手塚さんとか石ノ森さんの頃に、一時期、こういうテーマの作品がすごくホットだったことがありましたね。今の時代だとまた危機感が肉薄した印象になるのかも知れませんが、正直私自身は、今のタイプのAIが、ソフィのような本当の意味で人間と「同じように」考えるAIへとつながっていくとは到底思えません。その意味では、この作品のようなことが実現するとしても、多分三、四世紀かそれ以上先になるのだろうなと思います。もっとも、政治家の意思決定をただ真似てアナウンスするということなら早晩実現するでしょうし、案外そちらのほうが人間の政治家より評判がよかったりするかも知れませんが。
さて、毎度失礼しますが、誤表記かな、と思える箇所が二つほど。
それなら、首相領選挙は、その問題の解決後に改めて実施すればいい。
>「首相選挙」
お前たちの思うどうりにはならないぞ。
>「思い通り(どおり)」 あるいは 「思う通り」
作者からの返信
コメント並びに誤字の指摘、ありがとうございます。
湾多珠巳様のコメントがあると、何故かホッとする今日この頃です。
手塚氏や石ノ森氏の漫画はあまり読んでいないのですが、確かにあの時代のロボット、鉄腕アトムなどは普通に自我をもって動いていましたね。
ロボットやAIが人間を支配する可能性については、延々と語られてきたテーマです。
AIの進化は私が想像していたより早く、それはやはり、ディープラーニング技術が開発されたからですが、そんな中で誰かがAIに、問題解決にあたって独自の目標を設定することを教えたら、意外と早く未来を創造することを考えるようになるのではないかと思うのです。
そのAIが手足をもっていたら、アニメや映画で取り上げられるような人間対機械といった時代がやってくるのかと……
すると人間側はマトリックスのように〝核〟で対抗するかもしれませんが、その時はマトリックス以上に悲惨なことになっているように思います。
……と、つらつらと不幸な予測をしてもいけませんね。
対機械の前に、すでに人間対人間の大惨事(三次)世界大戦に突入してしまいそうな兆候さえ見られます。
今後も、ご贔屓に、よろしくお願いします。
他の方もコメントされていますが、鉄腕アトムがロボットの権利を主張するシーンで、「ロボットだって人間だ!」と叫ぶセリフが私は強く印象に残っています。
作品名は覚えていません。何だったんだろう。
有名な「ベイリーの惨劇」ではないようです。あの作品も、跡形もなく破壊されたベイリーが衝撃的でした。
さて、想像を超える展開となってきました。
続きが読みたいが、読み終えてしまうのもちょっともったいないんだなあ。
作者からの返信
想像を越えたとのこと。作者としては嬉しいです。
最後まで想像を越えた面白さであると良いのですが……。
読み終えてしまうのがもったいないなんて、これほどの褒め言葉はありません。とても励みになります。