声を失った少年は彼女と別れました。3日後、朝起きたらなぜか別れた彼女が隣で寝ていました。

第4話 彼は彼女に憧れることをやめました。そして彼は憧れをやめた彼女と付き合うことになりました。

「……？」

　彼は質問の意図を理解できずに戸惑い始める。

「……あなたには私の本質が見えてるのよね？」

　彼女は真剣な表情で彼の瞳を覗き込む。

「……」

　彼はゆっくりとうなずく。

「……私と会う前までは、私を知っていたのかな？」

　柔らかな表情で彼に質問し始める。

「……」

　彼はゆっくりとうなずく。

「私と会う前はどう見えていた？」

　彼女は柔らかな笑みを浮かべて彼の目を見始める。

「……」

　彼はメモ紙ですぐ書いて渡す。

「ありがとう」

　彼女は自然な笑みを浮かべて彼にお礼をする。

「……」

　彼は恥ずかしく照れた表情になる。

「……うん、やっぱりそう見えるよね」

　彼女は納得した様子でうなずく。

「あなたも私を憧れの存在として見ていたんだね」

　彼女は柔らかな笑みになり彼の目を見る。

「……」

　彼はゆっくりとうなずく。

「……今、私とあった印象を教えて？」

　彼女は静かな言葉で彼に話をする。

「……」

彼は真剣にメモ紙に書き始める。

「……」

　彼女は自然な笑みで彼が書いてる様子を見る。

「！？」

　不意に近くで彼女の自然な笑みを見て彼は書いてる手を止めてしまう。

「どうしたの？」

　彼が書いている手を止めたのが気になり彼女はゆっくりと近づく。

「！！」

　彼は目の前に彼女の顔に触れられるぐらいの距離に近づかれ、顔に熱がこもりはじめる。

「……大丈夫？」

　彼女は彼の目を見て自然な笑みを向けて優しく静かな声で話をする。

「！！！」

　彼はドキっと心臓が飛びはねそうになるが静かに呼吸を整えゆっくりとメモ紙を書く。

「……(がんばれ)」

　彼女は彼に聞こえないぐらいの声を出す。

「……！」

　彼は書き終えて目の前の彼女に渡す。

「ありがとう」

　彼女は彼の瞳を見て自然な笑みと優しい声で彼にお礼を言う。

「！！！！」

　彼は反射的に彼女の目線をそらして後ろをむいた。

「……？」

　彼女は彼が後ろを向いたのがわからない様子になりながらもメモ紙を読み始める。

「……」

　彼は彼女の顔がみれないぐらいに赤くなり始める。

「……うん、ありがとう」

　彼女はメモ紙を読み終えてお礼をする。

「……」

　彼は静かに呼吸を整えてゆっくりと彼女を見る。

「……どうして、わかったのか教えて欲しいな？」

　彼女は真剣な表情で彼の目を見る。

「……」

　彼はうなずき、真剣な表情でメモ紙に書き始める。

「……」

　彼女は自然な笑みと優しい表情で彼が一生懸命に書いている姿を見る。

「……！」

　彼は彼女の顔を見ないようにメモ紙に書く。

「……(がんばれ)」

　無意識に小さな声で彼女は言葉にする。

「！！！！！」

　彼はびくっとなり、反射的に後ろを向き離れようとするが気付いたら手を繋がれていて逃げられない状態になっていた。

「……大丈夫？」

　彼女は心配そうな表情になる。

「……」

　彼は彼女のほうに体をむけて呼吸を整えゆっくりとうなずく。

「なら良かった」

　彼女は自然な笑みと優しい声で彼の瞳を覗き込む。

「……」

　彼は強ばった表情になりながらも彼女の目を見る。

「……緊張しなくて大丈夫だよ」

　彼女は彼に静かに優しい声で話をする。

「……」

　彼は緊張がとけ、メモ紙を書き始める。

「……」

　彼女は彼の繋いだ手をはなしゆっくりと離れる。

「……！」

　彼は書き終えて彼女に目線をそらして渡す。

「ありがとう」

　彼女はメモ紙を見て読み始める。

「うん、あなたはすごいね」

　彼女はメモ紙を読み終えて納得した表情になる。

「……」

　彼女が納得した表情を見て、彼は安心する。

「私の柔らかな笑みに違和感はあるのかな？」

　彼女は真剣な表情で彼の目を見る。

「……」

　彼はメモ紙を書き始める。

「……」

　彼はメモ紙を書き終えて彼女に渡す。

「ありがとう」

　彼女は彼の目をそらしてお礼をする。

「……あなただけが私を見えてるんだね」

　彼女はすっきりとした表情で彼の瞳を覗き込む。

「……」

　彼はうなずき彼女の瞳を見返す。

「あなたは今の私を憧れることをやめたんだね？」

　彼女は真剣な表情で彼の瞳を覗き込んでいく。

「……」

　彼はゆっくりとうなずき彼女の瞳を見る。

「……」

　彼女は不意に目線をそらして、彼の目の前まで近づき手をつかむ。

「……！？」

　彼は不意をつかれたのに驚いた表情を見せる。

「……あなたに改めて言いたいことがあります」

　彼女は真剣な表情で彼の瞳を覗き込む。

「……」

　彼も緊張した様子で彼女の瞳を見て言葉を待つ。

「憧れをやめた私と付き合って」

　彼女は彼の瞳を見て静かな言葉で伝える。

「！？」

　彼は彼女の告白に驚いた表情を見せる。

「私の嘘偽りのない答えだから」

　彼女は静かに緊張した様子で話をする。

「……」

　彼は困惑した表情を見せる。

「ゆっくりで良いから」

　彼女は自然な笑みと優しい声で彼に言う。

「……」

　彼は彼女の自然な笑みと瞳を見る。

「嘘偽りのない私を見て付き合って」

　真剣な表情で彼の瞳を覗き込む。

「……」

　彼はゆっくりと手を出して彼女の手を繋いだ。

「！！」

　彼女は急に手を繋がれて驚いた表情をみせる。

「……」

　彼は顔を赤くして照れた様子になりながら真剣な表情で彼女の瞳を見る。

「これからよろしくね」

　自然な笑みと優しい静かな声で彼女は言う。

「……」

　彼は彼女の自然な笑みを見てうなずいた。

　こうして彼と彼女は付き合い始めて行く。

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「4話目書いたぞ！！」

「作者様、がんばりすぎですよ」

「……無茶をしましたな」

「現在の時間は3/14 1:30ですよ」

「……そうですね」

「今日仕事でかなり過酷なスケジュールなんですよ」

「……どうしても、今のタイミングと心理状態じゃないと書けないと思ったので書きましたな」　

「……確かに今回は文字数も内容部分もかなりがんばってましたね」

「……確か4話目が勝負の話ですからね」

「それでも、無茶はしないでくださいね」

「ありがとうございます」

「もし、良かったら星、フォロー、応援をよろしくお願いします。」