第10話 姉は寝ながら考える。一方の3人はカフェに到着

 なぎside 


 凪は悠のベッドに横になっていた。


 (……?)


 携帯が振動する。


「……真名か?」


 うとうとした様子で携帯をみる。


「……真名はミナトカフェに行ったのか」


 凪は携帯で真名に(了解)と返信する。


(……これで悠ちゃんと愛美ちゃんは安心して付き合える状況は出来たかな)


 凪は目を閉じながら考える。


(……後は学園側のほうだな)


 凪はあくびをする。


(……学園側もトラブル歪みは出るかも知れないな)


凪はうつらうつらとし始める。


(……まあ、なるようになるかな)


凪は眠りについた。


真名まなside


 家から5分ぐらい歩きカフェに到着する。


「ついたよ」


 真名は笑顔で言う。


「……」


 悠はカフェを見るとミナトカフェと書かれた看板をみる。


「ミナトカフェは姉上の行きつけの場所なんだ」


 真名は悠に言う。


「……」


 愛美は物珍しそうな表情でカフェの建物を見ていた。


「愛美ちゃん、どうしたの?」


 真名は愛美に声をかける。


「……カフェって初めてなの」


 愛美は恥ずかしげな表情で真名に言う。


「……愛美ちゃん、今後は色々なところに行くから、楽しみがどんどん増えて行くと思うよ」


 真名は笑顔で愛美の目をみる。


「……うん、そうなるんだね」


 愛美は柔らかい笑顔を見せる。


「……?」


 悠は愛美の目を見て手話で(どうしたの?)と聞く。


「……」


 愛美は不安な表情を見せる。


「?」


 悠は愛美の不安な表情を見て心配な表情になる。


「あ、悠くん、ごめんね、大丈夫なんでもない」


 愛美は柔らかな愛美で悠をみる。


「さあさあ、はやくカフェに入ろう」


 真名は悠と愛美に声をかけてカフェに入った。


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「ふう、間に合った」


「作者様、短すぎです」


「ごめん」


「時間ギリギリですからね」


「申し訳ない」


「次やらかしたら状況次第で凪さん召喚して姉命令しますからね」


「……はい」


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