第2話 何ー!?

この世界というものは皆魔法を使いながら生きている。

だが、魔法と言えば魔法だが、厳密には皆が使っている魔法と言っているものは自らが生まれてからもっているものでは無い。


ややこしいが、要するに貰い物の力だ。

魔法だ何だと言われるものは、神とその七燈という者によって与えられ使えるとされている。


神はなんか凄い人である。凄い人としか僕は知らない。


昔この世界の母から聞いた話では───


「神は時間と空間を作り、そこに土地を作り、そこに自らの血を使い七人の生きるものを生み出した。その七人こそが七燈と言われる今の時代まで生きている神の代行者。


神はその七人に国を作らせ、世界を繁栄させて行った。とさ──────────」


だそうだ。


神と七燈はつまり、なんか凄い人達だ。


何故、こんな話を今したかと言うと別に意味は無い。

そういう世界というだけを知って欲しかっただけだ。


そんな者達がいたところで僕の物語には何ら影響は無い。が気になるには気になる。


神とその下僕たち。どれだけ強いかオラワクワクすっぞ!

なのでいまから、その七燈とやらがいる国に行こうと思う。


「フッ……楽しみだ……」

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中二病は最強です 三冠食酢 @natinati

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