9.フィリア編(2)
9-0.登場人物紹介 フィリア編(2)
さて、ルースギルド長が新しいペットの捕獲を検討している一方で、ギルド長からようやく解放された『赤い鳥』のメンバーとちびっ子たちはというと……。
【帝都フォルティアの冒険者ギルド職員】
▶ルース
ギルド長。鬼のように厳しい。元冒険者。元魔法剣士。元第十三騎士団団員。『深淵』の『影』のひとり。『エレッツハイム城の悪夢』の生還者。帰還の対価として、魔法を使うと体内にダメージを受けるという呪いを背負うこととなる。回復魔法も攻撃魔法状態で、頼みの綱は激まず回復薬。ちびっ子たちの暴走により、胃に大ダメージを受ける。自分には厳しく、他人にはもっと厳しいヒト。トレスを『犬』枠として、使役しようと画策中。
【ちびっ子たち】
『エレッツハイム城の悪夢』において、堕ちた神へ生贄として捧げられそうになったところを、元第十三騎士団に救われ、保護される。
『影』から英才教育(?)を受けているが、世間一般の常識は誰も教えなかった模様。なにもかもが規格に収まらない常識外の存在。
冒険者登録のドサクサに紛れて新しい身分を手に入れる……はずが、初日でいきなりやらかした。『激レア薬草採取大事件』『モブじゃないゴブリン討伐大事件』は、大人たちを震撼させ、冒険者ギルド長(ルース)の心身に深いダメージを与えた。
()の中が、『深淵』での呼び名。
▶エルト(セイラン)
黒髪の男の子。ギンフウの命令で女装中。八歳。虚弱だけど最強にして、みんなから愛されまくりのお姫様ポジション。【転移】魔法が大得意。基本の初級攻撃魔法【火球】は信じられないくらい大火力。フィリアとは仲良し。
▶リオーネ(ハヤテ)
赤髪の少年。戦士。十歳。三人の中では最年長なので、色々と心に闇を抱えている問題児。エルト(セイラン)がフィリアになついたのが気に入らない。大人には反抗的。
▶ナニ(カフウ)
ハーフエルフの少女。十歳。ギルをロリコンと呼び、果敢にも物理攻撃を仕掛ける過激思考の魔術師。しっかり者の毒舌家。魔導具が大好き。『深淵』の大人たちに『お土産』を持ち帰ろうとしたところは、女の子ならではの気遣い。大樹の精霊様から『植物を慈しむ力』をもらった。
【『赤い鳥』のメンバー】
帝都を拠点に活躍している五人組の冒険者パーティー。冒険者仲間からは『貧乏くじパーティー』と呼ばれている不運枠。ちびっ子たちの起こした騒動にガッツリ巻き込まれてしまった。ギルドからの依頼で、ちびっ子たちの監視、教育、護衛任務、資産管理を請け負うことになった。
▶フィリア
魔法剣士。超級冒険者。『赤い鳥』のリーダー。十九歳。別名『貧乏くじパーティーのリーダー』。受付嬢たちの『癒やし』的存在。誰にでも優しいが、子どもには特に優しい。孤児院出身で、子どもの扱いが上手い。エルトに気に入られた模様。
▶ギル
重戦士。(仮)超級冒険者。フィリアの幼馴染。十九歳。ナニとはなにかと縁がある。只今、心に深い傷を負っている。
▶フロル
斥候。(仮)超級冒険者。パーティーでは最年長者。
▶ミラーノ
魔術師。(仮)超級冒険者。巨乳。宴会好き。
▶エリー
回復術師。(仮)超級冒険者。巨乳。宴会好き。
『プランB』
ちびっ子たちの謝罪方法。エルト(セイラン)が目をウルウルさせ「ゴメンナサイ」と言いながら、上目遣いでじっと見上げる方法。誰が相手でも、今まで失敗したことがない。ちなみにプランCは土下座して謝る。
***********
お読みいただきありがとうございます。
フォローや励ましのコメント、お星様など、お気軽にいただけますと幸いです。
〈新作です!〉
異世界オークションへようこそ・痛!!〜人になれる備品と優秀なオークションスタッフたちは数々の問題に振り回される〜
https://kakuyomu.jp/works/16818093076267180840
〈他のお話もいかがでしょうか?〉
異世界オークションへようこそ〜優秀なオークションスタッフたちは数々の難題と災難に立ち向かう〜
https://kakuyomu.jp/works/16818093074883268782
勇者召喚された魔王様は王太子に攻略されそうです〜喚ばれた先は多夫多妻のトンデモない異世界でした〜
https://kakuyomu.jp/works/16817330660778992634
お転婆令嬢は破滅フラグを破壊してバグの嵐を巻き起こす
https://kakuyomu.jp/works/16817330667671419555
***********
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます