タイトルのいろは歌が意味深長ですね。儚い夢は見ない……言い換えれば、真の眠りをという意味。それは月読やユイの長い時の旅の終着地という事にもなるのでしょうか。
だからこそユイと共に歩んできたキズナも生を終えてもいいと思ったのでしょうね。でもそれを許さないシンの行動は、とても対照的に見えます。
とても詩的な表現の数々、素敵でした。
作者からの返信
ここは地獄のような恐ろしい場所ではなく、静かで幻想的な雰囲気が出ていればいいなあと書いていました。少しでも伝わっていれば幸いです。
キズナはユイを黄泉に送ることだけできれば、もう自分に生きている価値はないと思っている部分があるのでしょうが、シンの行動原理は「目の前にいる奴を放っておけない」みたいな単純なものなんじゃないかなあと思っています。お人好しですね。
自分を拾い上げてくれた人の子のために
──という、ユイの言葉が刺さりました
それに対し迷いなく、「わたしも、わたしに力を貸してくれたあなたに報いたい」と返るのも好きなやつです
作者からの返信
ありがとうございます!
ここらへん、あっさり書きすぎかなあ?行間を読んでもらおうとしすぎ?などと思いながら書いていたのですが、刺さるものがあったのならよかったです。