こんばんは。
完結までの道のりお疲れさまでした。
私も実際にはもうアラフィフですので、インターネットの黎明期からオンライン上での物書きをしてきた身として、非常に懐かしく、また同様に「こんな私でも書いていていいんだ」と実際にも人生の先輩になる方から勇気づけられる時間でありました。
個人的な感想にもなりますが、おっしゃる通り最近の作品としてはどうしても他人の不幸をネタにする殺伐とした背景を持つ作品が多いような気も致します。そんな中でも、私もこのカクヨムの中では、キャラクターが純粋に幸せになるような作品を書いていらっしゃる作家さまを可能な限り見つけ、フォローし合った方々と切磋琢磨していければと思い創作を継続しております。
自分では味わうことができなかった経験があるからこそ、学生時代が主力である私の作品のキャラクター達には純粋に好きなことを思い切りやらせるようにして、それは今後も続いていくのが私の味だと思うことにしています。
誠に勝手ながら、継続してこういった年代のメンバーのメンバーの拠り所となっていただけると幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
作者からの返信
コメントを頂きありがとうございます。
私は物書きとしては本当の駆け出しなので、まだまだきちんとした成果を残せていないのですが、どこかで思いの丈を書いてみたいと思い、本作を執筆いたしました。
読まれるために試行錯誤する中でかなり過激な物を書いたりもしましたが、短い期間でも振り返るとそれって人に誇れる作品なのかと疑問が湧いてきました。
若者に自分の作品を堂々と語るには、これまでに書いた物ではいけないのではないか、と。
そして改めてランキングを見れば、なんと殺伐としたものが並んでいるのだろうと驚いた次第です。
細かな分析はできませんが、創作の世界がこのままで良いわけがないだろうという思いが最終話を書く原動力になりました。
創作は自由ですが、一作でも、PVも★も少なくても、自分がこれを書いたのだと誰にでも胸を張れる作品、それは中高年だからこそできる後代へのメッセージだと思っております。
こちらこそ今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
編集済
私も半世紀過ぎた人間なので、身に染みる話も多々ありました(まあ四半世紀くらい趣味で創作やってきてはいますが)
ただ世の流行からは外れて生きてきたところがあるので、そのあたりも知れたりして助かりました。
テンプレとかは未だに良く理解できないところもありますが……。
最近の作品の傾向というか、本当に多いな、と思うのは仰るように『ざまぁ』とかと、後は『主人公最強』が非常に多い印象で。
大抵の場合は外部から付与されて『努力せずに』昇り詰める話なのだろうというのは、裏を返すと『努力をしても報われない社会にいる鬱屈した思い』をせめて創作の中では発散したいという欲求があるのかとは思ってます。
この年齢になると、そう安直な話はどうなのか……と思いそうになりますが。
私もボケたくはないので、できるだけ色々考えて、書いて頑張っていこうと思います。
ありがとうございました。
作者からの返信
コメントを頂きありがとうございます。
『主人公最強』……今書いている長編はまさにそうです。(汗)
小説は自分を映す鏡なのかも知れませんね。
私も歳を取り、様々な衰えを自覚していますので、どこかで最強になりたいという願望があるのだろうと思います。
私の場合、今書いているのは思いついたアイディアの場面を書くにはそれが一番手っ取り早いだろうという安直な発想で書きました。(反省)
物事の結果だけを求められる社会の裏返しでもあるのでしょうか。
小学生から入試がある時代で、求められるのは努力ではなく結果ですからそんなことに慣らされていれば、自分がそうありたいという願望もあるのでしょう。
デジタル化して、効率、効率、効率……となり、生産性が低いものが弾かれていく。
それで良いのかという疑問もありますが、そういうことを主人公という分身が語ってくれるのも創作小説の良さではないかと思っております。
お読み頂いてありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。