幸せだったはずの社内恋愛。純粋すぎた、その結末は――

「幸福の絶頂に至り、奈落の底に落とされて、そして華麗に復讐を遂げる。」

主人公の越智香苗は同じ会社に意中の男性がいます。若手ながら有能で将来を嘱望されている想い人の名は溝沼紘一。時代遅れと言われてもおかしくない『社内恋愛禁止』という社則のもと、二人は秘密の関係を続けていた。

「香苗の純粋なところが好き」

その彼の言葉通り、純な香苗は疑うこともなく惹かれていった。
そんなある日、ふと目に留まったSNS。そこに投稿されていたのは――

強烈な依存心はやがて憎悪となる。騙され、転がされ、仕事も恋人も失った純粋な私の汚れた復讐が今、幕を開ける。



※※※こちらのレビュー文は、一部を本分および小説の概要から抜粋させて頂いております※※※

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