データ2 努力の結果
レーザー国から遠く離れたある島国に漆黒の建物は並んでおりその多くは工場だった。
その国の名はグレート国だ。
この国では化学工場や鉄工所、鉱山の割合が多い。
そしてグレート城と呼ばれるグレート国の大統領達が任務や生活を行っている。
とある部屋に黒い部屋着を来ていた男が窓の前で悩んでいた。
あのテルメックだ。なぜならばパーテルの実力を甘く見ていたからだ。
「あの努力はとんでもない個性だな」
少し驚く様子もあるテルメック。
すると部屋から三人の男女が訪れた
一人目はゴージャスで純白の宝石の冠を着けている女性。
名前はライト・リウム。 21歳でありグレート国の貿易大臣である。
意地っ張りだが、穏やかな面もある。
二人目は頑丈なオレンジ色のパネルが並んだ鎧を着ている男性。
名前はメテオ・ ゼルゼー。 22歳でありグレート国の製造大臣である。
冷静であり素直だ。
そして三人目は緑色の王冠と紳士的な鎧を着ている男性だ。
名前はサイクロン・テルクパルツ。 22歳でありグレート国の副大統領である。
冷静であり常に大人しい。
「テルメックよ、どうしたのか?」
ゼルゼーがテルメックに声をかけた。
「パーテルがコメット軍に加わった。脅威はさらに増すだろう」
テルメックは素直に答えた。
「チャンスはまだあるはずさ...」
テルクパルツは控えめに答えた。
そのことがきっかけでテルメックやリウムたちは同時にある決意をした。
「コメット軍と全力で戦う...!!」
この出来事から6カ月後、パーテルがレーザー国の捜査員に認定された。
そしてその4日後には、コメット軍である作戦が計画されていた。
その名は「グレート軍拉致被害者救助作戦」である。
作戦内容はグレート軍極秘トンネルから突入し
拉致された労働者達を全員救助、グレート軍の大統領達を全員拘束する作戦だ。
しかしこの作戦にはメリットとデメリットが存在する。
メリットは拉致被害者が全員救助出来る可能性が高い。
デメリットは国同士の大きな戦いになることだ。
それでも建物や生命体の被害は永久エネルギーにより修復可能だ。
永久エネルギーとは無限パワー、永遠パワーなどでできた
物質や時空間、生命体のことである。使い方次第では
歴史や存在に大きな影響が起きる可能性もある。
しかしこの世界ではすべての生命体が必ず全知全能であり不老不死である。
最強無敵で完全無欠になること可能だ。
しかしそれでも、善意ある平和と秩序を永久に守護する組織は存在する。
その組織の名はコメット軍だ。
戦艦、戦車、車両、航空機、戦闘機、銃器、資源などを数多く保管しており
条件さえあれば善意ある生命体は誰でも入隊可能である。
レーザー国以外にも軍事基地や、交番などは存在しており
同盟国に必ず2800億人以上は兵士が存在する。
そしてこの組織ではコメット軍4大彗星が存在する。
アイス・ロキィ コメット軍大将 特技は片手剣と氷属性での防御
アクア・リギー コメット軍大将 特技は太刀と水属性での攻撃
ボルト・パーテル コメット軍大将 特技はスナイパーライフルと雷属性での必中攻撃
フレイム・テルパンタ コメット軍元帥 特技はハンマーと火属性での強力な一撃
の4人だ
そしてロキィ達4人は、テルパンタの自宅にある武器開発室で会議を行っていた。
会議はすでに2日経過しており、ロキィ達はテルパンタの自宅で宿泊していた。
「いつ実行するの?」
最終段階が決まらなくて悩むロキィ。
「いつでもいいでしょ」
と提案のつもりで主張するリギー。
「どうなんでしょうねー...」
後悔を避けたいパーテル。
「準備完了次第かぁ?」
と少し自信がないテルパンタ。
しかしこの後、奇跡の結論が生まれる。
それは、ロキィと交際している女性であるシンプル・フローラルと
リギーと交際している女性プリズム・アイの2人による結論だった。
お茶を置きながら2人は優しく答えた
「自分達が迷わない素敵なルートでいいんじゃない?そしたら次に進めるしさぁ」
ロキィたちは嬉しくを感謝した。
「本当にそう思うよ!2人ともありがとう!」
その日の夜は6人で協力しシチュー作り
この日の4週間後に作戦を実行すると決めたロキィ達だった。
そしてこの4週間後の前日、グレート城の屋上にある大統領用展望台ではテルメック達が
読書をしながらそれぞれの気持ちを伝えていた。
「明日か...」
少し緊張しても真面目に考えるテルメック。
「やばいときはやばいね」
不安があるがポジティブに考えるリウム。
「あのコメット軍本気なのか?」
コメット軍の動きにちょっぴり興味を持つゼルゼー。
「苦痛がないといいけど...」
リウムを少し見つめながら黙り込むテルクパルツ。
リウムはテルクパルツのことが好きだあり。
そしてテルクパルツは悲しむリウムの姿を見たくない気持ちがあったのだ。
そしてテルメックがテルクパルツ達3人に強い決意を伝えた。
「俺がここまで成長したのは君達3人のおかげさ!まだいけるよ!」
こうしてグレート軍4大漆黒はコメット軍4大彗星と戦うことを決めたのだった。
そして迎えた翌日、グレート軍はグレート軍極秘トンネルをすべて封鎖し
拉致被害者全員を隠しシェルターに避難させた。
そしてグレート国の国民全員で領域に侵入したコメット軍と戦うのであった。
「我が国民よ今こそ全力でコメット軍と戦おう!!」
強く主張するテルメック。
そしてグレート軍の戦闘機と戦艦などが次々とレーザー国の首都であるセンコウ都に
向かって行ったのだ。
この戦いでグレート軍の主な目標は2つあるようだ
センコウ都破壊とコメット軍崩壊だ。
センコウ都に向かう戦艦にはゼルゼーが乗っていた
「あの街から隕石を降らすかー」
とつぶやくゼルゼー。
ゼルゼーは弓と同時に土属性を使い、隕石を降らすことができる。
さらにあらゆる者を頑丈にし、その硬さは
レーザー国の高級なダイアモンドを超えている。
もしも頑丈な隕石がセンコウ都に降り注いだら恐ろしいことになるだろう。
するとゼルゼーの艦隊の左右前方から艦隊が現れた。
「コメット軍の艦隊か」
一瞬でわかったゼルゼー。しかし他の出来事にも気づいていた...
それはゼルゼーの中心となる艦隊以外の艦隊が全滅したことだ。
なぜならコメット軍の潜水艦隊の潜水艦にわずか12分で攻撃をうけたからだ。
「次は君たちの船を沈めます」
真ん中の監視船からやってきて伝えたのはパーテルだ。
しかしゼルゼーの艦隊の戦艦は頑丈なので、コメット軍の潜水艦の魚雷などでは
全く効果はない。
それでもパーテルは上空を飛び、ゼルゼーの艦隊の上空に
突風と豪雨を電流の力で発生させた。するとゼルゼーの艦隊は紙のようにしなやかになり
パーテルは狙いを定め雷属性の広範囲な技を放った。
「ボルトスパーク!!」
技を叫びゼルゼーの艦隊にぶつけるパーテル。
すると...バリャバリャと焦げつくす音が鳴り響く!!
そしてゼルゼーの艦隊は大爆発を起こし完全に沈むのであった。
泡が噴き出ている...
様子を見ようと思ったパーテルだった。
しかし次の瞬間!!
ザッバアアン!!
現れたのは弓を持ったゼルゼーだった。
「土の力と僕の耐久力で耐えてますけどね」
と少しにやけるゼルゼー。
「予想が当たった感じだね」
余裕を持ってゼルゼーの様子を見るパーテル。
パーテルとゼルゼーは自分の力だけで戦うことを決めた。
一方、リウムが率いる戦闘機は遠回りをしてセンコウ都を襲撃するつもりだ。
それを知ったレーザー国の政府は対象地域に警報を流した。
特にセンコウ都はパニック状態になり。国民達は地下や、建物に避難をした。
「すみやかに輝かせるしかないね」
リウムは双剣と光属性を扱い、その光の力は奈落の洞窟もまぶしく照らす。
センコウ都が光り輝きすぎればかなり危険だろう。
センコウ都まであと2000キロメートルにせまったリウム率いる戦闘機
するとリウムの戦闘機から右下の戦闘機が前方からきたミサイルで爆発した!!
「なにがあったの?!」
焦り、驚くリウム。
自動操縦に設定し外を出る。
なんとテルパンタ率いる変形ロボがリウムが率いる戦闘機を破壊していたのだ。
「あなたをやるしかないね!」
強気で怒るリウム。
「全力で戦うがいい!」
風格を見せつけるテルパンタ。
空中でテルパンタとリウムは戦うのだった!!
そのころ、ロキィとリギーは、グレート国の隠し通路から侵入し
グレート軍の兵士たちと戦うのであった。
「なーんだ数が少ないじゃん」
と控えめに笑うロキィ。
「前方は見よ」
とロキィに教えるリギー。
そして通路を出るとロキィとリギーは、いつの間にかグレート城に到着していた!!
THE ロキィ 創造神フロスト @1204GOD
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