【書籍化】ダチョウ獣人のはちゃめちゃ無双　～アホかわいい最強種族のリーダーになりました～

書籍版１巻を読み終わったあと即続きが読みたくなってカクヨムから読み出した者です。
強さを追い求めていく様を初見は意外に思えましたが、読み進めていくと出身地に触れるたびにそういやそうならざるを得なかったと再認識させられる、の繰り返しでした。
ゆるーい日常展開を望んでいる方にはあまり向かないかもしれませんが、弱肉強食でバトル大好きな方なら読んで損はないと思います。
何よりダチョウちゃんたちがかわいい。
同時に子どもの残酷さを思い出させてくれる作品。

ダチョウがフィジカルの化け物であることは知っていました。そして恐ろしいまでのアホであることも。
そのダチョウを元にした獣人って凄そうだな～と興味を感じて読ませていただいたのですが、想像以上にストーリーはしっかりしていて面白かったです。

　ダチョウへの理解が分かりやすく書かれていて読んでて楽しい！
（個人的に、ダチョウは脚が太いというのが加点ポイントです。）

主人公がダチョウの獣人というのが新しくてとても面白い。

おバカなダチョウ達と賢いママのtsなのかそうじゃないのかといった物語でダチョウちゃんたちの可愛さとママの無双での爽快感がマジヤバ！な作品で今めっちゃハマってます

後半も筆力高すぎてめちゃくちゃ面白い、特記戦力という設定が厨二心を刺激する

時速60㎞で走れる「走力」と、その速度で1時間以上走り続けられる「スタミナ」。5㎞先をも見渡せる「視力」、骨が見えるほどの怪我を負っても完治する「回復力」、そして病気で死なないと言われるほどの「免疫力」。圧倒的なフィジカルスペックを持ちながら、その代償とでもいう様にとてつもなく「アホ」な実在性面白生物『ダチョウ』

先の視力の由来でもある眼球一つ分よりも軽い脳みそは、三歩も歩けば全てを忘れ、群れの面子どころか子供の顔すら覚えられない。二つの群れがすれ違ってメンバーがごちゃごちゃになっても、誰かが走り出して本能のままについていっても、挙句に人がその背に乗っても、三秒経たずとも頭の中が空っぽにな…続きを読む

可愛いダチョウ獣人が群れで人の世界に関わって行くお話。
ある日アホなの群れの中でダチョウ獣人に転生してしまった。楽しく生きていくけど今いる所は敵強い。仲間は優しいけど会話もまともにできない。ま、いっか。そんな所に遠くから来た冒険者達を助けちゃった。じゃあ皆んなで街行く？行く行くw