最初の接敵 一説目


「ふぁーあ。今日も楽しかったな……。」

よし、今日は中央の釘の判断を誤ったけど明日こそは勝てるぞ!

「よし、明日こそはパチンコで勝つぞ!」

あーぁ、今日は負けちまったから貧乏飯か、あとサラ金も返さんとな、自転車で帰るか…。

「うし、今日の夕飯はいつも通り白飯ともやしの和え物だ」

明日は絶対勝って、牛ヒレステーキを食ってる

「うん?あれはなんだ?」

何か黒い物があるな?はっ?え。何でこっちに向かってきてんの?やべぇ取り敢えず店の中に…。

えっ?何あれ?あの赤い液体は?何でエントランスにあるんだ?

『ブシャッポットン』

はっ?えっ?なにこれ頬についたのは?なんだ?

赤い?鉄のような匂い?これ血なのか?

やばい逃げないと言葉に出来ないけどヤバい。

どうにかして、店に近づかずに帰ろう。

「……」

「助けてよ。誰か助けて。た すけ………。」

『ブシャーッ』

なんだあれ?頭が無くなった?

「…えっ?」

〖ポルっ!〗

そこにはとても可愛らしい蝙蝠達が羽ばたいていた。

そしてチューチュー赤い液体を吸ってどんどん大きくなって何匹かが小さくなっていた。

アレはなんだ?

「やあ?どうも1人かい?これはこれは恐ろしいよね。この写像体は僕が倒してあげるよ。

あっその前に自己紹介だよね。

僕の名前は 形代っていうんだ。

君の名前はなんて言うんだい?」

突然黒髪の中性の人が、現れた。そしてその人は堂々と自己紹介をしながら、挨拶をしていた。そして名前を聞かれたため

「水蓮」

と答えたがどうすれば良いのかわからないが中性の人が動き出して白い人型の紙を出しながら。

「ここから先は僕に任せてね!」

と言っている。

何それ怖っわ、厨二病かよ。まあ助けてくれるみたいだし頼るしかないな。

「あぁ。はい。」

本当これからどう何の?

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毒吐く形代様は今日も綺麗に咲いていた。 榊雫 @sakakisizuku

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