も!ですよ!
ヒーローとヒロインの恋愛になるのをまだかな?と楽しみにさせて頂いております。
源君は、やるなあ!という感じです。モテるなあ、これは。
そして、百合の花束、素敵ですね!
作者からの返信
豆ははこ様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
佐久良売は、自分が年増である事を自覚しています。
郷の女が十六歳で結婚すると仮定すると、二十三歳では、もう何人も子供を産んでいて、立派なお母さんとなっているのです。
現代の二十三歳とは、絶対に、感覚が違うんですよ。
著者としては、女性差別の意図はないと明記しておかないと、です。(^_^;)
病気にかかれば、ころりと死ぬ。
二十歳すぎた女は、男から適齢期すぎた、と見られる。
そんな、過酷な世界でも、人々は生き、笑い、恋をし、懸命に生活をしています。
豆ははこ様には、お見通しの事ですね。♪
佐久良売は大人の女性であり、今は、結婚、恋愛に意識がむいていない。
真比登は、女性不信から、おずおず一歩を踏み出せるか、というところ。
ヒーローとヒロインの恋愛にすぐにならないー!
読者さまを焦らしてしまいまして、申し訳ないです。(;^ω^)
源は、今まで兄の薬売りにつきあい、あちこちの国を引っ張りまわされたり、家で兄からみっちり武芸を仕込まれたり、で、恋愛してる暇はありませんでした。無邪気な男の子です。
コメントありがとうございました。
真比登うっかり叫んだせいで、覗き見がバレてしまいました!
ものすごく怒られそうな予感。
源くんは佐久良売様に何を伝えたのでしょうか。
真比登は惚れちゃったのかと勘違いしてそうですが、そうじゃなく、もしかしたら真実を伝えているのかも…?
作者からの返信
北原黒愁さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登、うっかり叫んで、自ら覗き見してたのをバラしてしまいました。わはは(≧▽≦)
源が、佐久良売に何を耳打ちしたのか……?
真比登は、「源は佐久良売さまに恋しちゃったのか?」とヤキモキしてます。
もし、源が、替え玉お見合いした真実を佐久良売に話したら……、地獄の釜のフタが開き、阿鼻叫喚の地獄がこの世に訪れます。終・末・世・界……!
コメントありがとうございました。