普通であるということは優れているということでもある

宮廷貴族的な立ち位置の伯爵位で、つつましく「普通に」暮らすことを望んでいた令嬢のシンデレラストーリー。
伯爵令嬢ソアラは、陰謀と勘違いから、皇太子の偽(?)の婚約者候補になった。普通に暮らし、普通のことができるということは、事務処理能力が高いということ。皇太子も政治体制もポンコツゆえに、コメディタッチで改革が進んでいく。恋愛部分もすれ違いが加速していく。
読み始めたら、胆力もあり、かわいらしいヒロイン、ソアラの普通への道を応援したくなるだろう。

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