応援コメント

第37話 ヤルミオンの森深部での戦い④」への応援コメント

  • 健国王想像以上にゲスかったですね。笑
    セフォリエナは復讐を果たしたと言ってますけど王様もやったのでしょうか?
    そして、こんな過去を持ってたらそりゃエイク君のこと嫌いでしょうね。

    作者からの返信

     ありがとうございます。そこを拾っていただけると本当に嬉しいです。

     セフォリエナがエイクをすごく嫌っていたのは、正にそういう理由です。
     エイクがアズィーダを拘束する様子を、遠視能力で見ていた時に、激烈な嫌悪感で身が震えそうになっていたのも、いろいろ思い出してしまうシチュエーションだったからです。

     無粋を承知で言ってしまいますと他にも伏線を張っています。
     フィントリッドは、エイクの母親が家族から追放された話を聞いた時に「追放しただけで殺そうとしなかった分、まだましともいえる」と言っています。
     そして、“偽死の宝珠”について説明する時に「“抗死の宝珠”だけでは、場合によっては死ぬほどの苦痛を長時間受け続ける事になってしまう」とも言っています。
     これらも、セフォリエナの過去を念頭に置いた言葉でした。だからセフォリエナも、思わず顔をしかめてしまっていたわけです。

     もう少し気を使え! 当事者が隣にいるぞ! って感じなのですが、フィントリッドはそこら辺の機微が分かっていません。

     長々と無粋な解説を失礼しました。

     それと最後に、セフォリエナが父王をどうしたかについては、いずれ語る予定もあるので、ノーコメントとさせてもらいます。
     ただ、一つ確実に言えるのは、王家は普通に続いていたので、最低でも一族皆殺しにはなっていない。という事です。