物語づくりの基本
まずは「好き」だけで作ってみよう
小説を書くうえで、おそらく何度も壁にぶつかることだと思います。
ここでアドバイスですが「書いていて嫌になるキャラ」を出すのは極力やめておきましょう。作者がキャラクターを好きになれないと物語が書けません。ストーリーの種類にもよるのですが、「悪役」は無理に出す必要はありません。ネタバレですが、私が完結させた長編ファンタジーは冒険とバトルがテーマでありながら、思想を持った「悪役」は全く出てこなかったりします。
小説を書き上げる上で一番大切なのは、物語のプロットでしょうか。舞台設定でしょうか。確かにそれも大事ですが、最重要なのは「キャラクター」であると考えます。むしろキャラクター設定さえしっかりしていれば、プロットや舞台設定は「自動的に生成される」ものとさえ言えます。
嫌いなキャラを出すなと言いましたが、逆に作者が魅力的だと思うキャラは遠慮なく出しまくるべきです。主人公やパートナー、ライバルといった位置づけですね。なるべくバックグラウンドを深く設定しておくと、物語の岐路で自動的に動き出したりするので便利(?)です。
キャラクターの性格を考える時は、日常における選択肢がヒントになる場合があります。例えば今日の食事は何にするのか、天気のいい帰り道ではどこに寄り道するのか、ショッピングモールではどこから回るのかなど。あなたの物語のキャラクターではどういう選択をとるのか、考えてみると良いと思います。
小説の書き切り方 矢木羽研(やきうけん) @yakiuken
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。小説の書き切り方の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます