クライスさんの気持ちを否定するのは簡単だけど、私は何となく気持ちが分かります……
クライスさんも期待に答えるため努力もしたでしょうし、承認欲求と言うのは、誰でも持っているもの。
抱える苦しみも大きかったでしょうし、努力や熱意への対価を求めるのも私はありだと思ってます。
「正しい」とか「間違い」とか肝胆にきめられないですよね……
作者からの返信
クライスの気持ちに寄り添ったコメント、本当にありがとうございます。彼は作者にとっても特別なキャラで、ここではあえて内面を見せないように描いたのですが、、すごいです。。。京野さんのコメントはいつも物語の核心に触れていて感心しきりです。
あの、本当にお時間あったらで構わないので、いつかクライスの結末も見届けて頂けたら幸いです。
選ばれなかった者からしてみれば、「お前は選ばれた」はまさに悪魔の囁きですよね……
第一王子という立場からしても、幼い頃からその立場に見合う様努力を重ねて来たのだと思います。だからこそクライスは強いんですもんね。
敵役の人物像が理解できないお話は、所謂「ザマァ」的な楽しみがあるのでしょうが、「この人なんでこんなに悪いことするんやろ……」と不思議になってしまって物語に入り込み難くなってしまうことがあります。
クライスの心情、自分勝手な想像ですが何となくわかる様な気がして物語にのめり込んでしまいます。
やっぱり面白いです!
素敵な物語に出逢わせて頂いてスゴく幸せ。ありがとうございます‼️
(まだ途中なのに長々と……すいません💦)
作者からの返信
温かいコメント、本当にありがとうございます。クライスは思い入れのあるキャラなので、そんな風に言って頂けて嬉しいです!
彼は傲慢ではあったけれど、同時にとても孤独な人間でした。だから彼は心の奥底でずっと求めていたのだと思います、彼の孤独を理解し、本当の意味で認めてくれる人間を。(そういう意味で、ラストは彼にとって、ほんの僅かでも救いになっていればいいなぁなんて思いで描きました)