あぁぁ…真比登さんのバックボーンはこんな感じでしたか…
約束を守って力を誇示しない誠実さにイモウト想いの優しさがあるのに、過酷な運命です。
そうですよね、独りは辛いですよね…現在の真比登さんには仲間ができましたが、もっと幸せになってほしいですね。
作者からの返信
きんくま様
ええ、真比登、このような悲しいバックボーンを持つ男です。
誠実で優しい。それなのに、多くの人、(郷とかですれ違う一般市民)からは忌避の目をむけられ、女に縁がありません。
独りは辛い。それを良く知る真比登です。
現在は良い仲間に恵まれていますが、もっと、幸せになって良いはずですよね。
彼の幸せを願ってくださり、ありがとうございます。m(_ _)m
コメントありがとうございました。
初めのほのぼのとした雰囲気から一転、口減らしの危機からの置き土産の疫病。
真比登、とてもまっすぐで強く、優しい男。今も変わらない。
しかし、顔の裳瘡は真比登にとって人生の闇そのものだったんですね。裳瘡を一番嫌っていたのは真比登自身。その闇をそのまま受け入れてくれる人が現れたのなら、その時初めて真比登の人生に光が差すのかも知れませんね。
作者からの返信
かごのぼっち様
ええ、ほのぼのとした雰囲気から一転、口減らしの危機からの、置き土産の疫病。そして真比登は己の命以外、全てを失います……。
真比登は、まっすぐで強く、優しい男です。
今でも、それは変わりません。
「顔の裳瘡は真比登にとって人生の闇そのもの」
その通りです。
しかし、物語の冒頭でわかるように、真比登は笑顔を失った男ではありません。「建怒朱雀という呼び方は照れる。」と愛嬌たっぷりに笑うことのできる男です。
「裳瘡を一番嫌っていたのは真比登自身。」そうです。この事は、真比登の心の奥深くまで、グッサリと刺さった傷です。
「その闇をそのまま受け入れてくれる人が現れたのなら、その時初めて真比登の人生に光が差すのかも知れませんね。」
真比登はまさに今、その光を見つけようとしています。(≧∇≦)b
コメントありがとうございました。
十三歳でこの境遇は中々に辛い……(-ω-;)
時代的なこともあるゆえ、周りの対応にも強く言えないのが、またなんとも……
作者からの返信
最十レイさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登、十三歳で、何もかも失って、一人で郷を出てゆきます。
辛いです。
ええ、時代的なこともあるから……。真比登もわかっていて、
・疫は憎い、
・郷の人から石を投げられたのはショック、
・もうこの郷にはいたくない。
と思いますが、郷人を恨んで皆殺しにしてやろう、とまでは思いません。
悔しく悲しく憤るけど、仕方ないよね……、という諦めもあるようです。
……説明していて、私が切なくなってきました(´;ω;`)ウエーン
コメントありがとうございました。
疱瘡は見た目のコンプレックスだけじゃなくて、社会的に疎外されてしまった存在としての、呪いの烙印でもあったわけですね。
言ってみれば、朱雀くんにとって、他者から拒絶されきた人生のシンボル。
それを、なんなく受け止めてくれた相手とは、彼にとってまさに運命を感じてしまうにたりえる存在なんだろうなと。
作者からの返信
菅野 事案さま
おっしゃる通り、見た目のコンプレックスだけでなく、「疫病がうつるのではないか」と社会的に疎外される、呪いの烙印でもありました。
それを恐れず受け止めてくれる女性───。
心から真比登を愛してくれる女性───。
そんなひとを、真比登は望んでいます。まさか身分の高い、豪族の娘がそれに当てはまるとは、思ってもみず……。まさに、佐久良売との出会いは、運命の恋、です。
コメントありがとうございました。
こんばんは。
人買いが持ってきた流行り病……
凄まじい感染力ですね💦
この時代の医療では助からない病も多かったでしょうから、実際にこういう問題は多々あったのでしょうね(>人<;)
だけどそんな中でも奇跡的に生き残る事ができた真比登!
死者の為に生き残った者が出来ることは、その者達の分まで幸せになること!
黄泉に先立った家族の分まで彼がどの様な人生を歩むのか、拝読させていただきます!
作者からの返信
アニマルさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
人買いが郷を渡り歩いていたかはわかりませんが、日本は島国。
病は、中国方面から上陸してくるもの、と考えられていたようです。
実際に、世界で大流行した天然痘、この時代に日本にも入ってきて、大流行……おさまり……また何年か後に流行、を繰り返したようです。怖い。(-_-;)
「死者の為に生き残った者が出来ることは、その者達の分まで幸せになること!」
ええ、その通りです。
この物語は、真比登が幸せを探す物語です。どうぞ真比登を見守ってやってくださいませ。
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
流行り病。
医療というものが神の領域だった時代、何が疫を運んでくるかわからず、郷人の対応も共感はできずとも理解は出来てしまうのがツライ(´Д⊂ヽ
ですが、疫が来る前から不穏な空気が漂っていたことを考えると、将来的には違う分かれ方もあったのかも?と想像してしまう。
家族で笑い合い明るい雰囲気未来を語る、まさにその一寸先に潜む闇。
このリアルさも、本作の大きな魅力だと思っています!(^^)
作者からの返信
たけざぶろう様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「郷人の対応も共感はできずとも理解は出来てしまうのがツライ(´Д⊂ヽ」
そのように読んでいただきたいと思って執筆しました。ご感想ありがとうございます。
医療はまさに目に見えない神の領域。
病は、目に見えない鬼のように考えられていたようです。
子供は、労働力であり、不作になれば売って銭にかえるものでした……。ずっと豊作なら、良いのでしょう。
「家族で笑い合い明るい雰囲気未来を語る、まさにその一寸先に潜む闇。
このリアルさも、本作の大きな魅力だと思っています!(^^)」
おや! 嬉しいお言葉です。
意識していませんでしたが、言われてみればたしかに、そのようにこの物語を構築していますね。
気づきをありがとうございます。(≧▽≦)
コメントありがとうございました。
編集済
なんと、このようなことがあったのですか。
痘瘡は顔に傷を残しただけでなく、運命を恨み家族のことを思い出してしまう、心の傷のようなものも作ってしまいましたね( ; ; )
大丈夫、複雑な心境はあるでしょうが、幸せになっても良いのですよ!と言ってあげたいです。
作者からの返信
平本りこ様
はい、真比登、家族を失っただけでも辛いのに、こんな事まで、ありました。
なので、女性が苦手なのです。
「疱瘡は顔に傷を残しただけでなく、運命を恨み家族のことを思い出してしまう、心の傷のようなものも作ってしまいましたね。」
その通りではあるのですが、真比登は水鏡を見るたびに、じとーっと暗い顔をする男ではありません。
疫を憎んではいますが、彼は、幸せを探し、歩いているのです。
なので、これだけの辛い過去があっても、明るい笑顔を失ってはいません。
女性に対して複雑な心境が、ずっと拭えないまま、大人になった真比登。「幸せになっても良いのですよ!」
温かい応援を、ありがとうございます!
コメントありがとうございました。
なんと悲しいエピソード。
真比登、一人だけ生き残ってしまいましたか。なんか、一人だけ生き残るなんて自分は嫌かもしれません。。。
彼の疱瘡はこの時にできたのですね。呪われたような痣…この時代、疫病は恐ろしいものだったようで。軽く首を刎ねられたら、というような話をしたりしていましたが、いつどこで命がなくなるのか分からない時代、存外何が何でも自分の命を守るという考えが薄かったのかもしれないですね。ある意味みんな好きなように生きていたのかもしれないですね。
作者からの返信
海藻ネオさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
なんとも悲しいエピソードです。
真比登、一人だけ生き残ってしまいました。
そうですね、私も一人だけ生き残るのは、嫌かもしれません……。
真比登の疱瘡はこの時からです。
まさに、彼の呪いとなってしまっています。
疫病は、まさに恐ろしいもの。
現代と違って、人々ができる対策は限られていたと思います。
自分の生命は、何がなんでも守りたいですが、身分社会。
上に逆らったら、生命はないよね、という意識のすりこみが、世に蔓延しています。
今より不自由で、ある意味自由です。
コメントありがとうございました。
真比登さん、こんなにつらい過去があったのですね……。優しいご両親だけでなく兄弟も幼い妹も亡くしてしまって。真比登さんは病から助かったけれども、独りぼっちになって疱瘡持ちになってしまった。どうか幸せになってほしいです。
作者からの返信
朝倉さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登には、このような辛い過去がありました。
優しい両親、兄、姉、幼いいもうと。真比登を一人残して、逝ってしまったのです。
真比登は疱瘡持ちになり、本当のひとりぼっちの冬を過ごしました。
大人になった真比登は、胸に悲しみを抱えつつも、最強の武人として、仲間に慕われ、笑顔も見せます。
この辛い過去も、彼の生来の明るさを根こそぎ奪う事はできませんでした。
彼の幸せを祈ってくださり、ありがとうございます。
これは絶句ですね。
貧しいながらも優しい家族との幸せな生活から一転。しかも病の痕まで……幸せになれ!
天然痘の怖さはベルばらで出会いました。王も貧民も等しく地獄の病。ヨーロッパでは19世紀あたりだと種痘を済ませていないと就職できなかったと何かで読みました。
作者からの返信
沖ノキリさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
貧しいながらも幸せな家族で、真比登は明るく笑う子供でした。
真比登は生命だけは取り留めましたが、この時から疱瘡持ちになり、人生が変わってしまいました……。
真比登の幸せを願ってくださり、ありがとうございます。
ベルばら、オスカルがカッコイイです。(関係ない💦)
天然痘、怖いです。
そう、王も貧民も等しく病は襲う……。
「ヨーロッパでは19世紀〜」それは知りませんでした!
沖ノキリさま、博識ですね〜(。•̀ᴗ-)✧
コメントありがとうございました。
こんにちは。
これは辛い。本当に辛い。
親が先に逝くのはまだよいとしても、幼い妹まで。耐えられないでしょう。
前半が幸せ展開だった分、後半の怒涛の不幸まっしぐら展開が効きますね。
疱瘡かあ。ここでの疱瘡は天然痘のことですよね?
強い伝播力と高い死亡率なので、助かったのは奇跡でしたね。
作者からの返信
水無月氷泉さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
辛いです……。幼いいもうとまで。せめて、いもうとだけでも、助かってほしかった真比登です。
疫がなければ。幸せな家族で、真比登は愛されて育ち、明るい笑顔で笑っている少年だったのです。
天然痘です。真比登が助かったのは奇跡に近いです……。(´;ω;`)
コメントありがとうございました。
千花ちゃん、こんにちは😊
真比登さん、幸せな家族に恵まれていたのに流行りの疫で家族を一気に失ってしまったのですね。
せめて妹だけでもと思っていたのに、
「……あたし達のぶんまで、幸せになってね……。」と言い残して逝ってしまったのですね。
辛いですね。
一人取り残された真比登さんの胸中を思うとやり切れません。
追い打ちをかけるような厳しい冬の寒さにもよくぞ耐えました。
おまけに真比登さん、病のせいで疱瘡ができてしまったとは。
不運続きの真比登さんに、幸せが訪れてほしいと願わずにはいられません。
作者からの返信
この美のこさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
そうなんです。真比登は、幸せな家庭で育ちましたが、疫で全てが変わってしまったのです。
可愛がっていたいもうとだけでも、生き残ってほしかったけれど、……看取ることしか、できませんでした。
冬の寒さは厳しかったですが、食材の貯蓄もあり、真比登はひとりぼっちで、耐え抜きました。
不運続きの真比登、幸せが訪れてほしい、と祈ってくださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
これは辛い…。
病や災害からはどうしたって逃れられない。
それは分かっていても、気が付いた時には頼る者は全ておらず、残る妹を守ることも出来ない。なおも一人生き残る寂しさ…。
よく耐えたなぁと思います。
それも、胸に残された家族の愛情と、それによって育まれた強さゆえ、でしょうか。
真比登、幸せになって欲しいです。
作者からの返信
幸まるさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登、せめて、いもうとだけでも生き残ってくれれば……、と心から願いましたが、願いむなしく、たったひとりぼっちになってしまいました。
「胸に残された家族の愛情と、それによって育まれた強さゆえ」
幸まるさまのおっしゃる通り、真比登は、ひとりの、辛い冬を耐え抜きました。
真比登の幸せを願ってくださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
郷の外から来る者がどれほど危険か。
今回は人買いでしたが、仕事内容に関係なく警戒しなきゃいけない……
しかしセールスマンのように人買いが、「売るものありませんか?」
と訪ねてくるの怖すぎですね。
特別に力持ちで体力があったから一人生き残ったんでしょうね、真比登。
「一人で生き残るなら死んだ方がマシだと思う」と、東日本大震災のニュースを見ながら 友人が言っていました(我々は首都圏に住んでいたので亡くなった人はおらず、家具が倒れたくらいの被害です)。
それを聞いて 私は、
「自分は1人でも生き抜きたい」と思ったのです。
この辺りの反応で性格の違いを表現できるなと思ったのが、今作品作りにいかされています笑
長くなりましたが、真比登は「優しい人側」だなと感じたシーンでした!
作者からの返信
綾森れんさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
郷の外から来た者が、危険なウイルスをばらまいていったようです。(-_-;)
人買い、まさしくセールスマン。「売る人ありませんか?」と家にたずねてくるのは、ホラーですね……。
真比登は、特別力持ちで、身体も強く、それで、一人生き残りました。
真比登は、もともと明るく笑う子供で、優しい子です。大人になった今でも、優しい男です。
「この辺りの反応で性格の違いを表現できるなと思ったのが、今作品作りにいかされています笑」
なにー! 綾森れん様の「男装の歌姫は悲劇の天使に溺愛される」のちょっとした情報を教えていただきましたよ、皆様ー!( ゚д゚ )クワッ!!
なんてお得な!!
教えてくださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
辛いお話でした。 真比登、13歳の冬、どんな思いで過ごしたかと思うとたまらない気持ちに襲われます。家族が突然全ていなくなる。どれだけの喪失感、どれだけの孤独がその胸に迫り、凍てつく冬を一人ぼっちで過ごしたのか。彼が心を失くさなかっただけでも奇跡に思えました( ;∀;)
作者からの返信
福山典雅さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登は、普通に幸せな家族で育ちました。
病気が全てを変えました。
家族が突然、全ていなくなり、今まで仲の良かった郷人からも、石のつぶてを投げつけられるようになりました。
本当に、ひとりぼっちの冬を過ごしたのです。
それでも。
彼は生来、明るい笑顔を浮かべる少年でした。
大人になってからも、彼は「まったく笑わない人」ではなく、愛嬌のある照れ笑いができる、大人に成長しています。
この過酷な過去も、彼の生来の明るさを、根こそぎ奪う事はできなかったのです。
コメントありがとうございました。
全てを失って故郷を旅立つ真比登。
これが彼の始まりなんですね。
真比登を襲った悲しい出来事ですが、奈良時代の農村では、こういった悲劇は当たり前のように転がっていたのかなと考えると、改めて当時の過酷さが忍ばれます。
作者からの返信
北原黒愁さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
全てを失い、一冬、孤独に過ごし、故郷を捨て、旅立つ。
これが真比登の始まりです。
世界を席巻した天然痘は、日本にも上陸し、流行したようです。1年だけで終息するのではなく、何年かあとにまた流行する、という、波状攻撃でした。
現代のように医療の発達していない時代のパンデミックは、本当に過酷、恐ろしかったと思います。
コメントありがとうございました。