第5話 彼と彼女の付き合いかた
どうも作者です3/14の時点で日間96位週間251位に入ることが出来ました。
ありがとうございます。
引き続き毎日更新していきます。
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「……」
彼は付き合うことをうなずいてから彼女の目をあわせられずにいた。
「あ、あなたにお願いがあるんだけど」
彼女も少しどもった声で彼に話をする。
「?」
彼はメモ紙を出して彼女の言葉を待ち始める。
「こんなこと頼みたくないんだけど」
彼女は困った表情になる。
「?」
彼は彼女の様子を見てわからない様子になる。
「ここであなたとあったことは内緒にして欲しい」
彼女は優しい表情で言葉にする。
「……」
彼はゆっくりとうなずく。
「ありがとう」
笑顔で彼女は彼にお礼をする。
「……」
彼は彼女のお礼にたいしてゆっくりとうなずく。
「それじゃあ、ごめんね」
彼女は携帯を取り出しカメラを使い初めて一人で自撮りをし始める。
「ごまかせると思うけどこれで大丈夫だね」
彼女は独り言をいいながらうなずく。
「?」
彼は彼女が突然携帯でカメラでとったことにわからない表情を見せる。
「あ、ごめんね、告白しましたよの証拠画像にしようと思ってね」
彼女は彼に話をする。
「……」
彼はうなずく。
「後、申し訳ないんだけど私と付き合うのに色々と制限があるんだよね」
彼女は寂しげな表情を見せる。
「?」
彼は彼女の寂しげな表情を見て疑問に思い始める。
「……私、家の事情で帰りは迎えが来るの」
彼女は落ち込んだ表情になる。
「……」
彼は無表情で彼女の表情を見る。
「後、私の携帯はSIMカードが入ってないからカメラ機能しか使えないから基本連絡も出来ないんだ」
彼女は静かな声で話をする。
「……」
彼女の話を彼は耳を研ぎ澄まし静かに聞く。
「……私とあなたが会えて話せるのは夕方の屋上で1時間しか話せないんだ」
彼女は寂しげな笑顔を見せる。
「……」
彼は彼女の寂しげな笑顔を見てメモ紙を取り出し書き始める。
「……?」
彼女は彼が書き始めた様子を見始める。
「……」
彼は時間をかけてメモ紙を2枚書き終えて彼女に手渡した。
「ありがとう」
彼女は寂しい笑顔を見せてお礼をしてメモ紙を読み始めていく。
「……そういうことなんだ」
彼女は手紙の内容を見て寂しい笑顔がなくなり優しい笑みを浮かべる。
「……」
彼は彼女の優しい笑みを見て、ほっとした表情を見せる。
「……あなたがクラス名簿に載っていなかったのはそういうことだったんだね」
彼女は笑顔で彼の目を見始める。
「……」
彼は彼女の目を見てうなずく。
「……あなたも事情があってこの時間にいるんだね」
彼はうなずく。
「それじゃあ、お互いに夕方はここに来て話をしましょう」
彼女は優しい笑みで手を出す。
「……」
彼は緊張しながらも彼女の手を繋ぐ。
「よろしくね」
こうして彼と彼女の恋愛が始まる。
そして、彼と彼女は屋上で話すだけの付き合いをして1年がたった。
彼と彼女の付き合いは形上、表側では上手く行っていた。
そして、中学2年4月に彼と彼女の付き合いは終わりをむかえようとしていた。
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「5話目、終わったぞ」
「お疲れ様です。作者様」
「ありがとうございます」
「PV数4話目の時点で600PVでフォロワーさんも74で今日で+18増えましたね」
「日間ランキング100位以内に入ったバフかな?」
「作者様の実績で出した数字なのでバフではないと思いますね」
「それならいいんですがかね」
「後、気になるのは星が増えてないのがね」
「そうですね」
「そういうわけで星をよろしくお願いします」
「私からも星、評価のほうをよろしくお願いします」
「作者様の一番のモチベにもなりますので」
「ですね」
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