こういう裏がある「データによれば」だったんですね。今までのストーリーが全部ネガポジ反転するようなどんでん返しが来るのかとちょっと期待したんですが w、それだと話が壊れすぎるかな。
しかしマーラーにコーヒーですか……ブランデー入りならありかもと思いました。あと、シンフォニーの方じゃなくて歌曲集なら、まあ悪くないですね。あ、五番のアダジェットあたりなら、まさにコーヒーと論文読みにフィットするかも 笑。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
感情にもっとも直接的な影響を及ぼすのが音楽だと思います。それでも、執筆に集中すると聞こえなくなってしまう。そして、コーヒーは冷めてしまっている。
そんな状態が教授にもあり、物語の終盤にはあっても良いのかな、と思います。
エピローグに向かい、読者にはプロローグを思い出していただければ、と思います。
自由と平等に関する、20世紀中盤のスピーチというと、キング牧師でしょうか。
「I have a dream……」ばかりがクローズアップされますが、そこで宣言された小切手と負債の償還は、いまだに完全には行われていませんね。
本作のような大団円を、いつか現実の世界も迎えられることを願います。
とはいえ、cityもまだ難題は続いていくのでしょう。それが人類の宿命なのですから。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
スピーチの参考に使ったのはケネディ大統領の就任演説です。米国の大統領選挙では多くの場合、共和党対民主党で国が二分されてしまいますが、それを一つにまとめるメッセージを出すのが恒例です。そうしなかったのはトランプ大統領だけかも……。ネオ・ヤマト国では旧日本人と大陸人、従順なネオ・ヤマト国民と島に隔離されていた人々、そして人類とヒューマノイドの一体化を作っていかなければならないので、首相の力量が問われるところです。ソフィによる破壊工作による物質的なダメージも残っている。
物語では詳細は書きませんでしたが、ガイアの能力があってこそ、おおむね順調にネオ・ヤマト国は回復していると匂わせていますが、まだ数か月目のことです。
おっしゃる通り、〝人類の宿命〟は、人類が破滅するまで続くでしょうから。