真比登の辛い時期は続くのですね…
いつもは遊行女さんたちよりに感情移入して読んでいますが、今話に限っては真比登よりに気持ちが入ってしまいます。よく酷い言葉を受けても堪えました。
でも
「しかし、真比登まひとは、にっこりと笑い、丁寧に挨拶をして、全てわかってもらった。」
うんうん、我慢してえらい!
↓
「この場合の挨拶は拳をもってする。」
あ、やったね笑 と、二行で笑ってしまいました。
作者からの返信
きんくま様
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登の、辛い思い出の回想です。
真比登は鎮兵となり、今は良き仲間に恵まれていますが、女性を見たら、ぴゅーっと逃げる、というスタイルなので、辛い時期は28歳の今も続いている、と言えるでしょう。
「今話に限っては真比登よりに気持ちが入ってしまいます。」ええ、真比登が可哀想すぎて……。
私もそう思います。
「よく酷い言葉を受けても堪えました。」
危うく、強い力で遊行女を殴ってしまうところでした。頑張って耐えて、姉との約束を破らずにすみました。
そんな真比登に、よく耐えたと優しいお言葉、ありがとうございます。
「あ、やったね笑 と、二行で笑ってしまいました。」
ええ、女性は殴りませんが、男には容赦ありません。にっこり笑いながら、ガンガン殴って言うこときかせてやりました。
真比登、向かうところ敵なしです。( ̄ー ̄)ニヤリ
コメントありがとうございました。
真比登はこんなに深いコンプレックスを抱きながら、挫けず、曲がらず、こんなにも真っ直ぐに生きて来たのですね。
この時代ならば、顔の裳瘡よりも、身分や甲斐性に惹かれるものも少なくない筈。腐らなければ、おそらくは居たのかも知れませんね。しかし、それまでの経験で半ば諦めてしまったのですね。もったいない。
こんな背景を背負いながら、その裳瘡をあからさまに忌避しない女性に会えて、とても気になっている様子。そんな女性が今まで居なかったのだから、じゃじゃ馬だろうが、虎だろうが、関係ないでしょう。ついつい応援したくなっちゃいますね!
作者からの返信
かごのぼっち様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「真比登はこんなに深いコンプレックスを抱きながら、挫けず、曲がらず、こんなにも真っ直ぐに生きて来たのですね。」
そうです。五百足はじめ、仲間に支えられ、まっすぐ生きてきました。
しかし女性は、見た目が醜い疱瘡、疫病がうつるかも? との迷信から、真比登を恋い慕ったり、共寝したいと願う人は、今まで一人もいませんでした。
身分や甲斐性より、疱瘡持ちと共寝したくない、という感情のほうが勝ってしまったようです。古代なので……。
佐久良売は虎のように怖いですが、非常に美しい女性。はじめて疱瘡を忌避しない女性に出会えて、真比登は急速に佐久良売に惹かれていきます。
真比登の恋路、見守ってくださいませ。(*´ω`*)
応援ありがとうございます。
勇気を出して、初めて遊浮島に行ったというのに、それを無下にされるのは、結構キツイですな……(-ω-;)
でも、手は出さなかったわけですし、見た目では測れないカッコよさが、あったと私は思います(`・ω・´)b
作者からの返信
最十レイさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ええ、勇気をだして、初めて遊浮島にいったのに……。
真比登、トラウマです。
「手はださなかったわけですし、見た目では測れない格好良さが、あった」
ありがとうございます……。
男としては、誇りをもち、格好いい真比登ですが、それをわかってくれる人は……。
女性はわからないし、同僚の男たちも、「可哀想になあ」という同情の目で見るだけで、真比登の中身の高潔さは、誰にもわかってもらえません。
コメントありがとうございました。
これはスーパートラウマ級の初体験(未遂)
ただ邪険に追い出されるンじゃなくて、代金返されて、しかも頭まで下げられるっていうのが効きますねえ。
もうこうなったら男にしておこうぜっ!
そういえば、この時代の男性の同性愛ってどんな風に見られてたんでしょうね。
作者からの返信
菅野 事案さま
YES! スーパートラウマ級の初体験(未遂)
浮刀自(女将)に頭まで下げられ……惨めです。
真比登はずっと、この逃げ回り泣き叫んだ女の様子が忘れられません。暴力をふるいたいわけじゃない。傷つけたいわけじゃないんです……。
えっ、男。
やばい、男ならまわりに、ぎょーさんおる。(笑)
それが、同性愛って、記録に残ってなくて、それにあたる言葉もないんです(私が調べた範囲では)
万葉集では、人妻への愛を歌った歌はいくつかあるので、……人妻が「夫がいない間にあたしに言いよってくるのは誰」という和歌もあります。タブーな愛がいけない、というわけではないと思うのですが……。
同性愛は歴史の彼方の謎のままです。
コメントありがとうございました。
切ない……
作者からの返信
月森 乙さま
こんにちは。
たくさんご高覧くださり、ありがとうございます。
ずっと、遊行女の鼠のように泣く姿が、忘れられない真比登です。
コメントありがとうございました。
編集済
ここで暴力を振るわなかったのは偉いですし強いですね!
まあ、この時代の医療レベル、実際、自分もってなったら女性も恐怖でしょうし、女将も女将として彼女を守っただけともとれますし、一概には責められませんが……
火鉢投げて客に怪我させてその態度とは!💢
真比登、よく耐えた!(>人<;)
作者からの返信
アニマルさま
『真比登、よく耐えた!(>人<;)』
真比登の辛さ、頑張りをわかってくださり、ありがとうございます。
よっぽど、殴ってやろかと……。
拳が震えました。
でも、思いとどまりました。
遊行女も浮刀自も、一概に責められませんが、
『火鉢投げて客に怪我させてその態度とは!💢』
アニマル様のおっしゃる通りです。
この出来事は、真比登の心に深い傷を残しました……。
コメントありがとうございました。
遊浮島に行って女たちからのこの仕打ち、ちょうど思春期の心にはかなりのショックだったでしょうな。゚(゚´Д`゚)゚。トラウマです。
でも、そこをグッとこらえて我慢したマヒトさん、大人ですね。
マヒトさん、ヤケ酒ヤケ食い🍻付き合いまっせ♪
作者からの返信
虎の威を借る正覚坊様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
思春期に、商売女からこの仕打ち……。真比登はトラウマになりました。
鼠のように逃げ、泣き叫んだ遊行女の顔が忘れられません……。
でもここで、暴力を我慢できて良かったです。暴力をふるっていたら、真比登はもっと心が傷ついていたでしょう。
やけ酒、やけ食い、つきあってくれますか! ありがとうございます⊂(´・◡・⊂ )∘˚˳°
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
「にっこりと笑い、丁寧に挨拶をして、全てわかってもらった」
マヒトさん、紳士に成長したなぁ、と思っていた時期が自分にもありました。
にっこりと、丁寧に、分かるまで拳で挨拶とはいったい((((;゚Д゚))))キャー
そんな高校番長のようなマヒトさん、悪友と高校デビューで悪いお店にゴー!(・∀・)/Yeah!
結果、惨敗……(-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩___-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩)ダー
トラウマですね。
まあ、肌を合わせなくてはならない職業ですから、致し方ないとも思うのですが、切ない。
だって高校生の青い柔な心にざっくりと爪痕がぁぁぁぁぁ……
でも殺人者にならなくて済んだよ、妹ちゃんに感謝!
作者からの返信
たけざぶろう様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登、紳士ですよ。
にっこりと、丁寧に、わかるまで根気強く、教えてあげたので。
ええ、ぼっこぼこです。
とにかく真比登は腕っぷしが強く、性格も良いので、野郎ばっかの集団にいると、高校番長みたいな位置に落ち着きます。
悪友に誘われて、「悪いお店にゴー!(・∀・)/Yeah!
結果、惨敗……(-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩___-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩)ダー」
うん、こんな感じ。まさにそれ。
ずっと、真比登はこの時の出来事が忘れられません。
高校生の青いやわな心に、ざっくりと爪痕がつき、癒やす方法がわかりません……。
真比登はもう魔法使い一歩手前です。(;´Д`)
でも、殺人者にもならず、同母妹との約束も守れ、誇りだけは失わずにすみました。
いもうとちゃん、小真須売に感謝です。
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは。
真比登の苦しい過去が明らかになりました。かつては疱瘡を始めとする多くの疫病に、常におびえながら暮らしていたんですよね。たとえ運よく死なずに済んだとしても、病む以前にべ格段に厳しくなった生活が待っています。今まで助け合って生きてきた近隣の人たちからもつまはじきにされ、郷を出た十三歳の真比登が生き続けていけたのは幸運だったのでしょう。
人生の禍福が釣り合うようにできているとは思えませんが、それでも、これからは幸せなことがたくさんあるといいなと思ってしまいます。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登、苦しい過去を持っていました。
かつては、いったん疫病が流行ると、本当に怖かったと思います。(今でも怖いですが)
天然痘、運良く命拾いしても、疱瘡が残ってしまうと、差別をうけ、それまでと一転、厳しい生活になったしまった……、そういう事もあったでしょう。
今まで助け合ってきた近隣の人たちから爪弾きにされ、おさない真比登、ショックでした。
一人で郷をでた、十三歳の真比登。良く、生き延びる事ができました。( TДT)
真比登に、「幸せなことがたくさんあるといいな」と思っていただき、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
編集済
ぬぅぅ…先に疱瘡の事を話しておけば事はここまで悪くはならなかったかもしれないですね。
火鉢は酷いと思いますが、確かに病気が移るとか、そういう事が頭をよぎりそうですもんね。移らないことを知らない人からすれば、触りたくない、と。
海藻の住む街では、疱瘡持つ浮浪者、実はいたりします。確かに触ったら何か移るんじゃないかと思い、誰も触りたがらないと思います。
追記:海藻は海外に住んでおりますが、国の文化としては明るい土地柄なので、顔が痣のせいで半分青黒い浮浪者も、いつも笛を吹いたりして、みたところ結構なお恵みをもらっています。しかしこいつ、前に海藻の知り合いの女の子の脚を突然触ったらしく、警察に突き出してやろうと思って探しましたが、いなくなっていました。まあ、女の子はその時はビックリしていましたが、その後、あまり気にしていなかったようなので、探すのはやめましたが…なんの他に生きる楽しみもないし、失うものもないから、綺麗な子の脚をついつい触っちゃったのかな。。。
作者からの返信
海藻ネオさま
先に疱瘡の話しをしておけば良かったですよね。
実は一緒に行った男の入れ智慧で、顔は隠しておけよ、と言い含められていた真比登でした。
まあ、顔をさらしていたら、門前払いです。(・_・;)
火鉢はヒドイですが、遊行女は、本当に商売ができなくなる危機、と思ったので、しょうがないですよね……。
遊行女が、触りたくない、と思われたら、おしまいです。
で、えっ、海藻ネオさま……、そうなのですか……。
この物語は、あくまでフィクションとして書いています。
現実のことでしたら、あまりに重い話題なので、何も言葉にする事ができません。ううむ(-_-;)
コメントありがとうございました。
朝読んだのですが切なすぎてコメントがまとまらず、今一度読み返して書いてます。
これは辛いですね。
こんな事があればあれほど及び腰になる理由もわかるというものです。
当時は病気が完治してるとかわからなかったでしょうし、何かよくないものを貰うとか思って触らない、近づかない人もいたでしょうね。
マヒトさんの性格がいいのが一層切なさを誘います……こんなにいい子なのに!
本当に幸せになって欲しいです。
作者からの返信
矢古宇朔也さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
……あっ、一日に二回来ていただいたのですか!
ありがとうございます!
真比登は性格の良い子なので、遊行女が泣き叫ぶ顔を見て、とてもショックでした……。
ずっと、この時の様子が忘れられず……この年齢まで来てしまいました。
経験則で、疱瘡を触っても病気は感染らない、とわかったはずですが、「何か良くないものを貰いそう」と近づかない人も多かったでしょう。
疱瘡として「見え」なければ、まだ、良かったのでしょうが……。
真比登の幸せを重ねて祈ってくださり、ありがとうございます。m(_ _)mペコリ
真比登、ちゃんとお母さんとの約束を守ってて偉い\(^o^)/
でも、当時から見た目って大事なのですね…いや、情報の少ない時代だから余計になのでしょうか……。
前の話で訊き忘れてた\(^o^)/
真比登の疱瘡、家族が亡くなったことからして、あれって天然痘の名残なんでしょうか?
疫病とかでよく名前は聞くんですけど…。
作者からの返信
八月 猫さま
あ、細かい点なんですが、お姉さんとの約束なんです。
お母さんも、良いお母さんだったんですが、この時代、子供は労働力であり……いざという時は「売る」ものでした。
親は子供を「売る」存在でもある。
姉や兄は、「売られる」品定めを親からされる立場である。
だから、兄弟たちの労りあいや、結束が固かったのです。
お姉さんは、良く弟を観察し、真比登は、ゆきすぎた怪力を持っている。この先、暴力で不幸にならないように、という心で、約束をさせました。
この疫病は天然痘です。
疱瘡が残り、もう完治して感染らないのですが、見た目から、当時の人の知識だと、「触ると伝染るんじゃないか」と差別された事は、容易に想像がつく、という事で、このように表現をしています。
コメントありがとうございました。
真比登さん……。またまたつらい過去が……( ; ; )これは女の人を苦手になっても仕方ないですね。
でも、遊女といえども誰しも感染る病は怖いですから……。病の傷跡でもうそんな心配要らないと、そんな風に思える時代でもないですし、誰も責められないところがまた辛いですね。
作者からの返信
朝倉さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登、またまた辛い過去です。この火鉢を投げつけられた事件がトラウマになり、女の人が苦手になりました。
そう、遊行女も一方的に責められません。
病の傷跡で、もう感染る心配はないのですが、「心配ない」と言う人もあれば、「やはり感染るんじゃないのか」と言う人もいる状態です。
奈良時代だから……、仕方ないです……。
次話からは、舞台は桃生柵に移ります。
コメントありがとうございました。
うーん、色街でも嫌われてしまうとは……。このあたりのトラウマが最初の及び腰につながったていたということでしょうか。
性格が良いので、「出世して、有無を言わさず格下の女性を娶る」というのも選択肢にないでしょうし、このままだと春が来ない……(・・;)
作者からの返信
川野遥さま
真比登は、色街でも嫌われ、火鉢を投げつけられ、そうとうトラウマになりました。
これが、物語の冒頭、縁談に及び腰につながっています。
「出世して、有無を言わさず格下の女性を娶る」
それができる立場に、真比登はすでにいるのですが、色街で、実際に嫌がって泣き叫んだ女の顔を見てしまっているので、同じ事はしたくない、と、まったく及び腰になってしまっています。
春が来ないまま、この年齢(28歳)になってしまいましたよ……。(´;ω;`)
コメントありがとうございました。
編集済
こんなにいい子なのに真比登が可哀想で……この時代にはたくさんどうにもならないことがあったのですよね
特に人間のプライドに関わることは傷が深くなりがちですから心配です
曲がったりせず立ち直ってくれますように、と祈らずにはいられません
テンポが良い文章に、漢字のわかりやすい振り仮名のおかげでスムーズに読めてとても快適な読書でした
ありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
みかぼしさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
遊行女も、疱瘡持ちと率寝→悪い評判がたつ→客がとれなくなる→飢え死にする、という、切羽詰まった恐怖がありました。
真比登は、良い子です。
大人になった今も、「建怒朱雀」と言われると、「照れる」と照れ笑いをする、愛嬌のある男です。
漢字には積極的にルビをふってます。スムーズに読書できましたか。嬉しいです!(≧∇≦)b
コメントありがとうございました。
千花ちゃん、こんにちは😊
何の落ち度もないのに、顔に疱瘡があるということで遊行女からも恐れられ、真比登さんの女性に対しての心の傷は深まるばかりですね。
>そうか、一人なのか……。
と、腹の深いところで、すとん、と理解した。
ここの部分で真比登さんの胸中を思うと泣けてきます。
作者からの返信
この美のこ様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
この火鉢投げつけられ事件で、真比登の心は深く傷つきました。
「そうか、一人なのか……。」
この諦めは、ずっと、ずっと、大人になった真比登の心にも、重しとなって、存在しています。
しかし、佐久良売さまと出会い、真比登の心は震えはじめています。
コメントありがとうございました。
うわーん、本当にオペラ座の怪人的な展開が来てしまった!
いやいや女、お前もネズミ顔のくせに。と思ったけれど、彼女、「商売ができなくなる!」と言ってるんですよね。
つまり、病気持ちと寝たという噂のほうを恐れている。
評判が大事な客商売だから、情状酌量の余地がないわけではありません。
ただ言い方とか態度が問題。このあたりにこの女の教養のなさが表れているんだろうなあ。
作者からの返信
綾森れんさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
はい、見世物小屋にはいませんでしたが、オペラ座の怪人的な展開ですね。
あ、この遊行女、実は鼠顔ではないんです。
逃げっぷりが鼠みたいだったのと、火鉢を投げつけられた真比登の怒りが、彼女を鼠みたいに見せています。
病気持ちと率寝→客がつかなくなる→自分が飢え死にするという恐怖で、彼女も必死で逃げました。
……男の手が自分にかかったら、力の差では敵わない事を、彼女はわかっていました。
もちろん、教養のもなく、真比登の悲しさを思いやれる優しい女性でもなかったのでしょう。
語っていて哀しくなりました。(←お前がかーい!)
次話からは、桃生柵へ話が戻ります。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
真比登、これは辛いですね。
男相手なら、丁寧な挨拶=拳で分からせることもできように(笑)
さすがに女相手にこれをやると殺してしまいますね。
疱瘡の影響は精神面にも大きな影を落としている。これは最近まで同じでしたしね。
この時代ともなると、です。
さて、真比登が報われるのは何話ぐらいからでしょうか?
楽しみにしています。
作者からの返信
水無月氷泉さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登、辛いです。
お金をだして女を買う。他の鎮兵仲間がしてる事を、自分はできない、それを思い知りました。
男相手なら、丁寧な挨拶=拳で一発です。
しかし、女相手だと、真比登は力が強いから、殺してしまう危険性もありますし、姉との誓ひもあります。
真比登は女を殴りません。
顔、という、服でおおえない場所に疱瘡があるのは、精神面でとてもハンデです。
真比登は女性じたいを自分から遠ざける事で、心の平安を保つことにしました。
しかし真比登は、いじけた男ではなく、信頼できる仲間にも恵まれ、明るい笑顔も見せる男です。
報われる……話は……まだ執筆が終わってません。(¯―¯٥)
真比登の辛い回想は、ここまでです。次話からは、桃生柵に舞台は戻ります。
コメントありがとうございました。
真比登の孤独に心揺さぶられます。はがゆく虚ろで暗い想いが、仲間と共にあるという事だけを頼りに、誇り高く生きて来たのだとわかりました。姉との誓、妹の言葉、心に刻んで歩むも、やり場のない純粋な心が大泣きする場面、なんとも悲しいです( ;∀;)
作者からの返信
福山典雅さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登の孤独に心揺さぶられますか。
真比登は、大人になった今では、昔のことを思い出す、というより、前をむいているので、ここでしっかり、真比登の、「はがゆく虚ろで暗い想い」を描いておく必要があったのです。
姉との誓ひ、いもうとの言葉。心に刻み、誇りを失わずに生きてこれた事に、真比登は安堵しています。
女性に近づくのは苦手。自分の世界から女性を排除して、でも、それなりに心は安定して、仲間を大事にして、真比登は大人となりました。
「やり場のない純粋な心が大泣きする場面、なんとも悲しいです。」
家族の喪失、お金を払って女も買えないのか、というやり場のない悲しさを、抱えたまま……。
コメントありがとうございました。
つらいー!そして切ないー!
彼は何にも悪くないのにねぇ……!
ただただ幸せになって貰いたいです!
作者からの返信
北原黒愁さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ええ、辛く、切ないです。
真比登が疱瘡もちになったのは、彼のせいではありません。
真比登、この夜のことは、今でも引きずるトラウマです。この夜から、女とまともにしゃべれなくなりました。
真比登の幸せを祈ってくださり、ありがとうございます。m(_ _)m
コメントありがとうございました。