応援コメント

終 上天より」への応援コメント

  • よ、よかった、音楽で満足してくれそうで!
    私はツェグナが連れていかれるんじゃないかとびくびくしていたので、大勢犠牲を出しましたがツェグナとグムソムが一緒に暮らせそうで地獄に仏といいますか、なんとかなった!という気はしてしまいました……ごめんよナヤン、あなたは人を殺して自分をも死なせてしまうほど苦しんでいたのに……。

    ともかく、連載お疲れ様でした!
    素敵な作品をありがとうございました!

    作者からの返信

    えへへへへへ、川の主様は優しいようで優しくなくて、優しくないようで優しい存在ですからね(^o^) あとメタなことを言ってしまえば、ここでツェグナまでいなくなったらグムソムのメンタルが崩壊しちゃいそうなので(笑) 私も鬼じゃないですし(←どの指がこんなこと書いてるんでしょうね!)、それにこのお話のテーマの一つは愛なので、希望が残るラストにしたかったのです♡

    実は私が上天よりを書いたのは、「うみねこのなく頃に」というミステリーに深く感銘を受けたからなのです。人数の叙述トリックもうみねこの漫画版を読んでいる最中に思いつきました。他にも色々と影響を受けています(うみねこは孤島で起きた連続殺人事件が魔法によるものか人間によるものかを、主人公と犯人を名乗る魔女が議論するという内容です)。うみねこでは頻繁に「愛がなければ視えない」というフレーズが語られます。……めちゃくちゃいいフレーズですよね。
    それはさておき、うみねこの真相は悲痛すぎるものなのです。胸がかきむしられます。でもラストは美しい。思えば私は、うみねこのラストに辿り着いた時の感動を、自分でも生み出したくてこの話を書いたのかもしれません。だからしゃしゃさんのお言葉がとてもとても嬉しいです(*^▽^*) 

    最後になってしまいましたが、ファンタジーでミステリーという摩訶不思議なこのお話をここまで見届けてくださって、ほんとうにありがとうございます<(_ _)>


  • 編集済

    読了しました!!私はポンコツで、なかなか犯人にたどり着けませんでしたが…
    川の主様の裁定はとてもやさしいものだと思いましたが、反面、とても厳しいですね。ツェグナとグムソムのあいだに子供が生まれるのか。
    その子たちが音楽を奏でるのか。

    そして何よりナヤンという青年があまりに悲痛です。(そしてその悩み、わたしのこのみですげふげふ)
    なんとなくチンギスハンの長男のことを思い出しました。チンギスハンの長男は父親がチンギスだったのでナヤンみたいなことをしないで済んだんだと思いますが、ナヤンはただの一部族の青年で、……ううう。くるしい。

    なにはともあれ、部族の因習を乗り越えて、ツェグナとグムソムが一人の青年の魂を救ってほしいです。
    あんまりに楽しい読書体験でした!ありがとうございます!

    作者からの返信

    へへへへへへへへへ、この物語を最後まで見守って下さって、ありがとうございます(´;ω;`)ウッ… 初めて書いたミステリ。いえそもそも、私は上天よりを書くまでミステリをあまり読んだことがなかったので、色々と粗があったものと思います。だからこそ、ことりさんが読了してくださったことがうれしいのです(*^▽^*)

    上天よりは実は「うみねこのなく頃に」というミステリー(メタミステリーかもしれない)の影響を強く受けています。ちょっとネタバレになってしまうかもしれませんが、うみねこの真相は本当に悲痛です。その影響がもろに反映されたのがナヤンになります。あと、ことりさんのおっしゃるように、チンギスの長男ジュチのエピソードも、元ネタの一つです。ナヤンは全てを受け止めてくれる父と弟がいたにも関わらず、ただの青年だったために、ここまで追い込まれてしまったのです……。

    川の主さまの罰、厳しいですよね。川の主さまはツェグナ以上にナヤンの事情を把握しているので、この裁きによってチャルダラン氏全体をも罰したのです。でも、希望を残した。
    ツェグナとグムソムは仲が良い夫婦となり、穏やかに平凡に暮らし、子孫を残します。(なお、これから百年ぐらいしたら草原に帝王が現れ、アレスターシャなどがいる未来に繋がっていきます)。
    ぶっちゃけツェグナとグムソムの子孫が権力を握ることはないのですが、でもずっと音楽を捧げ続けるはずです。ナヤンを救うために。いつか端役として、ツェグナとグムソムの子孫が出てくる話を書けたらな~なんて考えています。

    繰り返しになりますが、最後まで上天よりを見届けてくださって、ほんとうにありがとうございます(*^^*)

    編集済