真実
足早と私の周りを纏い、五感にささやいて
束の間に離れてく。
落日が増える時に
あなたはひょこりと顔を覗かして、
深緑のお洋服が似合うあなたは
とても愛らしい。
誰も彼もあなたを模したものだと
言を紡ぐけれど、
どんな品でもあなたをそのまま模したものは
一つもない。
名残の袖を振る暇もなくパラパラと風に乗って
消えていくあなたの残り香が恋しい。
忘れられぬ紅葉の月。
これなーんだ、
シークレットボックス @ShobirDm
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